2004(平成16)年度 当初予算 基本事業目的評価表
2004(平成16)年度 当初予算
基本事業目的評価表
基本事業名
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12101 生涯学習環境の整備
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評価者
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教育委員会社会教育推進チーム マネージャー 藤川 誠一
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059-224-2982 shogaku@pref.mie.jp
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評価年月日
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2003/11/19 16:17:24
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政策体系上の位置づけ
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政策:豊かな個性を育む人づくりの推進
施策:121 生涯学習の推進
施策の数値目標:週に1時間以上生涯学習に費やす県民の割合
基本事業の目的
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【誰、何が(対象)】
生涯学習に取り組もうとする県民が
【抱える課題やニーズは】
県民の生涯学習に対するニーズは多様化・高度化している。また、だれでも、いつでも、どこでも、興味や関心、必要性に応じて学ぶことができる環境づくりが求められており、そのため、行政は県民への情報提供、学習環境の整備を図る必要があります。また、民間教育団体、高等教育機関等とも連携し、学習の場を県民に提供できるようにしていく必要があります。
という状態を
【どのような状態になることを狙っているのか(意図)】
多様で充実した学習機会や行政・民間団体・高等教育機関等の学習情報の提供を必要に応じて受けることができる。
という状態にします。
【その結果、どのような成果を実現したいのか(結果=施策の目的)】
県民いつでも、どこでも、興味や必要に応じて学んでいる
基本事業の数値目標、コスト、マネジメント参考指標
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2001
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2002
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2003
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2004
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2006
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生涯学習情報提供システムへの年間アクセス数(人) [目標指標]
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目標
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60000
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85000
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110000
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140000
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実績
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67038
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必要概算コスト(千円)
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1,401,366
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1,424,529
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2,723,394
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1,513,287
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0
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予算額等(千円)
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944,203
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964,206
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2,262,409
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1,005,506
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概算人件費(千円)
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457,163
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460,323
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460,985
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507,781
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0
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所要時間(時間)
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108,590
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107,052
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108,980
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120,043
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人件費単価(千円/時間)
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4.21
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4.30
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4.23
|
4.23
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必要概算コスト対前年度(千円)
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23,163
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1,298,865
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-1,210,107
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-1,513,287
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[マネジメント参考指標]
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[マネジメント参考指標]
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[マネジメント参考指標]
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[マネジメント参考指標]
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[マネジメント参考指標]
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[マネジメント参考指標]
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数値目標に関する説明・留意事項
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・三重県生涯学習センターが管理運営する、インターネットを使った生涯学習情報システムへの年間アクセス数
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2004年度マネジメント参考指標
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種類
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マネジメント参考指標
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数値目標の困難度
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1
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2
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3
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4
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5
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6
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マネジメント参考指標に関する説明・留意事項
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2003年度の取組内容
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成果達成見込み 概ね順調
【これまでの取組内容と成果(見込み)、成果を得られた要因と考えられること】
三重県生涯学習システムネットワークや図書館総合目録データベースシステム等により、住民サービスの向上を図り、県民のニーズに応じた資料提供、学習支援を行いました。また、子ども読書活動の推進に努めました。
博物館では、「完全学校週5日制」や「総合的な学習」にあたって、子どもが楽しめる展示をコンセプトに、ミニ企画展、出前ミュージアム、移動博物館等を実施し、子どもたちを中心とした多くの県民に三重の自然・歴史・文化の良さを知ってもらう学習機会の充実に努めました。
美術館では、開館20周年記念事業として、施設の増改築を行い、機能の充実を図り、美術館コレクションの展示及び近代美術や三重ゆかりの作家・作品の展示、・調査研究、資料収集を基に、企画展を開催し、美術文化に触れる機会を提供しました。
熊野少年自然の家及び鈴鹿青少年センターにおいて、利用者に幅広い分野における生涯学習の場や機会を提供しました。
【翌年度以降に残る(見込みの)課題、その要因と考えられること】
・社会の急激な変化や完全学校週5日制の実施に伴い、多様な学習の場を県民に提供できる体制の整備が必要です。
・生涯学習センター、図書館、博物館、美術館等の学習施設の整備と学習内容の充実と共に、各施設間相互の連携を緊密にし、県民がより利用しやすい施設運営が必要です。
・熊野少年自然の家、鈴鹿青少年センターでは、県立の宿泊型社会教育施設としての役割を果たしつつ、効率的運営と利用拡大を図ることが必要です。
・新しい博物館の整備について、方向性を明示することが必要です。
2004年度 施策から見たこの基本事業の取組方向
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基本戦略での位置づけ
注力
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改革方向
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総括マネージャーの方針・指示
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→
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現状維持
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魅力ある学習の機会や情報を提供できる環境の整備に取り組みます。
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2004年度の取組方向
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①地域格差のない学習の機会と情報を提供していくために、三重県図書館情報ネットワークに図書館未設置町村の公民館や県立学校等の参加を推進し、中核的役割を担う図書館として学習・情報提供機能の向上に取り組みます。また、子ども読書活動を推進します。
②幅広い年齢層が利用しやすい美術館として、多様な美術館活動を行い、移動美術館、ギャラリートーク、講演会などの学習機会の提供や、美術セミナーなどの活動を実施していきます。また、所蔵する作品の公開、三重県にゆかりのある作家展等に積極的に取り組むとともに、増改築で充実した機能を活用し積極的に企画展を開催します。
③県民の生涯学習活動を促進・支援するため、生涯学習情報のネットワークシステムにより、県民に広く最新の学習情報を提供するとともに、学習相談活動のシステム化を推進します。
④博物館及び県内各地で実物資料の展示会や体験活動を中心とした学習会等を開催し、三重県の自然・歴史・文化を深く学べるようにします。
⑤公民館活動を通じて地域の教育力を回復させ、地域ぐるみで子どもを育てる環境づくりができるよう家庭教育・青少年教育活動を支援していきます。
【総合行政の視点からの取組】
①生涯学習センター、美術館、図書館、博物館について、各施設相互の連携を緊密にし、県民により利用してもらいやすい施設とするため、生活部と共にその方法について検討、改善を図ります。
構成する事務事業間の戦略(注力、改革方向)
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(要求額:千円、所要時間:時間)
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事務事業
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要求額
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対前年
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所要時間
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対前年
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注力
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改革方向
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貢献度合
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効果発現時期
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事業概要
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マネージャーの方針・指示
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A 生涯学習みえ総合推進事業
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1,014
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-161
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2,200
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0
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↑
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改善する
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間接的
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中期的
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県の生涯学習推進の方策について啓発を行い、学習者、団体、企業及び行政をネットワーク化し、学習機会の組織化・体系化をはかり、協働による事業の具体的方策を構築していきます。
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学習機会の組織化・体系化を一層推進し、県民と行政の協働をすすめます。
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B 社会教育推進体制整備事業
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13,423
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-1,272
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3,700
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0
|
→
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現状維持
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間接的
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中期的
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地域における社会教育推進体制の整備及び生涯学習のための環境づくりをめざし、指導体制を充実していきます。
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地域における社会教育・生涯学習の指導体制を充実します。
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C 生涯学習機会提供事業
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3,646
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-872
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4,250
|
0
|
→
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現状維持
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直接的
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即効性
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個人、地域、団体及び県内外の大学等の高等教育機関との連携により多様な学習機会を提供し、県民の生涯学習の向上に取り組む。
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県内7大学公開講座をはじめとした高等教育機関及び ボランティアとの連携をすすめ、生涯学習の環境向上を図ります。
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D 視聴覚ライブラリー整備運営事業
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1,028
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-457
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350
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0
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→
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現状維持
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直接的
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即効性
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三重県視聴覚ライブラリーの視聴覚教材を充実・整備し県民へ生涯学習教材を提供します。
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県民の生涯学習ニーズに応じた、視聴覚教材・教具の充実整備をすすめます。
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E 「三重の良さ」再発見・活用事業
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777
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116
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2,643
|
0
|
→
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現状維持
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直接的
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即効性
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子ども向け、指導者向け研修会を開催するほか、収蔵する資料の整理を行い活用を進めます。
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各市町村、教員、博物館施設との連携協力を図りま す。
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F 生涯学習情報提供事業
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14,743
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-1,724
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2,450
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0
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↑
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改善する
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直接的
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中期的
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みえ生涯学習ネットワークの拡充を図り、その機能を活用し民間教育団体・高等教育機関等から恒常的に情報を収集できる仕組みを充実させ、多様で豊富な情報収集を進める。また、情報提供についても、メールマガジンや情報誌の発行及びホームページ上の掲示板の開設など、情報提供方法についても改善を進める。
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情報化社会に対応するためシステムの改良・情報の更新を行い、魅力ある生涯学習情報源とします。
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G 生涯学習センター管理運営
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77,272
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-8,307
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7,800
|
0
|
→
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現状維持
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間接的
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即効性
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生涯学習の推進と生涯学習情報を収集し、情報提供を行う生涯学習センターの運営を円滑にします。
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民間・社会教育施設等と連携を図りながら、県民にとって利用しやすい施設にします。また、「指定管理者制度」の導入をします。
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H 図書館管理運営
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260,002
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67,155
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44,500
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820
|
→
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現状維持
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間接的
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即効性
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図書その他の資料、情報の収集整理、提供、保存を行い県民の学習に活用します。また県中央図書館として、学習、情報のセンター機能を果たし、市町村図書館等への支援を推進します。
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県立図書館として学習情報センター機能を果たし、市町村図書館などへの支援をすすめます。また、電算システムの更新を行い質の高いサービスを行います。
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I 新博物館整備事業
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17,331
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15,014
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3,800
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-2,000
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↑
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改善する
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直接的
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長期的
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老朽化の進む現在の博物館にかわり、三重の自然・歴史・文化の継承、発展を担う、新しい博物館のあり方を検討する。
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博物館整備の方向性を示します。
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J 博物館管理運営費
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25,308
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3,331
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2,190
|
0
|
→
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現状維持
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間接的
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即効性
|
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県民が安全でかつ収蔵資料が適正に保管できる維持管理に努めます。
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収蔵資料の保存に万全を期します。
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K 「三重を知る」事業
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2,707
|
29
|
2,190
|
0
|
→
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現状維持
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直接的
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即効性
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子どもが楽しめる常設展示、ミニ企画展を実施します。
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ミュージアムやフィールドワークを通じて地域を学ぶ機会を提供します。
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L (対象外)美術博物館建設基金積立金
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449
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-642
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0
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0
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美術博物館の建設などに要する経費の財源を積み立てます。
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M 美術館活性化事業
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392,030
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168,575
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24,700
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10,700
|
→
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現状維持
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直接的
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中期的
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常設展示、企画展の開催とともに、美術館教育活動を学校教育との連携により実施します。
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増改築で充実した機能を活用し、一層多くの県民の利用を目指します。
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N 熊野少年自然の家費
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14,326
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2,301
|
10,700
|
0
|
→
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現状維持
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直接的
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中期的
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青少年が自然の中で、野外活動と集団宿泊研修を通じて心身を鍛え、規律・協同・友愛・奉仕の精神を学びとり、社会性を養い、健やかな人間形成を図るため、熊野少年自然の家を運営します。
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利用者の拡大を図るため、地域の事業を掘り起こし連携します。
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O 鈴鹿青少年センター費
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181,450
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104,211
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8,570
|
0
|
→
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現状維持
|
直接的
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中期的
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青少年を自然に親しませ、集団宿泊研修を通じて規律、協同、友愛、奉仕の精神を養い、心身ともに健全な青少年の育成を図るため、青少年センターを運営します。
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青少年が自然の中で生きる力を育む環境と健全な育成を図る施設運営を行います。
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休廃止する事務事業
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事務事業名
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理由
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2003年度予算額 (千円)
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2003年度所要時間 (時間)
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生涯学習資源共有化事業
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社会教育推進体制整備事業費に統合し、事業の効率化を図ります。
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3,646
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4,250
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開館20周年記念事業
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美術館の工事が完了し、平成15年11月にリニューアルオープンしたため、当該事業を終了します。
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1,626,734
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11,600
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