自動車税種別割のグリーン化税制
自動車の排出ガスや燃費性能などで、環境負荷の小さい自動車の税率を軽減し、新車新規登録(初度登録)から一定年数を経過した環境負荷の大きい自動車の税率を重くする「グリーン化税制」が実施されています。
自動車税種別割が通常の税率より軽減される自動車
◆適用年度
令和5年4月1日~令和8年3月31日に新車新規登録(初度登録)した場合、翌年度に限り軽減します。
令和5年度に新車新規登録された下表の自動車は、令和6年度に限り税率が軽減されます。(令和4年度に新車新規登録された自動車については、令和5年度は軽減されていましたが、令和6年度分の軽減はなく、通常の税率に戻ります。)
◆適用対象
<自家用乗用車、重量車等(バス・トラック)>
対象自動車の種類 | 適用される税率 | |
電気自動車(燃料電池車を含む) プラグインハイブリッド自動車 天然ガス自動車(平成30年排出ガス基準適合又は平成21年排出ガス基準(※)NOx10%低減) |
概ね75%軽減 |
<営業用乗用車>
対象自動車の種類 | 適用される税率 | |
電気自動車(燃料電池車を含む) プラグインハイブリッド自動車 天然ガス自動車(平成30年排出ガス基準適合又は平成21年排出ガス基準(※)NOx10%低減) |
概ね75%軽減 | |
クリーンディーゼル車(平成30年排出ガス基準適合 又は平成21年排出ガス基準適合) |
令和2年度燃費基準達成車かつ、 令和12年度燃費基準90%達成車 |
|
平成30年排出ガス基準50%低減達成車 又は 平成17年排出ガス基準75%低減達成車 |
クリーンディーゼル車(平成30年排出ガス基準適合 又は平成21年排出ガス基準適合) |
令和2年度燃費基準達成車かつ、 令和12年度燃費基準70%達成車 |
概ね50%軽減 |
平成30年排出ガス基準50%低減達成車 又は 平成17年排出ガス基準75%低減達成車 |
※車両総重量3.5t超12t以下の天然ガス自動車は平成22年排出ガス基準
自動車税種別割が通常の税率より重くなる自動車
◆重課割合
概ね15%
ただし、バス(一般乗合用を除く)・トラック(被けん引車を除く)については、概ね10%
◆適用年度及び適用対象
通常の税率より重くなった年度以降、毎年度重くなった税率が適用されます。
対象自動車の種類および 新車新規登録の時期 |
税率(増額割合) | |
ディーゼル車 (新車新規登録から11年を超えるもの) |
平成25年3月31日以前に登録 | 令和6年度以降 概ね15% (バス・トラックについては概ね10%) |
ガソリン車・LPG車 (新車新規登録から13年を超えるもの) |
平成23年3月31日以前に登録 | 令和6年度以降 概ね15% (バス・トラックについては概ね10%) |
一般乗合用バス、被けん引車、ガソリンハイブリッド自動車、電気・燃料電池・天然ガス・メタノール自動車は除きます。
新車新規登録の時期は、車検証の「初度登録年月」欄に記載されています。
参考
- 自動車税種別割グリーン化税制の概要 チラシ
- 税額表(グリーン化税制による軽課・重課分を含む)はこちらから