2003(平成15)年度 当初予算 施策目的評価表
2003(平成15)年度 当初予算
施策目的評価表
施策名 |
543 快適で豊かな農山漁村づくり |
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評価者 |
農林水産商工部地域活力分野 総括マネージャー 梅村庄三 |
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評価年月日 |
02/11/25 9:03:18 |
059-224-2551 umemus00@pref.mie.jp
施策の目標(2010年度にめざす姿) |
地域住民がいきいきと生活できる、自然環境に恵まれた快適で豊かな農山漁村づくりが進み、魅力ある資源を活用した交流などにより地域が活性化しています。 |
施策の数値目標及びコスト |
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施策の数値目標に関する説明・留意事項 |
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・2002年度実績は、2002年10月現在の見込みです。交流人口は予測より減少しています。 ・農山漁村地域の人口と交流人口(観光レクリエーション入込客数より補正)の和。(農林水産統計年報、観光レクリエーション入込客数推計書) ・農山漁村は、農林水産物の生産の場であるとともに、良好な景観形成、文化の伝承などの多面的機能を有し、都市住民にとってはうるおいのある保健休養の場となっていますので、その重要性についてご理解をお願いします。 ・ 2003年度目標値は、農山漁村の人口減少の抑制とともに、都市住民との交流による増加を見込んでいます。 |
2002年度の取組内容 |
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【これまでの取組内容と成果(見込み)、成果を得られた要因と考えられること】
農山漁村では、市町村、地域との十分なコンセンサスを得ながら、教育など他部局との総合的視野での連携も視野に入れて、地域特性と地理的特徴を生かした個性と魅力あるむらづくりに取り組んでおり、今年度受入情報を発信した県内4地域で都市住民等との交流が始まっています。
また「地域興しマイスター」制度を、地域が主体となって効果的に運用することにより人づくりに努めています。
農山漁村では、生産と生活の調和あるむらづくりに向けて地域住民の理解を深めながら、広域農道、農業集落排水等の農村生活環境の整備を生産基盤の整備と一体的に推進し、効率的な生産と快適な生活環境の向上に努めます。
また、中山間地域の条件不利農地については、耕作放棄を未然に防ぎ、多面的機能を効果的に発揮させるため引き続き地域との協働により「中山間地域直接支払」を実施しています。
【翌年度以降に残る(見込みの)課題、その要因と考えられること】
農山漁村地域では、人口が継続的に減少しており、特に中山間地域では若年層の流出や著しい高齢化が進んでいます。一方、心の豊かさへの志向などを反映して、美しい景観や伝統文化に恵まれた農山漁村に「ゆとり」や「やすらぎ」、さらに生産活動の大切さを期待する意識が高まっています。
このようなことから、農山漁村地域の快適性・利便性・生産性の向上を図りつつ、教育的視点も含めた都市住民の意識やニーズを踏まえて「地域住民のコンセンサスを得た受入地域づくり」への取組が重要と考えています。
2002年度における構成する基本事業の成果達成見込み |
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基本事業名 |
担当チーム |
成果達成見込み |
戦略上の位置づけ |
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注力 |
改革方向 |
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A 54301 生産と生活の調和あるむらづくり |
農林水産商工部 むらの活力づくり支援チーム |
概ね順調 |
→ |
現状維持 |
B 54302 中山間地域の活性化 |
農林水産商工部 むらの活力づくり支援チーム |
概ね順調 |
→ |
改善する |
2003年度の取組方向 |
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農山漁村地域における農林漁業の生産環境や地域で生活する人びとの生活環境の向上を図るなど生産と生活の調和あるむらづくりをさらに進めます。また、地域の豊かな自然、農林水産物などの資源を活用した都市との交流を進めていくうえで、「地域住民のコンセンサスを得た受入地域づくり」に注力をおいて、これを新しい産業の展開につなげるなど中山間地域の活性化を図ります。
2003年度 構成する基本事業間の戦略(注力、改革方向) |
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基本事業名 |
担当チーム |
注力 |
総括マネージャーの方針・指示 |
基本事業の数値目標 |
目標値 |
達成状況 |
改革方向 |
実績値 |
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農林水産商工部 むらの活力づくり支援チーム |
→ |
効果・効率的に生産、生活環境基盤整備を継続して進めること |
集落排水整備率 |
38 |
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現状維持 |
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農林水産商工部 むらの活力づくり支援チーム |
→ |
地域資源を生かした交流などにより農山漁村づくりを進めること |
中山間地域の交流人口 |
58400 |
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改善する |
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主な事業 |
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1 県営中山間地域総合整備事業【基本事業名 54301 生産と生活の調和あるむらづくり】
当初予算額: 1,154,647(千円)
事業概要:中山間地域において、生産性、快適性の向上のため、総合的に農業生産基盤、生活環境基盤の整備を行います。
2 広域農道整備事業【基本事業名 54301 生産と生活の調和あるむらづくり】
当初予算額: 1,186,500(千円)
事業概要: 広域営農団地育成対策の一環として、農道網を整備することにより、農業生産の効率化、流通の合理化を図るとともに、農村生活環境の改善を図ります。
3 団体営農村振興総合整備事業【基本事業名 54301 生産と生活の調和あるむらづくり】
当初予算額: 81,600(千円)
事業概要: 農村地域の活性化と個性ある発展を図るため、市町村が行う、地域の多様なニーズに応じた生産基盤、生活環境の整備に対して助成を行います。