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平成25年06月07日

2003(平成15)年度 当初予算 施策目的評価表

2003(平成15)年度 当初予算

施策目的評価表

 

施策名

433 自立的企業活動への支援

評価者

農林水産商工部 商工政策分野 総括マネージャー 中尾 兼隆

 

評価年月日

02/11/18 17:57:17

059-224-2024 nakaok00@pref.mie.jp

施策の目標(2010年度にめざす姿)

中小企業の経営基盤の強化が図られ、地域経済の活性化や雇用創出を支える主体として、活発な企業活動が行われています。

 

施策の数値目標及びコスト

 

 

 

施策の数値目標に関する説明・留意事項

 

・2002年度の実績値は、2002年10月現在の見込み値です。

・従業員300人未満の民間製造業における製造品出荷額の全国順位(工業統計表)

・中小企業は、地域経済の発展や雇用の創出に重要な役割を担っていることにご理解をお願いします。

・バレー構想や経営革新等の推進によって2010年までに全国14位となることを目標としています。

 

2002年度の取組内容

 

【これまでの取組内容と成果(見込み)、成果を得られた要因と考えられること】

中小企業の創意工夫を生かした新商品・新サービスの開発など経営革新への取組に対し総合的に支援するため、今年4月に経営革新支援室を(財)三重県産業支援センター内に設置し、気運の醸成から事業実施後のフォローに至るまでの支援を実施するとともに、経営革新の一つの柱として電子商取引を推進しています。この結果、9月末現在で34件(累計129件)が計画革新計画の承認を受け、計画どおりの実績を上げる企業も出現してきています。 また、「三重県経営品質賞」にあっては、協議会に昨年を上回る企業や団体の参加があり、毎月の研修が行われています。この結果、意欲的に改革に取り組む企業が現れてきています。中心商店街の活性化については地域の創意工夫を活かした「地域が主役の元気なまちづくり」のための人づくりへの支援等を行っていますが,空洞化が進むなど厳しい状況にあります。また、経済環境が厳しい中、県単融資制度や信用保証の強化策を昨年に引き続き実施するなど、中小企業の経営安定を図るための支援策を行っていますが、多くの倒産の発生、融資件数や融資額の減少など厳しい状況が続いています。

 

【翌年度以降に残る(見込みの)課題、その要因と考えられること】

経済のグローバル化、コスト競争など国際間や地域間競争が益々激化していることと併せて、消費低迷により経済環境は厳しい状況が続いています。このため、意欲ある中小企業がその持てる力を生かし、変化する社会経済環境に対応する経営革新、経営基盤強化、新分野進出等への取組を重点的に支援するとともに、金融面でのセーフティネットの整備が必要となっています。

商業については、中心商店街振興の視点からまちの魅力づくりなど自らのこととして地域の特徴を生かした集客の仕掛けづくりとともに、街全体のグランドデザインを考えたなかで方向性を検討する必要があります。

 また、商工会等の関係団体については地域の指導機関としての機能強化が課題となっています。

 

2002年度における構成する基本事業の成果達成見込み

基本事業名

担当チーム

成果達成見込み

戦略上の位置づけ

注力

改革方向

A 43301A 地域産業、地場産業の振興

農林水産商工部 新産業創造・改革支援チーム

概ね順調

改善する

B 43301B 地域産業、地場産業の振興

農林水産商工部 新産業創造・改革支援チーム

概ね順調

改善する

C 43302 商業の振興

農林水産商工部 まちの活力づくり支援チーム

概ね順調

現状維持

D 43303 経営基盤の確立

農林水産商工部 金融支援チーム

概ね順調

現状維持

E 43304 経営支援機能の充実

農林水産商工部 団体協働推進チーム

概ね順調

改善する

 

2003年度の取組方向

 

中小企業の経営革新を飛躍的に促進するため、気運の醸成から事業実施後のフォロー至るまでの総合的な支援を経営革新支援室において引き続き実施するとともに、支援策の充実・強化を図っていきます。

 県内企業が市場の変化に即応する経営体質をつくりあげていくため、経営品質賞への取組を推進するとともに、中小企業の中核的支援拠点である(財)三重県産業支援センターの機能を充実させることなどにより経営基盤の強化を図っていきます。

 厳しい経済環境にある中小企業の経営安定のために、県単融資制度等を充実していきます。

 中心商店街の活性化については、「地域が主役のまちづくり」のために、市町村や地元の方々へ情報提供や人材育成支援を引き続き行っていきます。さらに商工会等の関係機関が地域の指導機関としての機能を向上させるための仕組みを協働で検討していきます。

 

2003年度 構成する基本事業間の戦略(注力、改革方向)

基本事業名

担当チーム

注力

総括マネージャーの方針・指示

基本事業の数値目標

目標値

達成状況

改革方向

実績値

A 43301A 地域産業、地場産業の振興

農林水産商工部 新産業創造・改革支援チーム

・経営革新を更に促進させるため、ワンストップサービスを充実し、特に気運醸成と電子商取引の促進を強化すること。

経営革新計画承認企業数

182

 

改善する

 

B 43301B 地域産業、地場産業の振興

農林水産商工部 新産業創造・改革支援チーム

・経営革新を更に促進させるため、ワンストップサービスを充実し、特に気運醸成と電子商取引の促進を強化すること。

経営革新計画承認企業数

182

 

改善する

 

C 43302 商業の振興

農林水産商工部 まちの活力づくり支援チーム

・地域主体のまちづくりを総合的な取組で実施すること。

商業集積地区における年間販売額の全国順位

23

 

改善する

 

D 43303 経営基盤の確立

農林水産商工部 金融支援チーム

・ニーズや経済動向を的確に把握し、融資制度を柔軟に見直していくこと。また、制度の周知徹底に努めること。

製造業に係る中小企業の付加価値額の全国対比

105

 

改善する

 

E 43304 経営支援機能の充実

農林水産商工部 団体協働推進チーム

・商工3団体と連携し、改革の時代に対応できる経営支援体制を確保していくこと。

広域連携指導組織数

12

 

改善する

 

 

 

主な事業

 

1 経営革新支援プラットフォーム事業【基本事業名 43301B 地域産業、地場産業の振興】

当初予算額: 48,720(千円)

事業概要:中小企業の経営革新を総合的に支援するため、中小企業の経営革新に取り組む気運醸成から、計画作成、事業実施、実施後のアフターフォローに至るまでの各段階に応じたサービスの提供をワンストップで行います。

 

2 中心市街地活性化総合対策事業【基本事業名 43302 商業の振興】

当初予算額: 10,700(千円)

事業概要: 市町村(地域)が主体となる中心市街地活性化の取組みを支援するため、地域がまちを考えるための体制づくり、まちづくりの主役である人づくりなどを重点的に行います。

 

3 中小企業金融対策事業【基本事業名 43303 経営基盤の確立】

当初予算額: 29,509,702(千円)

事業概要: 県内中小企業の金融の円滑化を図るため、民間金融機関の協力を得て、信用保証制度を取り入れながら県単融資制度を運用し、中小企業の健全な発展を図ります。

 

4 小規模事業等支援事業費補助金【基本事業名 43304 経営支援機能の充実】

当初予算額: 1,943,968(千円)

事業概要: 商工会、商工会議所、商工会連合会へ助成を行い、小規模事業者等の経営、技術の改善のため、経営指導員による個別指導、各種研修会の実施、若手後継者育成事業等の充実を図り、小規模事業者等の振興と安定を支援します。

 

 


 

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本ページに関する問い合わせ先

三重県 総務部 財政課 予算班 〒514-8570 
津市広明町13番地(本庁3階)
電話番号:059-224-2216 
ファクス番号:059-224-2125 
メールアドレス:zaisei@pref.mie.lg.jp

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