2003(平成15)年度 当初予算 施策目的評価表
2003(平成15)年度 当初予算
施策目的評価表
施策名 |
551 地域振興プロジェクトの推進 |
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評価者 |
地域振興部 地域経営企画総括マネージャー 福谷 雅守 |
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評価年月日 |
02/11/12 11:03:07 |
059-224-2417 fukutm00@pref.mie.jp
施策の目標(2010年度にめざす姿) |
地方分権の進展などによって、生活創造圏を基本に行政体制の広域的な整備や機能分担、役割分担が進み、行政サービスの効率化や質的向上が図られています。 |
施策の数値目標及びコスト |
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施策の数値目標に関する説明・留意事項 |
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住民と行政(県・市町村)がそれぞれ、あるいは協働で地域づくり活動(事業)を活発に行っていると感じている人の割合(県民意識基礎調査) 県民の皆さんの身近な地域づくり活動への参加と行政が行う住民参加型事業への参画をお願いします。 「2002年度実績値は、2002年10月現在の見込み値」 |
2002年度の取組内容 |
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【これまでの取組内容と成果(見込み)、成果を得られた要因と考えられること】
・「働く」「遊ぶ」「学ぶ」「癒す」などの生活に密着した行政サービスが提供でき、都市機能を有した中心都市部と周辺地域が相互に交流・連携し、住民の皆様方と行政が協働し魅力ある地域づくりを創造する自立的圏域を目指した生活創造圏づくりを進めるため、生活創造圏ビジョンを推進する事業を実施すると共に、市町村等の先見性・創造性のある事業や、2以上の市町村が協働して行う事業等への支援を行っております。・三重ハイテクプラネット21構想は、中核的施設の整備に向け関係市等と検討を行っており、鈴鹿山麓リサーチパークを中心とした企業への支援方策を研究するため、関係機関との調整を進めています。・地方拠点都市地域は、津オフィス・アルカディア及び上野新都市において、関係市等と連携し企業誘致に取組んだ結果、津オフィス・アルカディアの中核施設へ9社の入居が進みました。・ 沿岸域の利用は、木曽岬干拓地土地利用検討委員会の報告を踏まえ、当面の土地利用計画を策定し、この計画に基づく整備を実施するため環境影響評価にかかる現地調査に着手しました。また、沿岸域の利用に関する情報の収集と長期的視点からの検討を行っています。
【翌年度以降に残る(見込みの)課題、その要因と考えられること】
グローバル化・情報の進展などにより、住民の価値観・行動形態が多様化するなか、住民・企業・行政等が目標を共有し、協働して地域づくりに取組めるシステムの構築を進める必要があります。また、隣接する地域や異なる特性を持つ地域との交流・連携を深めた地域づくりを深化させることも大切であり、地域特性を生かした様々な地域振興プロジェクトと合いまった魅力ある自立した生活圏域の形成が求められておりますが、13年度は満足な結果は得られませんでした。 右肩下がりの経済環境が予測されるなか、従来型のインフラ整備を基軸とした地域づくりが転換期を迎えていることも認識せざるを得ません。これからは自然との共生・創生といった地域の潜在的資源を生かし住民が誇りに満ち、住み続けたいと感動できる地域づくりを目指し、取組んでまいります。
2002年度における構成する基本事業の成果達成見込み |
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基本事業名 |
担当チーム |
成果達成見込み |
戦略上の位置づけ |
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注力 |
改革方向 |
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A 55101 生活創造圏づくりの推進 |
地域振興部経営企画チーム |
概ね順調 |
↑ |
改善する |
B 55102 三重ハイテクプラネット21構想の推進 |
地域振興部地域振興チーム |
低調 |
↑ |
改善する |
C 55103 地方拠点都市構想を生かした地域振興 |
地域振興部地域振興チーム |
やや低調 |
↑ |
改善する |
D 55104 沿岸域の利用 |
総合企画局特定重要課題チーム |
概ね順調 |
→ |
現状維持 |
2003年度の取組方向 |
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生活創造圏の活性化の観点から実施される市町村等の事業への支援を行っていくとともに、生活創造圏ビジョンを推進する事業など、地域住民を交えた多様な地域づくり活動を促進する施策展開を図ります。 また、見直し後の三重ハイテクプラネット21構想については、環境やバイオテクノロジー分野等の研究開発機能の集積を関係機関と連携して進めてまいります。
地方拠点都市については、津オフィス・アルカディア及び中勢北部サイエンスシティに、オフィス・研究所・企業等の誘致促進に努めます。また、基盤整備の完了した上野新都市については、産業用地への企業誘致の促進に努めます。
沿岸域の利用については、木曽岬干拓地の当面の土地利用について、事業が環境に及ぼす影響を調査、予測、評価するため引続き環境影響評価にかかる現地調査を実施するとともに、干拓地の将来の土地利用について検討を行います。
2003年度 構成する基本事業間の戦略(注力、改革方向) |
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基本事業名 |
担当チーム |
注力 |
総括マネージャーの方針・指示 |
基本事業の数値目標 |
目標値 |
達成状況 |
改革方向 |
実績値 |
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地域振興部経営企画チーム |
↑ |
住民・市町村との協働が極めて重要であることから、県民局との対話の機会を通じ、多数の県民の皆様の参画を得、認知度等の向上を図ること。 |
生活創造圏ビジョン推進の参画者数 |
1430 |
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改善する |
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地域振興部地域振興チーム |
↑ |
必要に応じ計画の見直しを行うと共に、関係機関との連携を図り総合行政により推進すること。 |
三重ハイテクプラネット21構想の研究開発施設等用地の分譲率 |
61 |
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改善する |
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地域振興部地域振興チーム |
↑ |
関係機関との連携及び庁内関係部局との協働により能動的に取り組むこと。 |
拠点地区内の産業用地等の分譲率 |
60 |
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改善する |
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総合企画局特定重要課題チーム |
→ |
中・長期的視点から当該地の利活用のあり方等を見極め、21世紀に相応しい構想を構築すること。 |
木曽岬干拓地の施設整備率 |
0 |
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現状維持 |
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主な事業 |
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1 生活創造圏づくり推進事業【基本事業名 55101 生活創造圏づくりの推進】
当初予算額: 316,929(千円)
事業概要:生活創造圏づくりに資する市町村事業等への補助や生活創造圏ビジョンを推進する事業を実施します。
2 構想推進費【基本事業名 55102 三重ハイテクプラネット21構想の推進】
当初予算額: 3,232(千円)
事業概要: 鈴鹿山麓リサーチパークや桑名グリーンシティなど三重ハイテクプラネット21構想の重点整備地区への研究機関等の誘致活動や関係機関との調整を行います。
3 地方拠点都市地域事業促進費【基本事業名 55103 地方拠点都市構想を生かした地域振興】
当初予算額: 60(千円)
事業概要: 地方拠点法に基づき承認した「津・松阪地方拠点都市地域基本計画」及び「伊賀地方拠点都市地域基本計画」の重点事業の促進を図ります。
4 木曽岬干拓地整備事業費【基本事業名 55104 沿岸域の利用】
当初予算額: 857,381(千円)
事業概要: 木曽岬干拓地が、将来的には高度な都市的土地利用の展開が出来るように、公共の利用に供しつつ、着実な土地利用を進めます。
5 中勢北部サイエンスシティ事業促進費【基本事業名 55103 地方拠点都市構想を生かした地域振興】
当初予算額: 765(千円)
事業概要: 中勢北部サイエンスシティのうち、津オフィスアルカディアへの研究所やオフィス等の誘致を進めるため、「中勢北部サイエンスシティ企業誘致促進協議会」を通じて誘致活動を行います。