ただいま上程されました補正予算2件について、その概要を説明いたします。
(補正予算の概要)
議案第1号及び第2号の補正予算は、国の令和3年度補正予算に対応し、防災・減災、県土の強靱化の推進など、県民生活の安全・安心の確保に向けた取組を進めるため、一般会計で250億6,177万5千円、企業会計で4億1千万円をそれぞれ増額するものです。
一般会計では、歳入の主なものとして、国庫支出金については101億3,641万7千円、県債については142億3,300万円をそれぞれ増額しています。
歳出については、道路や河川、砂防、ため池整備など、防災・減災、県土の強靱化のための対策等を推進するため、国補公共事業で196億9,900万9千円、国直轄事業で53億4,900万円をそれぞれ増額しています。
登下校中の子どもたちを交通事故から守るため、教育委員会や警察等が合同で実施した通学路の点検結果に基づき、早急な対策を要する危険箇所において、横断歩道の塗り替えや信号機の設置などの交通安全対策を行う経費として、1,376万6千円を増額しています。
企業会計では、下水道施設の耐震化や老朽化対策を推進するため、流域下水道事業会計で4億1千万円を増額しています。
以上をもちまして提案の説明を終わります。
なにとぞ、よろしくご審議いただきますようお願い申し上げます。