2003(平成15)年度 当初予算 施策目的評価表
2003(平成15)年度 当初予算
施策目的評価表
施策名 |
512 県境を越えた交流・連携の推進 |
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評価者 |
総合企画局経営企画分野 総括マネージャー 田中敏夫 |
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評価年月日 |
02/11/18 11:59:59 |
059-224-2004 tanakat02@pref.mie.jp
施策の目標(2010年度にめざす姿) |
県境や圏域を越えた交流・連携が図られ、一つの県だけでは対処できない課題を解決するための取組みが進んでいます。 |
施策の数値目標及びコスト |
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施策の数値目標に関する説明・留意事項 |
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県境を越えた人の交流や地域間の連携等の広域連携事業の数です。 2002年度実績値は、2002年10月現在の見込み値です。 2003年度目標値は、新たな広域連携事業数の増加によるものです。 |
2002年度の取組内容 |
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【これまでの取組内容と成果(見込み)、成果を得られた要因と考えられること】
各々の広域交流圏等における知事会や協議会等の会議や提案・要望活動のあり方の見直しや既存の交流・連携事業の廃止も含めた見直しを行っています。これにより、従来の方式にとらわれない新たな取組についての検討が進みつつあります。
近隣府県等との相互理解を図ることにより、広く情報を集積し、広域的な政策課題の把握に努め、「近畿中部・環伊勢湾交流ビジョン」等に基づいた近畿府県や地域ブロックなどとの文化、環境など多様な分野にわたる交流・連携事業に取り組みました。
同じ政策課題や目的意識を持った地域と圏域の枠を越えた交流・連携にも取り組み、広域行政の更なる展開を図りました。
熊野古道の世界遺産登録について引き続き三重、奈良、和歌山の三県及び国と連携して、早期登録に向けて取り組んでいます。
首都機能移転の実現に向けた要望・広報活動、国会の調査への協力等の事業により、関係各府県との連携を図りつつ、三重・畿央地域の認知度を高めることができました。
【翌年度以降に残る(見込みの)課題、その要因と考えられること】
知事会や協議会等の新たな取組や効果的な提案・要望活動のあり方が課題であります。
広域的な政策課題の把握や広域連携事業の適切な進行管理に努める必要があります。
同じ政策課題や目的意識を持った地域が、積極的に連携・協働して課題解決に向けた効果的な取組ができるかが課題であります。
全国知事会など全国的な組織についても、組織のあり方等活性化を図る観点から見直しを行う必要があります。
首都機能移転については、平成14年通常国会以降、改めて移転規模や形態などのコンセプトを見直し、次期通常国会で移転の是非を決議することとされました。しかし、厳しい経済情勢の中で移転に批判的な意見もあり、国民的な議論の喚起や国民合意の形成など、国の責務の遂行が一層強く求められる情勢となっています。
2002年度における構成する基本事業の成果達成見込み |
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基本事業名 |
担当チーム |
成果達成見込み |
戦略上の位置づけ |
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注力 |
改革方向 |
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A 51201 近畿・中部圏との交流ネットワークの形成 |
総合企画局経営企画チーム |
順調 |
→ |
改善する |
B 51202 環伊勢湾広域交流圏の形成 |
総合企画局経営企画チーム |
順調 |
→ |
現状維持 |
C 51203 紀伊半島広域交流圏の形成 |
地域振興部地域振興チーム |
概ね順調 |
↑ |
改善する |
D 51204 圏域の枠を越えた交流ネットワークの推進 |
総合企画局経営企画チーム |
順調 |
→ |
現状維持 |
2003年度の取組方向 |
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各々の広域交流圏等において開催される知事会や協議会等の一層の活性化を図り、多様な分野にわたる交流・連携事業に取り組むことにより、県境を越えた広域行政のさらなる展開を図っていきます。
同じ政策課題や目的意識を持った地域が、課題解決のため積極的な連携・協働を行い、従来からの広域交流圏の概念を大きく進展させた交流・連携を推進していきます。
首都機能の移転については、関係4府県をはじめ、地元、関西圏・中部圏の行政・経済界のみならず他候補地とも連携して、国に対する要望活動や広報活動、関連調査等を実施し、次期通常国会で移転が決議されるとともに、三重・畿央地域が移転先地と決定されるよう取り組んでいきます。
2003年度 構成する基本事業間の戦略(注力、改革方向) |
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基本事業名 |
担当チーム |
注力 |
総括マネージャーの方針・指示 |
基本事業の数値目標 |
目標値 |
達成状況 |
改革方向 |
実績値 |
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総合企画局経営企画チーム |
↑ |
知事会や協議会等の一層の活性化を図り、多様な分野にわたる交流・連携事業に取り組むこと |
広域連携事業検討数 |
31 |
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改善する |
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総合企画局経営企画チーム |
→ |
各協議会において、広域的な政策課題の把握と広域連携事業の適切な進行管理を図ること |
広域連携事業検討数 |
7 |
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現状維持 |
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地域振興部東紀州活性化プロジェクトグループ |
→ |
熊野古道の世界遺産登録に向けた取組や交流・連携事業に積極的に取り組むこと |
広域連携事業検討数 |
7 |
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現状維持 |
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総合企画局経営企画チーム |
→ |
広域交流圏の概念を大きく進展させた交流・連携に取り組むこと |
広域連携事業検討数 |
6 |
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現状維持 |
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主な事業 |
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1 首都機能移転促進事業費【基本事業名 51201 近畿・中部圏との交流ネットワークの形成】
当初予算額: 40,000(千円)
事業概要:国会審議の動向を踏まえつつ、引き続き移転実現に向けた気運の盛り上げや関連調査等を的確に実施する一方、関係府県、関西圏・中部圏の行政・経済界や他候補地との一層の連携を図ります。
2 紀伊半島広域連携推進費【基本事業名 51203 紀伊半島広域交流圏の形成】
当初予算額: 3,000(千円)
事業概要: 三重、奈良、和歌山の三県で設置している吉野熊野地域振興協議会で、県境を越えた種々の広域連携ソフト事業を実施します。
3 伊賀・関西戦略事業【基本事業名 51201 近畿・中部圏との交流ネットワークの形成】
当初予算額: 6,366(千円)
事業概要: 「伊賀・関西戦略書」に基づき、伊賀らしさにこだわり、地域への誇りを持ちつつ、関西地域との情報交流や集客交流を進め、伊賀地域の存在感、集客力、商品・サービスの競争力を高めることにより、「伊賀びとのおもい」を実現するとともに、伊賀地域のブランド化を図ります。