ただいま上程されました補正予算2件について、その概要を説明いたします。
(補正予算の概要)
議案第1号及び議案第2号の補正予算は、国の補正予算に対応し、防災・減災、県土の強靱化の推進や保育施設等における子どもの安心・安全の確保、妊娠から出産・子育てまでの一体的な支援に取り組むため、一般会計で221億9,353万2千円、企業会計で9,960万円をそれぞれ増額するものです。
一般会計では、歳入の主なものとして、国庫支出金については98億5,585万4千円、県債については113億4千万円をそれぞれ増額しています。
歳出の主なものとして、道路や河川、砂防、ため池整備など、防災・減災、県土の強靱化のための対策等を推進するため、国補公共事業で163億1,544万9千円、国直轄事業で40億6,797万1千円をそれぞれ増額しています。
子どもの安全確保に向けて、登園管理システムの導入などに取り組む認可外保育施設や幼稚園、小中学校等を支援する経費として、3億1,952万円を計上しています。
全ての妊婦・子育て家庭が安心して出産・子育てができるよう、妊娠から出産・子育てまで一貫した伴走型相談支援と経済的支援を一体的に実施する市町の出産・子育て応援交付金事業を支援するため、14億3,742万2千円を計上しています。
企業会計では、下水道施設の地震対策や老朽化対策を推進するため、流域下水道事業会計で9,960万円を増額しています。
以上をもちまして提案の説明を終わります。
なにとぞ、よろしくご審議いただきますようお願い申し上げます。