2004(平成16)年度 当初予算 基本事業目的評価表
2004(平成16)年度 当初予算
基本事業目的評価表
基本事業名
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55502 競争性・透明性の高い公共工事の発注プロセスの確立
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評価者
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県土整備部 建設業チーム マネージャー 井上伸夫
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059-224-2660 inouen01@pref.mie.jp
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評価年月日
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2003/11/26 15:08:59
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政策体系上の位置づけ
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政策:交流・連携を広げ社会を支える基盤の整備
施策:555基盤整備を進めるための公共事業の適正な運営と円滑な推進
施策の数値目標:公共事業の透明化率
基本事業の目的
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【誰、何が(対象)】
公共工事の発注プロセスが
【抱える課題やニーズは】
三重県が発注する公共工事は、公正な競争による適正な価格で質の高い公共施設を供給するとともに、コストの負担者であり、かつ、サービスの消費者である県民の理解と信頼を得て実施するものでなければならないが、公共工事に対する県民の信頼を確保する必要がある。
また、公共投資等の減少等、県内の建設業者の経営環境が大きく変化している。
という状態を
【どのような状態になることを狙っているのか(意図)】
高い競争性、透明性を確保している
という状態にします。
【その結果、どのような成果を実現したいのか(結果=施策の目的)】
県民が公共事業への信頼感を向上させている。
基本事業の数値目標、コスト、マネジメント参考指標
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2001
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2002
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2003
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2004
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2006
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競争性・透明性の高い入札方式の実施率(%) [目標指標]
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目標
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69
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75
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実績
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66
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必要概算コスト(千円)
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133,574
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137,238
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215,005
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211,572
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0
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予算額等(千円)
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61,903
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64,035
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112,978
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105,061
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概算人件費(千円)
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71,671
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73,203
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102,027
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106,511
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0
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所要時間(時間)
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17,024
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17,024
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24,120
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25,180
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人件費単価(千円/時間)
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4.21
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4.30
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4.23
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4.23
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必要概算コスト対前年度(千円)
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3,664
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77,767
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-3,433
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-211,572
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[マネジメント参考指標]
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[マネジメント参考指標]
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[マネジメント参考指標]
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[マネジメント参考指標]
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[マネジメント参考指標]
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[マネジメント参考指標]
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数値目標に関する説明・留意事項
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建設工事、測量設計業務等に係る発注において、一般競争入札、公募型指名競争入札、地域公募型指名競争入札等(総合評価方式、プロポーザル方式等を含む)等、競争性・透明性の高い入札方式で実施される業務の件数
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2004年度マネジメント参考指標
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種類
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マネジメント参考指標
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数値目標の困難度
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1
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事業量
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2
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協働度
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3
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4
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5
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6
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マネジメント参考指標に関する説明・留意事項
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2003年度の取組内容
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成果達成見込み 概ね順調
【これまでの取組内容と成果(見込み)、成果を得られた要因と考えられること】
「入札契約制度改善の指針」に基づき、以下の施策を講じてきました。
・発注におけるランク数の減少、総合点算定方法の改正(技術力の重視等)等の格付け制度の見直し
・法面、舗装等の特殊工事の分離発注における発注方法の見直し
・三重県公共工事等暴力団等排除措置要綱の運用開始
・建設業調査指導班の試行
これにより、2002年度の取組に引き続き、入札契約制度における競争性、透明性の向上と不良不適格業者の排除が図られました。
【翌年度以降に残る(見込みの)課題、その要因と考えられること】
入札契約制度の改善は2002年度、2003年度と実施してきたところですが、今後も「入札契約制度改善の指針」に基づき、一層の競争性、透明性の向上と優良業者が入札に参加できる環境の確保・不良不適格業者の排除を進める一方で、制度の定着と安定的運用を図る必要があります。併せて、競争性の過度の激化を抑制するため、ダンピング対策や地元業者の育成を図ることも重要です。
2004年度 施策から見たこの基本事業の取組方向
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基本戦略での位置づけ
注力
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改革方向
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総括マネージャーの方針・指示
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↑
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入札契約手続きの競争性・透明性の一層の向上を図る一方、不良不適格業者の排除等を進める。
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2004年度の取組方向
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県民の信頼の確保を目指し、引き続き入札契約制度の改善を推進するとともに、経営事項の審査、立入調査の充実などにより不良不適格業者の排除等を図ります。また、公共投資の減少等に対応して、建設業者の経営革新の促進を図ります。
【総合行政の視点からの取組】
公共投資の減少等に対応した建設業者の経営革新への支援については、中小企業対策を担当する農林水産商工部との密接な連携の下、対策の実効性の向上を図る。
構成する事務事業間の戦略(注力、改革方向)
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(要求額:千円、所要時間:時間)
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事務事業
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要求額
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対前年
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所要時間
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対前年
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注力
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改革方向
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貢献度合
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効果発現時期
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事業概要
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マネージャーの方針・指示
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A 建設業指導監督事務
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60,473
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-4,595
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19,620
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500
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↑
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改善する
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建設工事の適正な施工のための業者指導、紛争処理の充実強化により、発注者(消費者)を保護するとともに建設業の発展を図る。
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建設業法の適正な執行を図り、不良不適格業者の排除等、優良な業者が成長する環境整備に努める。
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B 建設統計調査事務
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1,167
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-19
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700
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0
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→
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現状維持
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公共・民間土木工事着工統計調査においては、対象業者が前月に請け負った公共工事及び民間土木工事を記載した所定の調査票を毎月回収し、審査・整理等を行う。
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統計情報調査について、適正に処理する。
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C 公共工事発注支援システム推進事業
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4,641
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189
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500
|
0
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↑
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改善する
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中期的
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各業者の施工実績、技術者の在籍状況、手持ち工事量等を把握することにより、建設工事の適正な施工を確保する。
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市町村におけるコリンズ導入の進展に対応して、技術力の評価等の適正なチェックを進める。
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D 建設業及び入札・契約制度のパラダイム転換事業
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38,780
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-3,492
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4,360
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560
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↑
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改善する
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建設業のBPR(ビジネスプロセスリエンジニアリング)を進め、経営革新を促進するとともに入札・契約制度の改革をより一層進めるため、競争性の確保、さらに公共工事の品質を高め、コストを縮減するため、県内市町村が公共工事入札契約適正化法の義務的事項の実施、建設業者の現場事務所に立入調査を行うことなどにより、県内建設業者の健全な育成と不良不適格業者の排除、また、総合評価方式等の導入など新たな入札・契約制度を積極的に取り組む。
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建設業の経営支援について、より実効性のある対策の実施を図る。
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休廃止する事務事業
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事務事業名
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理由
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2003年度予算額 (千円)
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2003年度所要時間 (時間)
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