ただいま上程されました補正予算1件について、その概要を説明いたします。
議案第115号の補正予算は、エネルギー価格等の高騰の影響を受けている県民や事業者に対する支援や、保育施設・幼稚園等の送迎バスの安全確保に向けた支援、G7交通大臣会合の県内開催準備を行うための経費として、一般会計で30億4,787万8千円を増額するものです。
歳入の主なものとして、国庫支出金について、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金で29億2,515万6千円を増額するなど、合わせて29億8,483万6千円を増額しています。
繰入金について、財政調整基金で6,303万9千円を増額しています。
歳出の主なものとして、原油価格・物価高騰等への緊急対策では、県民に対して、省エネ家電への買い替え等を促進する経費として、5億3,500万円を、美容室などの生活衛生関係営業施設で県民が利用できるクーポンを配布する経費として、8億565万4千円を、中小企業・小規模企業等に対して、設備の省エネルギー化などの経営向上の取組を支援する経費として、7億4,620万8千円をそれぞれ増額しています。
保育施設や幼稚園等の送迎バスの安全確保に向けて、安全装置の取り付けに要する費用を支援するとともに、県立特別支援学校の送迎バスへの安全装置の取り付けを行う経費として、7,396万円を計上しています。
G7交通大臣会合の県内開催に向けて、開催支援や開催気運醸成等の取組を行うための経費として、2,534万3千円を、閣僚等の身辺の安全確保や、行事の円滑な開催のための準備を行う経費として、2,341万9千円をそれぞれ計上しています。
以上をもちまして提案の説明を終わります。
なにとぞ、よろしくご審議いただきますようお願い申し上げます。