2004(平成16)年度 当初予算 基本事業目的評価表
2004(平成16)年度 当初予算
基本事業目的評価表
基本事業名
|
13103 埋蔵文化財の保護と活用
|
評価者
|
教育委員会文化財保護チーム マネージャー 駒田利治
|
|
059-224-2999 komadt01@pref.mie.jp
|
評価年月日
|
2003/11/25 17:11:54
|
政策体系上の位置づけ
|
|
政策:文化・スポーツを通じた自己実現
施策:131 文化が身近に感じられる環境づくり
施策の数値目標:文化活動を活発に行っている人の割合
基本事業の目的
|
|
【誰、何が(対象)】
代表的な史跡や埋蔵文化財が
【抱える課題やニーズは】
地域の貴重な歴史的・文化的遺産として県民生活に充分に活かされていない
という状態を
【どのような状態になることを狙っているのか(意図)】
保護され、地域学習や生涯学習などに活用されている
という状態にします。
【その結果、どのような成果を実現したいのか(結果=施策の目的)】
県民一人ひとりが文化を通じた多様な活動や交流に自ら参加している
基本事業の数値目標、コスト、マネジメント参考指標
|
|
2001
|
2002
|
2003
|
2004
|
2006
|
||
調査研究成果の活用者数(人) [目標指標]
|
目標
|
148000
|
151000
|
157000
|
||
実績
|
145129
|
148000
|
||||
必要概算コスト(千円)
|
498,693
|
437,465
|
338,871
|
679,760
|
0
|
|
予算額等(千円)
|
356,749
|
193,225
|
177,708
|
429,091
|
||
概算人件費(千円)
|
141,944
|
244,240
|
161,163
|
250,669
|
0
|
|
所要時間(時間)
|
33,716
|
56,800
|
38,100
|
59,260
|
||
人件費単価(千円/時間)
|
4.21
|
4.30
|
4.23
|
4.23
|
||
必要概算コスト対前年度(千円)
|
-61,228
|
-98,594
|
340,889
|
-679,760
|
||
遺跡詳細分布調査を実施している市町村数(件) [マネジメント参考指標]
|
目標
|
21
|
22
|
24
|
25
|
|
実績
|
19
|
21
|
23
|
|||
体験学習等の指導者養成講座等を受講した累計人数(人) [マネジメント参考指標]
|
目標
|
650
|
950
|
1550
|
||
実績
|
343
|
650
|
||||
市町村と連携して整備を図る史跡数(件) [マネジメント参考指標]
|
目標
|
21
|
23
|
27
|
||
実績
|
19
|
21
|
||||
[マネジメント参考指標]
|
||||||
[マネジメント参考指標]
|
||||||
[マネジメント参考指標]
|
数値目標に関する説明・留意事項
|
|
斎宮歴史博物館、三重県埋蔵文化財センターが行う展覧会・現地説明会・公開講座・体験講座等の公開事業への参加者数とホームページアクセス数の合計数で、斎宮歴史博物館及び埋蔵文化財センターの公開活動状況と利用者の活用状況を示しています。
|
2004年度マネジメント参考指標
|
|
|||
|
種類
|
マネジメント参考指標
|
数値目標の困難度
|
|
1
|
事業量
|
遺跡詳細分布調査を実施している市町村数
|
十分達成可能な目標
|
|
2
|
協働度
|
体験学習等の指導者養成講座等を受講した累計人数
|
十分達成可能な目標
|
|
3
|
副次的
|
市町村と連携して整備を図る史跡数
|
十分達成可能な目標
|
|
4
|
|
|
|
|
5
|
|
|
|
|
6
|
|
|
|
マネジメント参考指標に関する説明・留意事項
|
|
・遺跡の周知・保存のため、詳細分布調査を実施している市町村の数を事業量の数値目標としました。詳細分布調査によって遺跡の存在がより明確となり、県民の皆さんにより詳細な情報を知っていただくことにより、埋蔵文化財の保護を進めることができます。 ・斎宮歴史博物館、三重県埋蔵文化財センター等が実施する体験学習等の指導者養成講座や教職員対象の研修を受講した累計者数であり、文化財の普及活動を自主的・主体的に進める協業度の指標とします。 ・地域の歴史的環境を構成し、県民の活用の場となり、まちづくりの一端をになう史跡の整備状況を指標とします。
|
2003年度の取組内容
|
|
成果達成見込み 概ね順調
【これまでの取組内容と成果(見込み)、成果を得られた要因と考えられること】
・斎宮歴史博物館では、「親と子のおもしろ博物館」の開設や「教師のための博物館講座」を実施し、学校教育との連帯を深めるよう事業計画を再編し、生涯学習の場としても活用されるよう努めています。
・三重県埋蔵文化財センターでは、県内で確認されている約13,000件の埋蔵文化財の基礎資料の充実をはかるため、市町村の遺跡詳細分布調査の成果をもとにGISを用いたコンピュータ入力を進め、一括管理をはかれるよう資料の整理を進めています。
【翌年度以降に残る(見込みの)課題、その要因と考えられること】
・埋蔵文化財発掘調査の円滑な推進が求められるなかで、市町村を中心に出土品の収蔵や調査報告書公開の遅れが指摘されています。
2004年度 施策から見たこの基本事業の取組方向
|
|
|
基本戦略での位置づけ
注力
|
改革方向
|
総括マネージャーの方針・指示
|
→
|
現状維持
|
埋蔵文化財保護と調査結果の公開と活用を一層
|
2004年度の取組方向
|
|
・代表的な史跡等について、市町村と協働して発掘調査や文献等の調査研究を行い、その成果が学校教育や生涯学習に活用されるよう整備し、情報の公開・発信を推進します。
・国史跡斎宮跡が、サイトミュージアム(史跡博物館)として地域教育に活用されるよう,史跡整備や斎宮歴史博物館の展示普及・体験事業を推進します。
・市町村と協働して、県・国・公団や民間等が行う各種の開発事業との調和を図りながら、発掘調査を実施し記録保存を行うなど埋蔵文化財を保護します。
・三重県埋蔵文化財センターにおいて、市町村職員や学校教員を対象とした技術研修や文化財保護講座を開催するとともに、市町村を支援して県内の文化財保護体制の充実を図ります。
【総合行政の視点からの取組】
・県土整備部・農林商工部等の開発事業担当部局との連絡を密にし適正な開発事業との調整をはかります。
構成する事務事業間の戦略(注力、改革方向)
|
(要求額:千円、所要時間:時間)
|
||||||||
事務事業
|
要求額
|
対前年
|
所要時間
|
対前年
|
注力
|
改革方向
|
貢献度合
|
効果発現時期
|
|
事業概要
|
マネージャーの方針・指示
|
||||||||
A 埋蔵文化財センター管理運営
|
102,084
|
85,485
|
9,500
|
2,340
|
↑
|
改善する
|
直接的
|
即効性
|
|
発掘資料保管収蔵庫の管理運営および有効活用の多面的な推進、職員の各種専門研修、並びに出土した金属・木製品の計画的な科学保存処理委託(国庫補助)等の事業を行う。
|
埋蔵文化財を適正に管理し、出土品の公開普及事業を改善し、情報発信します。
|
||||||||
B 県営ほ場整備地域埋蔵文化財緊急発掘調査
|
9,267
|
-1,470
|
5,700
|
-540
|
↓
|
現状維持
|
直接的
|
即効性
|
|
県営ほ場整備事業計画地内に所在する埋蔵文化財のうち現状保存の困難なものについて、事前に発掘調査を実施し、記録の保存を行う。
|
県営ほ場整備に伴う埋蔵文化財の現状保存に努めるとともに、記録保存をはかります。
|
||||||||
C 受託発掘調査事業
|
136,567
|
-13,805
|
22,800
|
-1,900
|
→
|
現状維持
|
直接的
|
即効性
|
|
国土交通省・農林水産省・日本道路公団等が計画している開発事業に先立ち、事業地域内の埋蔵文化財を発掘調査し、記録を作成して、埋蔵文化財の適切な保護に努める。
|
国・公団等の事業の推進をはかり、その成果を公開し、調査報告書を作成し、記録保存に努めます。
|
||||||||
D 斎宮歴史博物館管理運営
|
125,365
|
-5,696
|
4,160
|
0
|
→
|
現状維持
|
直接的
|
長期的
|
|
入館者への充分なサービスを提供するため円滑な管理運営を実施し、サイトミュージアムとしての整備を進め、全国に誇りうる斎宮跡の実現をはかる。
|
斎宮歴史博物館の来館者へのサービス充実のため必要であり、広く全国に情報発信する基本的な事業として取り組みます。
|
||||||||
E 斎宮歴史博物館展示・普及事業
|
32,372
|
-3,716
|
9,500
|
0
|
↑
|
現状維持
|
直接的
|
即効性
|
|
斎宮の調査・研究の成果を基に企画展示を実施し、斎宮への理解・興味を高めるとともに、生涯学習拠点としても情報発信を行う。
|
映像展示もリニューアルでき、展示・普及に工夫を凝らし魅力ある博物館として充実します。
|
||||||||
F 斎宮跡調査研究・整備事業
|
23,436
|
-2,095
|
7,600
|
0
|
→
|
現状維持
|
直接的
|
長期的
|
|
史跡斎宮跡の実態解明のため、発掘調査を実施し、その成果を史跡の整備に活用して、史跡の保護と地域文化の向上をめざす。
|
斎宮跡の全容解明を進め、その成果に基づき整備等の活用を図り、地域振興に寄与する。
|
休廃止する事務事業
|
|
|||
事務事業名
|
理由
|
2003年度予算額 (千円)
|
2003年度所要時間 (時間)
|
|
斎宮跡サイトミュージアム整備事業費
|
斎宮跡調査研究・整備事業に統合し事務の合理化を図った。
|
0
|
0
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|