2003(平成15)年度 当初予算 施策目的評価表
2003(平成15)年度 当初予算
施策目的評価表
施策名 |
532 道路網の整備 |
|
評価者 |
県土整備部 道路政策分野総括マネージャー 高尾 茂樹 |
|
|
||
評価年月日 |
02/11/26 09:43:17 |
059-224-2651 takaos00@pref.mie.jp
施策の目標(2010年度にめざす姿) |
広域的な道路ネットワークの形成により、生活圏の中心となる都市までおよび都市間の時間距離が短縮され、都市と周辺地域、都市圏相互の交流の活発化、連携の強化が図られています。 また、さまざまな広報媒体、手段による道路情報の提供が図られ、住民が快適に、かつ安全に道路を利用できるようになっています。 |
施策の数値目標及びコスト |
|
施策の数値目標に関する説明・留意事項 |
|
通勤や買い物、商用など自動車を利用する場合の1日の平均移動距離(40km)当たりの所要時間を県内の主要幹線道路である国道を対象に算出しています。(「道路時刻表」道路整備促進期成同盟会全国協議会発行) 2002年度の実績値は、2002年10月現在の見込み値です。 2003年度の数値目標は、事業の進捗状況等から設定しましたが、2004年度の目標達成に向けて事業推進を図っていきます。 |
2002年度の取組内容 |
|
【これまでの取組内容と成果(見込み)、成果を得られた要因と考えられること】
1998年8月に策定した「道路整備10箇年戦略」に基づき、順次計画的に未改良区間の改良(現道拡幅、バイパス)、混雑区間の解消(4車線化、バイパス)を行い、2001年度末までに道路整備10箇年戦略の重点整備箇所284箇所の内、62箇所の整備が完了しました。
また、道路防災点検結果に基づく要対策箇所1200箇所のうち、優先度の高い箇所を選定し、2001年度までに578箇所の対策工事を実施しました。
【翌年度以降に残る(見込みの)課題、その要因と考えられること】
道路整備10箇年戦略策定時と比較すると社会経済情勢は、大きく変化しつつあり、道路整備を含む公共事業を取り巻く財政状況は、さらに厳しくなり、より一層、重点的な整備を進めていくため、費用対効果の観点から道路整備の必要性の検討を加え、さらに効率的、効果的に事業を推進する必要があります。
それとともに、渋滞対策についてソフト面から検討を行い、関係機関と協力しながら円滑な交通を確保することが重要であります。 そのためには、現在の道路資本を有効に活用し、交通需要そのものを管理する施策も必要であります。
また、安全かつ円滑な交通の確保のためには、適切な維持管理を行っていく必要があります。今後、特に大型交通量の増加に伴い舗装補修量の増加が予測されることからより計画的な維持管理行っていく必要があります。
2002年度における構成する基本事業の成果達成見込み |
||||
基本事業名 |
担当チーム |
成果達成見込み |
戦略上の位置づけ |
|
注力 |
改革方向 |
|||
A 53201 道路ネットワークの形成 |
県土整備部 道路企画チーム |
概ね順調 |
↑ |
現状維持 |
B 53202 渋滞対策・総合交通対策の推進 |
県土整備部 道路企画チーム |
概ね順調 |
↑ |
現状維持 |
C 53203 安全・快適で情報化に対応した道づくり |
県土整備部 保全・災害チーム |
概ね順調 |
↑ |
現状維持 |
D 53204 適切な道路資本の維持管理 |
県土整備部 保全・災害チーム |
低調 |
→ |
現状維持 |
2003年度の取組方向 |
|
厳しい財政状況の中、コスト縮減を含む道路計画の見直しを行い、住民との協働に努め、真に住民満足のいく道路整備に取り組んで参りたいと考えています。
また、安全かつ円滑な交通の確保、道路利用者の利便性の向上を図っていくため、四日市地域の渋滞緩和対策、ITS(高度道路交通システム)の実用化に向けた取り組みを行います。
一方、道路施設を常に良好な状態に保ち、安全な道路を確保するため、合理的、計画的な維持修繕計画を策定するとともにより長期的に活用できる道路維持管理を行います。
2003年度 構成する基本事業間の戦略(注力、改革方向) |
||||||
基本事業名 |
担当チーム |
注力 |
総括マネージャーの方針・指示 |
基本事業の数値目標 |
目標値 |
達成状況 |
改革方向 |
実績値 |
|||||
県土整備部 道路整備チーム |
↑ |
引き続き道路整備10箇年戦略に基づき重点的、効率的投資を行い、広域的な道路ネットワークの形成を目指しまた、道路防災総点検結果に基づく要対策箇所のうち、優先度の高い箇所を選定し、対策工事を実施しています。 |
県管理道路改良率 |
68.9 |
|
|
改善する |
|
|||||
県土整備部 道路企画チーム |
→ |
引き続き、都市部における渋滞の緩和のため、バイパス等の重点的整備や交差点改良を促進していくとともに、交通需要マネージメントといったソフト対策の検討を行う。 |
県管理道路整備率 |
47 |
|
|
現状維持 |
|
|||||
県土整備部 保全・災害チーム |
↑ |
引き続き、異常気象時通行規制区間を優先に道路情報提供装置の設置を進め、的確な情報提供を行います。 |
道路情報提供装置設置台数 |
224 |
|
|
現状維持 |
|
|||||
県土整備部 保全・災害チーム |
→ |
引き続き、道路施設を常に良好な状態に保つため、舗装の目標維持管理指数を保持し、安全な道路を確保します。 |
舗装の維持管理指数 |
5 |
|
|
現状維持 |
|
主な事業 |
|
1 道路改築事業【基本事業名 53201 道路ネットワークの形成】
当初予算額: 21,480,950(千円)
事業概要:整備効果の高い区間を選定し、順次計画的に未改良区間の改良、混雑区間の解消を行うことにより、他の交通機関と関連した国道のネットワークを形成し、県民生活の利便性・安全性を向上させます。
2 道路維持修繕費【基本事業名 53204 適切な道路資本の維持管理】
当初予算額: 6,102,037(千円)
事業概要: 道路施設の補修・補強を実施することにより、道路の走行性及び安全性の向上を図り、快適で安全な道路網の整備を行います。