2004(平成16)年度 当初予算 基本事業目的評価表
2004(平成16)年度 当初予算
基本事業目的評価表
基本事業名
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23101 ベンチャー的活動の支援
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評価者
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農林水産商工部 産業支援チーム チームマネージャー 龍崎 孝嗣
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059-224-2227 (PHS 6103) ryuzat00@pref.mie.jp
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評価年月日
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03/12/16 午後 6:19:54
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政策体系上の位置づけ
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政策:地域経済を支える戦略的な産業振興
施策:231 自律的産業集積の推進
施策の数値目標:製造品出荷額の全国順位
基本事業の目的
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【誰、何が(対象)】
新たにベンチャー企業を起こそうとしている方々、ベンチャー企業、新規事業に取り組む既存企業が
【抱える課題やニーズは】
ベンチャー企業等は、「人材」、「資金」、「情報」、「技術」、「経営術」などの経営資源が脆弱であるため、これらを補完する総合的な支援体制が必要
という状態を
【どのような状態になることを狙っているのか(意図)】
ベンチャー的活動を活発に行っている
という状態にします。
【その結果、どのような成果を実現したいのか(結果=施策の目的)】
時代を先導する産業分野の企業や意欲ある経営を行う事業者等が地域の特色を生かした自律的な産業集積を構築し、活発に事業を展開している
基本事業の数値目標、コスト、マネジメント参考指標
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2001
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2002
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2003
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2004
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2006
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ベンチャー的活動活性化率(基本事業分) [目標指標]
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目標
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110
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125
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250
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実績
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100
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必要概算コスト(千円)
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504,544
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571,516
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607,781
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349,458
|
0
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予算額等(千円)
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424,748
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490,805
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546,362
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293,538
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概算人件費(千円)
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79,796
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80,711
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61,419
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55,920
|
0
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所要時間(時間)
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18,954
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18,770
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14,520
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13,220
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人件費単価(千円/時間)
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4.21
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4.30
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4.23
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4.23
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必要概算コスト対前年度(千円)
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66,972
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36,265
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-258,323
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-349,458
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ベンチャー総合補助金を得て成長した企業数(社) [マネジメント参考指標]
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目標
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3
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4
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5
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実績
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2
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2
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ビジネスプランコンペを経て事業化した企業数累計(社) [マネジメント参考指標]
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目標
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10
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11
|
12
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||
実績
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9
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|||||
ベンチャースクールを経て起業した企業数累計(社) [マネジメント参考指標]
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目標
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14
|
16
|
18
|
||
実績
|
8
|
12
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||||
マーケティングサポート事業応募企業数(社) [マネジメント参考指標]
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目標
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17
|
25
|
27
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||
実績
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23
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|||||
サポート研究会数(件) [マネジメント参考指標]
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目標
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18
|
22
|
26
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||
実績
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14
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|||||
インキュベーションマネージャーの支援により成長した企業数(社) [マネジメント参考指標]
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目標
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6
|
6
|
8
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||
実績
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4
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数値目標に関する説明・留意事項
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2004年度マネジメント参考指標
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種類
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マネジメント参考指標
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数値目標の困難度
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1
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事業量
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ベンチャー総合補助金を得て成長した企業数
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かなり挑戦的な目標
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2
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事業量
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ビジネスプランコンペを経て事業化した企業数累計
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挑戦的な目標
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3
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事業量
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ベンチャースクールを経て起業した企業数累計
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挑戦的な目標
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4
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事業量
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マーケティングサポート事業応募企業数
|
挑戦的な目標
|
|
5
|
事業量
|
サポート研究会数
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かなり挑戦的な目標
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|
6
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事業量
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インキュベーションマネージャーの支援により成長した企業数
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挑戦的な目標
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マネジメント参考指標に関する説明・留意事項
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2003年度の取組内容
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成果達成見込み 概ね順調
【これまでの取組内容と成果(見込み)、成果を得られた要因と考えられること】
新事業・ベンチャー企業の育成を本格的に進めるため、2000年4月に(財)三重県産業支援センターを設立し、「チャレンジャー」段階から「経営」段階に至る企業の成長段階に応じて、総合的な支援をワンストップで提供しています(みえプラットフォーム)。こうした取り組みに加え、ベンチャー企業は実績に乏しく、信用力を欠く場合が多く、融資による資金調達が困難な状況にあることから、ベンチャー企業の育成に重点を置いた投資ファンドの設置に向けて取り組んでいます。
ベンチャー先進国においても、継続的な支援が成功のカギと言われており、短期的には成果が得にくい取り組みですが、これまでの取り組みの結果として、研究開発が終了し、事業化着手に至った企業や、その後売上が順調に伸びている企業が徐々に出ているほか、ベンチャースクール受講生からの12名の創業や、独創性に優れたビジネスプランを表彰する取り組みからの8件の事業化など、事業の成果が徐々に出ています。
【翌年度以降に残る(見込みの)課題、その要因と考えられること】
今後、新事業が継続的に生まれ育つような活力のある本県の産業構造を目指すためには、ベンチャー先進国のアイルランド、アメリカのように、支援措置を継続・充実していくことが極めて重要です。
また、企業への訪問調査により、ベンチャー企業等は、実績がないことにより、販路の開拓が困難なことが明らかになり、このボトルネックを解消するためのサービスの充実が望まれます。
2004年度 施策から見たこの基本事業の取組方向
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基本戦略での位置づけ
注力
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改革方向
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総括マネージャーの方針・指示
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↑
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現状維持
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ベンチャー企業の創出を図り、年度内に成功事例を生み出すこと。
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2004年度の取組方向
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全国の起業家に向けて本県のベンチャー施策等をアピールし、起業家が敢えて本県において起業・新分野進出を行うような事業環境整備を進めるとともに、企業がその成長段階に応じてワンストップで支援を受けられる体制をさらに充実させます。
また、ベンチャー企業等のニーズの多くを占める「実績のないことによる販路が開拓できない」というベンチャー特有のハンディ(ボトルネック)を克服するため、公共による調達を促進するしくみを検討していきます。
【総合行政の視点からの取組】
構成する事務事業間の戦略(注力、改革方向)
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(要求額:千円、所要時間:時間)
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事務事業
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要求額
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対前年
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所要時間
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対前年
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注力
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改革方向
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貢献度合
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効果発現時期
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事業概要
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マネージャーの方針・指示
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A 創造的中小企業振興事業
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502
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1
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600
|
0
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中小企業の創造的事業活動の促進に関する臨時措置法に基づき、創造的事業活動を行う中小企業者等が取り組む研究開発等事業計画についての指導・助言及び認定事務等を行い、新規産業の創出及び育成を図る。
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B みえ新産業創出地域プラットフォーム整備事業
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53,353
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-195,705
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1,800
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-7,200
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本県における新産業の創出を促進するため、「みえベンチャーカレッジ」、「ワンストップサービス推進事業」、「再チャレンジ支援事業」など、ベンチャー的活動が活発になるような気運の醸成を図る。
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C ベンチャー企業創出促進事業
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239,683
|
-
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10,820
|
-
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本県が目指す自律的な産業集積を形成するために、ベンチャー的活動を促進するための基盤を充実する。具体的には、ベンチャー企業等を直接支援する中核的なサービスを提供するとともに、ベンチャー企業特有の、実績がないことにより販路が開拓できない、というハンディ(ボトルネック)を克服するためのサービスを検討していく。
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休廃止する事務事業
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事務事業名
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理由
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2003年度予算額 (千円)
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2003年度所要時間 (時間)
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まるごしでチャレンジ、三重推進事業
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統合による廃止
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45,416
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3,620
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新産業創造ファンド設立支援事業
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今年度限りの予算計上であるため
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251,888
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1,900
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