2004(平成16)年度 当初予算 基本事業目的評価表
2004(平成16)年度 当初予算
基本事業目的評価表
基本事業名
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62001県民しあわせプラン戦略計画の推進
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評価者
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総合企画局政策推進チーム 総括マネージャー 兼 マネージャー事務取扱 村林 守
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059-224-2844 murabm00@pref.mie.jp
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評価年月日
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2003/11/22 21:13:24
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政策体系上の位置づけ
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政策:県民へのよりよいサービスの提供
施策:620戦略計画の展開と政策開発
施策の数値目標:県行政への不満意識度
基本事業の目的
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【誰、何が(対象)】
県行政が、
【抱える課題やニーズは】
県政の主役である県民の皆さんの必要とするサービス(県民ニーズ)を、効果的、効率的に提供できているかが課題となっている
という状態を
【どのような状態になることを狙っているのか(意図)】
「県民しあわせプラン戦略計画」に基づき的確に推進されている
という状態にします。
【その結果、どのような成果を実現したいのか(結果=施策の目的)】
県行政が政策形成機能を高め、事業の戦略的な実施と評価を通じて、「県民しあわせプラン」を具体化している
基本事業の数値目標、コスト、マネジメント参考指標
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2001
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2002
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2003
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2004
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2006
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施策の数値目標達成割合(%) [目標指標]
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目標
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100
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77.6
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100
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100
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実績
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55.2
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77.6
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必要概算コスト(千円)
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361,598
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387,014
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495,534
|
138,388
|
0
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予算額等(千円)
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128,230
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93,875
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96,003
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55,231
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概算人件費(千円)
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233,368
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293,139
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399,531
|
83,157
|
0
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所要時間(時間)
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55,432
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68,172
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94,452
|
19,659
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||
人件費単価(千円/時間)
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4.21
|
4.30
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4.23
|
4.23
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||
必要概算コスト対前年度(千円)
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25,416
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108,520
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-357,146
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-138,388
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||
基本事業の数値目標達成割合(%) [マネジメント参考指標]
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目標
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100
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84
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100
|
100
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実績
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68.6
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84
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||||
行政運営施策レベルの数値目標達成度(%) [マネジメント参考指標]
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目標
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100
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58
|
100
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||
実績
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16.7
|
58
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||||
県民懇談会等における県民意見数(件) [マネジメント参考指標]
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目標
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300
|
500
|
300
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||
実績
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566
|
196
|
300
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[マネジメント参考指標]
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県民しあわせプランの説明会開催回数(回) [マネジメント参考指標]
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目標
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21
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実績
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0
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[マネジメント参考指標]
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数値目標に関する説明・留意事項
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(数値目標関係) ・県民しあわせプラン戦略計画の施策の数値目標について、各総括マネージャーが設定した当該年度目標の完全達成をめざす(当該年度の目標を達成した施策の数値目標数/すべての施策の数値目標数)ものとします。 ・2004年度の目標値は、63すべての施策の数値目標を達成することによって、戦略計画の推進に貢献することをめざします。なお、2003年度までのデータは、「三重のくにづくり宣言」の67施策についてのデータ(2003年度実績は2003年11月現在の見込み値)です。 ・基本事業の数値目標の達成状況については、マネジメント参考指標としました。
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2004年度マネジメント参考指標
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種類
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マネジメント参考指標
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数値目標の困難度
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1
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副次的
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基本事業の数値目標達成割合
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かなり挑戦的な目標
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2
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副次的
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行政運営施策レベルの数値目標達成度
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かなり挑戦的な目標
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3
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協働度
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県民懇談会等における県民意見数
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かなり挑戦的な目標
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4
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事業量
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県民しあわせプランの説明会開催回数
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十分達成可能な目標
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5
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6
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マネジメント参考指標に関する説明・留意事項
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○政策・事業体系の変更に伴い、「三重のくにづくり宣言」において施策の数値目標としていたものを、この基本事業の数値目標としましたので、「三重のくにづくり宣言」において基本事業としていた指標を、新たにマネジメント参考指標としました。基本事業の数値目標達成割合は、すべての基本事業の数値目標について、当該年度の目標値を達成できた割合を表すものです。2004年度は、すべての基本事業で目標を達成することをめざします。 ○「行政運営施策レベルの数値目標達成度」は、戦略計画の行政運営に関する施策(施策620の数値目標としている63施策以外のもの)の達成割合であり、2004年度は同様にすべての目標値が達成されることを目標とします。 ○「県民懇談会等における県民意見数」は、知事と県民との懇談会「本音でトーク」における県民の皆さんからの意見数や、年次県政報告書に対する意見数を合計したものです。「三重のくにづくり宣言」当時の実績もふまえ、2004年度は300件を目標とします。 ○「県民しあわせプランの説明会開催回数」は、市町村及び県職員への説明会の開催回数です。生活創造圏単位に2回ずつ開催し、本庁で3回開催することとしました。
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2003年度の取組内容
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成果達成見込み 概ね順調
【これまでの取組内容と成果(見込み)、成果を得られた要因と考えられること】
○新知事の就任に伴い、公約の具体化を念頭に、「三重のくにづくり宣言」に代わる新しい計画「県民しあわせプラン」の策定に取り組みました。
〇このことに伴い、政策推進システムの本格運用2年目ですが、県民懇談会は「本音でトーク」として実施し、2004年度県政運営戦略(案)は予定していた時期での策定を見送っています。これ以外の政策推進システムに基づくプロセス、「2002年度の実績評価」、「成果の確認と検証」、「三重のくにづくり白書」の発行は着実に実施しました。
○計画変更と県政運営の全体最適をめざした見直し作業(トータルマネジメントシステムの検討)の中で、「三重のくにづくり宣言」第二次実施計画を実現するための県政運営の仕組みである政策推進システムについても見直し作業を行っています。
○245の基本事業ごとに設定した2002年度の数値目標については、68%と7割未満の達成に止まりました。2003年度は基本事業について抽出で対面協議による「成果の確認と検証」を実施するなど、課題とその要因などの把握を支援しました。
○より実効性のある総合行政の推進を図るため、みえ政策評価システムにおいて、横断的連携と複眼的視点を入れた評価を行うとともに、横断的連携による効果が特に期待できる具体的な課題を設定し、総合行政重点取組として取り組んでいます。
○プロジェクト“C”計画においては、2004年を一つの区切りとしてプロジェクトグループを設置し、推進してきましたが、所期の予定どおり住民、企業、行政の協働によるプロジェクトの取組が概ね円滑に推進されています。
【翌年度以降に残る(見込みの)課題、その要因と考えられること】
〇政策推進システムについては、トータルマネジメントシステムの検討作業によって、①システムの全体像が分かりにくい ②評価の結果が予算編成などに十分に活用されていない ③地域機関の職員にとって縁遠いものとなっている といった問題点が明らかになりました。より効果的な仕組みとするため、①政策評価システムを中心とした仕組みとして再整理する ②予算編成時期における評価のあり方を抜本的に見直す ③地域機関を含む全庁的な戦略展開の仕組みは「率先実行取組」が担う といった方向で検討を進めています。
○県民しあわせプランの策定は年度内に終わりますが、製本化されるのは2004年度になる見込みです。テレビ媒体を活用したPRなど、新しい計画内容の広報は2004年度の取組となります。
○また、生活創造圏については、当面、現在の考え方で進めることとしており、これに代わる地域計画のあり方については、県民しあわせプランではふれていません。
2004年度 施策から見たこの基本事業の取組方向
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基本戦略での位置づけ
注力
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改革方向
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総括マネージャーの方針・指示
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↑
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改善する
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プランの初年度として、戦略計画に示した重点プログラムや施策、事業を的確に推進すること。
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2004年度の取組方向
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○2003年度内に策定予定の「県民しあわせプラン」について、県民の皆さんや関係者、職員への周知を図ります。
○政策評価システムを活用し、「成果と確認の検証」過程などを通じて、各部局の経営企画チームを支援することで、主担当チームが「県民しあわせプラン戦略計画」を着実に推進できるようにします。また、トータルマネジメントシステムの検討結果をふまえ、より効果的な県政運営を進めるため、年次県政報告書等を通じた、県民の皆さんとの情報共有を進めます。また、重点プログラムの着実な推進を支援するとともに、取組成果について検証するため、新たな評価手法の検討を行います。さらに、成果の確認と検証の実施や、重点プログラムの推進を通じて、部局横断的、複眼的な視点に基づく総合行政的な取組を支援していきます。
○プロジェクトの目的を達成するため、各主体・各部局においてプロジェクト“C”計画の理念のもと、主体的に施策・事業の充実を図っていくとともに、当局においてプロジェクトの進捗管理を図ることとします。
※リスクマネジメントについては、新しく基本事業として61002「危機管理の推進」を掲げています。
【総合行政の視点からの取組】
○ 重点プログラムを始めとする「しあわせプラン戦略計画」を着実に推進するため、県政戦略会議小委員会の場を活用するなど、関係部局が横断的に連携して施策展開を図れるよう、支援します。
○トータルマネジメントシステムの検討結果をふまえ、資源配分を所管する総務局や各部局の経営企画チームとの連携を強化するとともに、県民ニーズを的確に反映するため、広聴広報分野との連携を強化します。
構成する事務事業間の戦略(注力、改革方向)
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(要求額:千円、所要時間:時間)
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事務事業
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要求額
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対前年
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所要時間
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対前年
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注力
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改革方向
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貢献度合
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効果発現時期
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事業概要
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マネージャーの方針・指示
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A 総合計画進行管理事業
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49,395
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-5,626
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12,415
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-30,241
|
↑
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改善する
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直接的
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即効性
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「三重県民しあわせプラン」を着実に推進するため、政策評価システムの円滑な運用を図り、戦略計画の進行管理を行う。
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トータルマネジメントシステムの検討結果をふまえ、県民しあわせプラン戦略計画の着実な推進のために、部局を的確に支援すること。
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B 計画推進諸費
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5,380
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-452
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6,300
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1,635
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→
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現状維持
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間接的
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中期的
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社会経済情勢の変化に的確に対応して、県政の発展を図るため情報収集を行う。
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政策企画分野の基幹プロセスを効率的に支援すること。
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C プロジェクトC推進事業
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456
|
-7,102
|
944
|
-7,321
|
→
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改善する
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間接的
|
中期的
|
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21世紀のリーディング産業を核とした地域経済の活性化と、そのインパクトを契機に三重県の持つポテンシャル(自然環境、歴史・文化、産業集積、情報基盤等)を最大限に活用した取り組みを円滑・効果的に実施するため各種の調整や調査を行ない、三重県が持続的・内発的に新しい価値を創造する「地域」へと進化することを目指す。
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プロジェクト“C”計画書の内容を充実させるなどのマネジメントを引き続き進める。
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休廃止する事務事業
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事務事業名
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理由
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2003年度予算額 (千円)
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2003年度所要時間 (時間)
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