2004(平成16)年度 当初予算 施策目的評価表
2004(平成16)年度 当初予算
施策目的評価表
施策名
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554 港湾の整備 |
評価者
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県土整備部流域整備分野 総括マネージャー 瀧本 峰明
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059-224-2651 takimm01@pref.mie.jp |
評価年月日
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03/11/25 午後 2:48:49 |
施策の目標
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【誰、何が
(対象)】
港湾利用者が
【どのような状態になることを狙っているのか
(意図)】
物流・人流拠点や親水空間として利用しやすい港湾になっている
施策の数値目標及びコスト
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2001(H13)
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2002(H14)
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2003(H15)
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2004(H16)
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2006(H18)
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入港船舶総トン数(5トン以上の船舶) (万t) [ 目標指標] |
目標
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7935
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7970
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8000
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8200
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実績
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7889
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8000
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7800
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必要概算コスト(千円)
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4,220,610
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4,034,437
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5,677,219
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4,014,848
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0
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予算額等(千円)
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4,005,707
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3,816,857
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5,448,690
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3,821,749
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概算人件費(千円)
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214,903
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217,580
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228,529
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193,099
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0
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所要時間(時間)
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51,046
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50,600
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54,026
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45,650
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人件費単価(千円/時間)
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4.21
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4.30
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4.23
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4.23
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必要概算コスト対前年度(千円)
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-186,173
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1,642,782
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-1,662,371
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-4,014,848
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施策の数値目標に関する説明・留意事項
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港湾整備の大きな目的は、船舶による人流・物流機能を充実させることにあるため、港湾における船舶の利用状況を示す指標として、入港船舶総トン数を選定しています。 施策目標の 2003年実績値は2002年の見込み値です。 なお、港湾を利用する船舶については、その時々の景気の動向、港湾を利用する企業の戦略、地域におけるプロジェクトの有無などにより、隻数、トン数が変動しますが、 2002、2003年度は中部国際空港建設用土砂運搬船の需要が短期的に増大しているため、実績値及び見込み値については、この短期的特殊需要分を控除しています。 |
2003( 平成15)年度の取組内容 |
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【これまでの取組内容と成果(見込み)、成果を得られた要因と考えられること】
2005
年に迫った中部国際空港開港に間に合わせるため津松阪港贄崎地区の整備を進めました。また、物流需要の増大、船舶の大型化などに対応した物流機能の充実・強化のため、四日市港の国際海上コンテナーターミナルを始め、津松阪港大口地区において重点的な整備を行いました。
このほか、伊勢志摩地域の海の玄関口である鳥羽港の船だまりの整備や、快適な水辺空間整備として四日市港及び鳥羽港において港湾緑地の整備を進めました。
また、既存の施設については、機能を良好な水準に保ち、安全で快適な利用ができるよう、適切な維持管理を行い、港湾利用者へのサービスが向上するよう努めました。
【翌年度以降に残る(見込みの)課題、その要因と考えられること】
新たな施設整備のために、より一層の投資の重点化が求められています。また、既存施設の老朽化により利用に支障となる施設が増加していることから、機能の維持を図るため、より計画的な維持管理に努めていく必要があります。さらに、親水空間としての港湾の魅力アップが求められています。
また、改正SOLAS条約(海上人命安全条約)に対応するため、四日市港、津松阪港等において保安対策施設整備が求められています。
2004( 平成16)年度の取組方向 |
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2005
年に迫った中部国際空港の開港スケジュールが早まったことから、海上アクセス基盤の整備としての事業を進めている津松阪港贄崎地区においては、コスト縮減を図り短期間の重点的投資による整備を進めます。
また、物流需要の増大、船舶の大型化などに対応した物流機能の充実・強化のため、津松阪港大口地区の整備、四日市港のコンテナターミナル等の整備促進に努めます。
既存施設においては、老朽化により利用に支障となる施設が増加していることから、機能の維持を図るため、既存ストックを最大限に活用し、より計画的な維持管理に努め、港湾利用者へのサービス向上に努めるとともに、四日市港、鳥羽港等において快適な水辺空間として港湾緑地整備を進めます。
このほか、改正SOLAS条約に対応するため、四日市港、津松阪港等において保安対策施設整備を行います。
2004( 平成16)年度 構成する基本事業間の戦略(注力、改革方向) |
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基本事業名
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担当チーム
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注力
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総括マネージャーの方針・指示
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基本事業の数値目標
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目標値
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達成状況
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改革方向
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実績値
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県土整備部港湾・海岸チーム
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↑
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津松阪港贄崎地区においてコスト縮減を図り早期の事業効果を出せるよう集客交流基盤の整備を進めること。
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接岸可能旅客船舶トン数
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2336 トン |
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県土整備部港湾・海岸チーム
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→
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四日市港におけるコンテナターミナル整備を推進すること。船舶の大型化などに対応する施設整備を進めること。既存ストックの活用を図ること。
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接岸可能貨物船舶トン数
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526200 トン |
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県土整備部港湾・海岸チーム
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→
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四日市港及び鳥羽港において港湾緑地の整備を進めること。
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港湾緑地の整備面積
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27ha
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主な事業
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1 港湾改修事業【基本事業名
55401 人の交流を支える港湾ネットワークの形成】
当初予算額:
1,724,000(千円)
事業概要:県管理港湾において、物流や旅客、地域の産業振興のため、防波堤、岸壁、泊地等について整備を推進します。
2 港湾環境整備事業【基本事業名
55403 快適な水辺空間の整備】
当初予算額:
170,000(千円)
事業概要:
港湾利用者や地域住民の休息や交流の場として、港湾緑地の整備を進めます。
3
(対象外)四日市港管理組合負担金【基本事業名 55402 物流機能の充実・強化】
当初予算額:
1,657,813(千円)
事業概要:
四日市港管理組合に対する県の負担金。
4 港湾施設維持補修費【基本事業名
55401 人の交流を支える港湾ネットワークの形成】
当初予算額:
158,000(千円)
事業概要:
県管理港湾19港について、港湾施設の機能が適切に発揮できるよう、施設の維持補修、浚渫などを行い、施設を良好な状態に保ちます。