2004(平成16)年度 当初予算 基本事業目的評価表
2004(平成16)年度 当初予算
基本事業目的評価表
基本事業名
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23103 研究開発機能の強化
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評価者
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農林水産商工部 産業集積推進チーム マネージャー 山川 進
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059‐224‐2355 sshuseki@pref.mie.jp
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評価年月日
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2003/11/25 22:11:46
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政策体系上の位置づけ
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政策:地域経済を支える戦略的な産業振興
施策:231 自律的産業集積の推進
施策の数値目標:製造品出荷額の全国順位
基本事業の目的
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【誰、何が(対象)】
製造業が
【抱える課題やニーズは】
国際競争力の激化の中、国内製造業は最適地生産の考え方から海外、特に中国等東南アジア等へ生産拠点を移す動きがあり、県内製造業においても同様の傾向が見られる。一方、立地企業においては、企画部門を持たず、研究開発部門も少ない生産拠点であることが多く、国内事業の整理統合のなか、存続できるかどうかの国内事業所間競争にさらされており、産業の空洞化や競争力の低下が懸念されている。高コスト体質等により国際競争力を低下させつつある国内製造業は、中国等海外へ生産拠点を移している。県内製造業においても同様の傾向が見られ、産業の空洞化が進んでいる。県内中小企業の多くは、大企業の下請け業務を行っており、元請け企業の海外進出に伴い、同様に海外に進出したり、あるいは廃業に追い込まれることもある。一方、大企業においても、県内に立地する企業は、企画部門を持たず、研究開発部門も少ない生産拠点であることから、国内事業の整理統合のなか、存続できるかどうか国内事業所間競争にさらされている。
という状態を
【どのような状態になることを狙っているのか(意図)】
研究開発機能の高度化を進めている
という状態にします。
【その結果、どのような成果を実現したいのか(結果=施策の目的)】
時代を先導する産業分野の企業や意欲ある経営を行う事業者等が地域の特色を生かした自律的な産業集積を構築し、活発に事業を展開している
基本事業の数値目標、コスト、マネジメント参考指標
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2001
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2002
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2003
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2004
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2006
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燃料電池にかかる産学官の連携数(累計件数件) [目標指標]
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目標
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4
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9
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30
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実績
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必要概算コスト(千円)
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0
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0
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0
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442,602
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0
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予算額等(千円)
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358,002
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概算人件費(千円)
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0
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0
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0
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84,600
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0
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所要時間(時間)
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20,000
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人件費単価(千円/時間)
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4.21
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4.30
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4.23
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4.23
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必要概算コスト対前年度(千円)
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0
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0
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442,602
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-442,602
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[マネジメント参考指標]
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目標
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4
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913
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23
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実績
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企業訪問件数シンポジウムの 開催(延べ件数・累計回) [マネジメント参考指標]
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目標
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100
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2200
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6300
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実績
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[マネジメント参考指標]
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[マネジメント参考指標]
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[マネジメント参考指標]
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[マネジメント参考指標]
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数値目標に関する説明・留意事項
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研究開発機能の強化のためには、裾野が広く、県内の産業構造を生かすことが可能な燃料電池関連技術等を持つメーカーと県内企業等が共同で行う研究開発を支援する等、地域の技術・ノウハウの蓄積や高度化につながる産学官の連携を進めていく必要があります。
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2004年度マネジメント参考指標
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種類
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マネジメント参考指標
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数値目標の困難度
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1
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事業量
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燃料電池の実証試験に対する補助件数燃料電池の実証試験に対する支援
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かなり挑戦的な目標
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2
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協働度
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シンポジウムの開催企業訪問件数
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十分達成可能な目標
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3
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4
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5 6
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マネジメント参考指標に関する説明・留意事項
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燃料電池にかかる産学官の連携を高めるためには、燃料電池技術等を持つメーカーと県内企業等が共同で行う実証試験に対する補助や、燃料電池関連メーカーへの情報発信、県内企業を対象にしたセミナー・勉強会の開催等燃料電池技術に関する情報の発信を行うとともに、企業訪問等により関心を有する企業の研究を、産学の連携等により具体的な事業化に向けた取組に結びつけていくことが必要です。
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2003年度の取組内容
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成果達成見込み 概ね順調
【これまでの取組内容と成果(見込み)、成果を得られた要因と考えられること】
三重県独自の取組みとして、燃料電池メーカー等に対し、家庭用燃料電池の実証試験誘致活動を実施し、技術集積活用型産業再生特区エリア内への導入を図っています。図る予定となっている。
【翌年度以降に残る(見込みの)課題、その要因と考えられること】
実証試験エリアの拡大や、地域の特色を生かした実証試験を行い、県内企業の燃料電池に関する技術・ノウハウの蓄積を進めていく必要があります。燃料電池について、家庭用に限らず、分散型発電の普及の可能性についても探る。
2004年度 施策から見たこの基本事業の取組方向
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基本戦略での位置づけ
注力
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改革方向
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総括マネージャーの方針・指示
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↑
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産学官の連携により研究開発機能の強化を図ること
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2004年度の取組方向
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裾野が広く、県内の産業構造の特質を活かすことが可能である燃料電池関連産業等において、四日市臨海部工業地帯のポテンシャルである化学・素材等の技術・ノウハウ、人材、インフラや水素に関する製造、精製、貯蔵、運搬技術と、県内における自動車産業、電気機械産業等によって培われてきた電気、機械、制御等の様々な技術を融合させることにより、燃料電池関連産業等を呼びこみ、集積に結びつけるため、。このため、家庭用燃料電池、業務用燃料電池、産業用燃料電池や燃料電池自動車のの実証試験を支援するとともに、県内企業の水素関連技術の開発を促進するための調査、先進事例調査、県内外へのPRなどを行います。
公用車への燃料電池自動車の導入や燃料電池が普及するために必要なエネルギーに関する調査、先進事例調査、県内外へのPRなどを行う。
【総合行政の視点からの取組】
エネルギーや技術振興政策を進める総合企画局・化学技術振興センター、環境政策を進める環境部等と連携していきます。燃料電池の普及は二酸化炭素などの抑制に寄与するとともに、非常用発電施設等としても有用である。
構成する事務事業間の戦略(注力、改革方向)
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(要求額:千円、所要時間:時間)
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事務事業
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要求額
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対前年
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所要時間
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対前年
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注力
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改革方向
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貢献度合
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効果発現時期
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事業概要
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マネージャーの方針・指示
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A 燃料電池実証試験等を活用したモデル地域づくり事業
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358,002
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-
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20,000
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-
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裾野が広く、県内の産業構造の特質を生かす活かすことが可能である燃料電池関連産業等において、四日市臨海部工業地帯のポテンシャルである化学・素材等の技術・ノウハウ、人材、インフラや水素に関する製造、精製、貯蔵、運搬技術と、県内における自動車産業、電気機械産業等によって培われてきた電気、機械、制御等の様々な技術を融合させることにより、燃料電池関連産業等を呼び込み、集積に結びつける。 このため、燃料電池技術を核としたモデル地域の構築に向けて、実証試験、情報収集、情報発信や普及啓発を行う。
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B 知的ネットワーク形成事業(再掲)
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47,902
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-
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20,000
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-
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↑
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抜本的に改革
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間接的
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中期的
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電気、機械、化学など様々な技術をはじめナノテクノロジー等の最新技術を必要とする燃料電池関連等の研究開発機能の強化を図るため、産学官が連携する知的ネットワークを構築する。 また、今後、燃料電池普及のかぎを握る水素関連技術の開発を促進するため、水素製造技術等の開発可能性の調査、実行可能性の検討を行うとともに、技術アドバイザーの派遣等により県内企業の燃料電池をはじめとする高付加価値分野や新たな分野への展開を促進する。
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休廃止する事務事業
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事務事業名
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理由
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2003年度予算額 (千円)
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2003年度所要時間 (時間)
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