2004(平成16)年度 当初予算 基本事業目的評価表
2004(平成16)年度 当初予算
基本事業目的評価表
基本事業名
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12303青少年非行防止対策の推進
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評価者
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生活部青少年育成チーム マネージャー 廣田 恵子
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059-222-5986 hirotk01@pref.mie.jp
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評価年月日
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2003/11/25 15:46:15
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政策体系上の位置づけ
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政策:豊かな個性を育む人づくりの推進
施策:123 青少年の健全育成
施策の数値目標:青少年の社会活動・地域活動体験率
基本事業の目的
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【誰、何が(対象)】
青少年の非行防止に関わる地域の関係機関や活動団体などが
【抱える課題やニーズは】
青少年による凶悪事件の多発や低年齢化、少年が被害者となる凶悪事件の増加、社会を震撼させる特異・重大事件の発生など、青少年の非行情勢は依然深刻な状況にあり、家庭や地域を含め社会全体で取り組むことが求められている
という状態を
【どのような状態になることを狙っているのか(意図)】
相互に連携しながら青少年の非行を未然に防止している
という状態にします。
【その結果、どのような成果を実現したいのか(結果=施策の目的)】
青少年が自立性や社会性を身につけている
基本事業の数値目標、コスト、マネジメント参考指標
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2001
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2002
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2003
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2004
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2006
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非行防止に取り組む地域活動者や企業等の数(人・団体) [目標指標]
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目標
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700
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1600
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1800
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実績
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690
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710
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必要概算コスト(千円)
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39,771
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34,092
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31,502
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50,579
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0
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予算額等(千円)
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11,767
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8,722
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7,307
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13,965
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概算人件費(千円)
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28,004
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25,370
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24,195
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36,614
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0
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所要時間(時間)
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6,652
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5,900
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5,720
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8,656
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人件費単価(千円/時間)
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4.21
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4.30
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4.23
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4.23
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必要概算コスト対前年度(千円)
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-5,679
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-2,590
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19,077
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-50,579
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協力市町村数(市町村) [マネジメント参考指標]
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目標
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13
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実績
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訪問市町村数(市町村) [マネジメント参考指標]
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目標
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66
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実績
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[マネジメント参考指標]
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[マネジメント参考指標]
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[マネジメント参考指標]
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[マネジメント参考指標]
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数値目標に関する説明・留意事項
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県の支援により青少年の非行防止に取り組む地域の関係者及び企業等の数です。2004年度から3年間重点的に取り組む計画をたてて目標数値を設定したものです。
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2004年度マネジメント参考指標
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種類
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マネジメント参考指標
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数値目標の困難度
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1
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事業量
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訪問市町村数
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十分達成可能な目標
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2
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協働度
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協力市町村数
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十分達成可能な目標
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3
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4
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5
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6
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マネジメント参考指標に関する説明・留意事項
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非行防止のための地域ネットワークづくりと日常的活動の推進に重点的に取り組むため、市町村を訪問して事業の趣旨を理解し取り組みがなされるよう対話をすすめます。
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2003年度の取組内容
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成果達成見込み 概ね順調
【これまでの取組内容と成果(見込み)、成果を得られた要因と考えられること】
「三重県青少年健全育成条例」に基づき、有害な図書などの指定をし立入調査員による調査活動を実施することにより、青少年に有害な環境を浄化しています。
7月の「青少年の非行問題に取り組む全国強調月間」には、補導センター、警察等と行動連携し、非行防止、環境浄化活動を効果的に推進しました。11月の「全国青少年健全育成強調月間」並びに年3回の「青少年三悪(万引き、薬物乱用、性的不良行為)非行防止実践活動」を実施する中で、広報などを活用して県民に周知・協力を呼びかけるとともに、青少年育成関係者や非行防止関係者及び関係機関が連携して、県内各地で補導活動や街頭啓発などを行う予定です。
補導(委)員、立入調査員、警察協助員などの非行防止関係者の研修会を実施し、その資質向上を図っています。
人口7万人以上の市に設置された青少年補導センター(7市)への国費による運営補助を行い、地域の非行防止活動の支援を行っています。
【翌年度以降に残る(見込みの)課題、その要因と考えられること】
最近、少年犯罪が凶悪化、低年齢化する傾向があり、逆に性犯罪の被害者になるケースも増えています。これらは、単なる犯罪や犯罪被害というものではなく、社会全体で取り組まないと解決できない問題であり、家庭、学校、地域が一丸となって青少年の非行防止、健全育成に取り組むことが必要です。少年が犯罪を犯す、いわゆる非行行為をするという要因のひとつは、規範意識や社会性を育んでいくための源泉でありえた家庭や地域の教育力の低下にあると考えられます。このため、子どもたちが倫理観や道徳観、社会規範やルールを身に付けて成長し、子どもが非行行為を起こさないよう、また犯罪に巻き込まれないようにすることが必要であり、「子どもは地域から育む」という観点に立ち、家庭、学校、地域が一体となって取り組む体制づくりと日常的な活動が県内全域で行われることが課題です。
2004年度 施策から見たこの基本事業の取組方向
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基本戦略での位置づけ
注力
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改革方向
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総括マネージャーの方針・指示
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↑
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現状維持
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非行防止ネットワークの形成促進
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2004年度の取組方向
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青少年が犯罪・非行に及ばない、また犯罪に巻き込まれない地域づくりをするため、警察、学校、地域の活動団体などの一層のネットワーク化を推進し、青少年の身近なところで地域が一体となった非行防止対策を重点的に推進します。
また、青少年健全育成条例の的確な運用と、非行防止関係者や青少年健全育成協力店など地域との連携のもと、地域での青少年に有害な環境浄化や非行防止運動に取り組みます。
【総合行政の視点からの取組】
「青少年の非行問題に取り組む全国強調月間」や「全国青少年健全育成強調月間」等において、警察本部、教育委員会、健康福祉部、市町村等関係機関、関係団体等と協力しながら、街頭啓発など様々な非行防止・健全育成実践活動をすすめます。青少年が犯罪・非行に及ばない、また犯罪に巻き込まれない地域づくりをするためには、地域のネットワークづくりが必要であり、市町村、警察、学校などと連携をとり、日常的な活動が推進されるよう支援していきます。
構成する事務事業間の戦略(注力、改革方向)
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(要求額:千円、所要時間:時間)
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事務事業
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要求額
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対前年
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所要時間
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対前年
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注力
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改革方向
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貢献度合
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効果発現時期
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事業概要
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マネージャーの方針・指示
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A 青少年健全育成条例施行事業
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3,664
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-341
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5,000
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-20
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→
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改善する
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間接的
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中期的
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青少年に有害な興行、図書類、がん具類等の指定及び立入調査員制度の効果的な運用により、有害環境の浄化に努める。
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有害図書等の包括指定について、その趣旨を広く普及し実効性があるものにするため、研修会の内容や対象を充実させる。
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B 青少年非行防止促進事業
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264
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36
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700
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400
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→
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現状維持
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間接的
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中期的
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「青少年の非行問題に取り組む全国強調月間」、「全国青少年健全育成強調月間」での青少年の非行防止活動や広報啓発活動を実施するとともに、万引き、薬物乱用、性的不良行為の青少年三悪非行防止活動を年3回実施するなど、非行防止対策を推進する。
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地域社会が一体となるよう、市町村、関係部局、関係機関と連携をとってすすめる。
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C 青少年補導センター活性化事業
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3,037
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-37
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850
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450
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↓
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現状維持
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間接的
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即効性
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補導活動、相談活動、環境浄化活動の中核である市町村の青少年補導センターに対して、情報提供等を通して活動支援を行う。
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平成16年度中に補助金(交付金)が一般財源化する可能性があるので動向について留意する。
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D 非行防止地域ネットワーク推進事業
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7,000
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-
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2,106
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-
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↑
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間接的
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即効性
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青少年が犯罪・非行に及ばない、また犯罪に巻き込まれない地域づくりをするため、地域住民や関係者が、地域密着型の多様な犯罪・非行防止活動を日常的に推進していけるよう支援を行う。
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事業の趣旨を理解して取り組んでもらうよう市町村との対話をすすめる。事業の開始後も地域(市町村等)との対話を続ける。
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休廃止する事務事業
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事務事業名
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理由
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2003年度予算額 (千円)
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2003年度所要時間 (時間)
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