2004(平成16)年度 当初予算 基本事業目的評価表
2004(平成16)年度 当初予算
基本事業目的評価表
基本事業名
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33102食環境の整備
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評価者
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健康福祉部健康づくりチーム マネージャー 加藤 充子
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059-224-2334 katoum08@pref.mie.jp
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評価年月日
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2003/11/22 10:28:13
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政策体系上の位置づけ
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政策:健やかなくらしを育むささえあい社会の構築
施策:331 健康づくりの推進
施策の数値目標:健康と感じている人の割合
基本事業の目的
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【誰、何が(対象)】
県民が
【抱える課題やニーズは】
多様な食材や氾濫する情報の中で、適正な食生活を送るために、適正な食の自己選択、自己管理を行う力を身につける必要がある。
という状態を
【どのような状態になることを狙っているのか(意図)】
栄養バランスのとれた食生活を営んでいる
という状態にします。
【その結果、どのような成果を実現したいのか(結果=施策の目的)】
県民が健康づくりに取り組んでいる
基本事業の数値目標、コスト、マネジメント参考指標
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2001
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2002
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2003
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2004
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2006
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「健康づくりの店」協力店舗数 [目標指標]
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目標
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190
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235
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実績
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151
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188
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必要概算コスト(千円)
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180,184
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136,018
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151,301
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132,021
|
0
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予算額等(千円)
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49,632
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38,297
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43,859
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23,945
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概算人件費(千円)
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130,552
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97,721
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107,442
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108,076
|
0
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所要時間(時間)
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31,010
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22,726
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25,400
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25,550
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人件費単価(千円/時間)
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4.21
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4.30
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4.23
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4.23
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必要概算コスト対前年度(千円)
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-44,166
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15,283
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-19,280
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-132,021
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食生活指針研修受講者数(人) [マネジメント参考指標]
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目標
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900
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800
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500
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実績
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0
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801
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700
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地域食育ネットワーク開催数(回) [マネジメント参考指標]
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目標
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27
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27
|
27
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実績
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0
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27
|
27
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集団給食施設指導割合(%) [マネジメント参考指標]
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目標
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40
|
41
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42
|
44
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実績
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23.3
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25.9
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30
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[マネジメント参考指標]
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[マネジメント参考指標]
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[マネジメント参考指標]
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数値目標に関する説明・留意事項
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栄養成分表示等を行う店=「健康づくりの店」の拡大は、県民に身近で影響力の大きい外食をになう飲食店との協働によるものであり、健康づくりに取り組もうとする県民への支援の拡大、すなわち食環境の整備の進展をあらわす指標として適切であると考えます。
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2004年度マネジメント参考指標
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種類
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マネジメント参考指標
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数値目標の困難度
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1
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協働度
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食生活指針研修受講者数
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挑戦的な目標
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2
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事業量
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地域食育ネットワーク開催数
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十分達成可能な目標
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3
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事業量
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集団給食施設指導割合
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挑戦的な目標
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4
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5
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6
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マネジメント参考指標に関する説明・留意事項
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食生活指針を広げるための研修会への参加者および若年者への食習慣確立のための取組み=食育を地域で組織的に展開するためのネットワーク会議は地域に根差した食生活改善の取組みをになうものとして重要です。集団給食施設への指導は、行政が直接行うべき食環境整備の事業であるため、専門職員を確保し、拡大を図る必要があります。
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2003年度の取組内容
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成果達成見込み 順調
【これまでの取組内容と成果(見込み)、成果を得られた要因と考えられること】
食改善推進員、食生活指針普及ボランティアの育成と組織支援の結果、これらのボランティアを中心とした地域に根差した食生活改善活動が進展しています。
健康食環境創造事業のうち、栄養成分表示等を行う健康づくりの店の取組を調理師会との協働で実施し、各地域で拡大が図られています。
栄養改善大会をさらに食にまつわる各分野のキーパーソンを対象とした集中的なものに改革し、食に関係する専門職種の連携を強化することができました。
【翌年度以降に残る(見込みの)課題、その要因と考えられること】
栄養改善法が健康増進法に発展的に吸収され、立入検査業務等が創設されたことに伴い、集団給食施設関係業務の重要性が大きくなっているにもかかわらず、集団給食施設指導に要する専門技術職員が不足しており、充分な指導ができていません。
また、地域の健康課題に沿った食生活指導が行えるよう、食と疾病等との関係を検証するような事業展開が必要と考えられます。
2004年度 施策から見たこの基本事業の取組方向
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基本戦略での位置づけ
注力
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改革方向
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総括マネージャーの方針・指示
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→
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抜本的に改革
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食育の推進及び食のボランティアの育成等を行うこと
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2004年度の取組方向
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適正な食生活習慣の獲得を目的とし、関係者が協働して、若年期からの食育を推進するとともに、三重の食生活指針の効果的な普及啓発を広く県民に行います。地産地消を軸にした取組みは、農林水産商工部との協働で重点的に取り組みます。
県民が適正な食事を保障されるために、集団給食施設に対する指導の充実を図るとともに、住民、NPO、企業、団体等との協働で栄養表示の店舗の拡大を図るなど、県民が自分にあった食の選択ができるように食環境の整備を行います。
市町村栄養士の育成、食に関するボランティアの新たな発掘とネットワーク化により、県内各地域のニーズの発掘を行い、地域に根差した食生活支援を行います。
食生活に関する調査を行い、地域の健康課題との関連性を検討して、より科学的な食生活指導に活かせるように検討します。
【総合行政の視点からの取組】
食に関する事業については、生産者に対する働きかけとあいまって効果が上がるものであることから、これまでから農林水産分野と一体的な事業展開を行ってきており、引き続き両分野において両方の視点をもって重点的に事業展開を図っていきます。また、将来の食の担い手でありまた消費者となる幼児や児童に対する働きかけである食育については、これらに加えてさらに教育分野とも一体的な事業展開を放っていくことが必要です。
構成する事務事業間の戦略(注力、改革方向)
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(要求額:千円、所要時間:時間)
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事務事業
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要求額
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対前年
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所要時間
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対前年
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注力
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改革方向
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貢献度合
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効果発現時期
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事業概要
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マネージャーの方針・指示
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A みえの食育推進事業
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4,976
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-
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1,500
|
-
|
↑
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直接的
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即効性
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モデル園を起点とした食育の拡大や、地域の関係者が連携して効果的に食育を推進するネットワークを構築し、子ども達が食べ物の育ちや命を育み、食への関心を高めることにより、地域産物への理解と活用を図り、早期からの健康的な食生活を確立と実践を促す。
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教育員会、農林水産商工部との協働により、重点的に取り組みを行う。
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B みえの食環境推進事業
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13,724
|
-
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20,000
|
-
|
↑
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間接的
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中期的
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健康的な食習慣を確立するため、ボランティアの養成・育成等の人づくりや、市町村や給食施設、専門職種等との協働による地産地消活動を基盤とした食生活改善活動の推進、情報発信を充実し、県民の食環境づくりを実施する。
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食環境の整備に向けて、事業者との協働、関係者の資質の向上などを積極的に推進する。
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C 栄養施行事務事業
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1,206
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21
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2,000
|
0
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→
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現状維持
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間接的
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中期的
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栄養関係行政事業及び栄養指導業務が円滑に推進されるための研修・会議等の開催及び参加、栄養士免許事務
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ニーズに即した研修を実施する。
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D 国民健康・栄養調査
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1,293
|
338
|
1,400
|
0
|
→
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現状維持
|
間接的
|
長期的
|
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栄養改善の行途を講ずる基礎資料として、国民の健康状態、栄養摂取量、栄養摂取と経済負担との関係などを明らかにするため国民栄養調査を実施する。
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正確に実施する。
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E 食生活ボランティアイキイキ活動支援事業
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2,746
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-977
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650
|
0
|
↑
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現状維持
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間接的
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中期的
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平成13年度に作成した「みえの食生活指針」の県民への定着とその実践や、ヘルシーピープルみえ・21の目標を達成するための取り組みへの参加を啓発するために、地域のボランティア活動への支援とその資質向上のための交流会を開催する。
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推進主体となるボランティア団体の組織化を行い、自主活動につなげる働き掛けを行う。
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休廃止する事務事業
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事務事業名
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理由
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2003年度予算額 (千円)
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2003年度所要時間 (時間)
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県民栄養指導体制整備事業
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事業内容の整理、再編成のため廃止とする。
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4,824
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10,000
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健康食環境創造事業
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事業内容の整理、再編成のため廃止とする。
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6,080
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9,500
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