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平成25年06月07日
 

2003(平成15)年度 当初予算 施策目的評価表

2003(平成15)年度 当初予算

施策目的評価表

 

施策名

323 水環境の保全

評価者

循環型社会構築分野 総括マネージャー 松林 万行

 

評価年月日

02/11/18 19:15:38

059-224-3360 @pref.mie.jp

施策の目標(2010年度にめざす姿)

住民や事業者、行政の協力により、水をきれいにする取組みが行われ、河川、海域の水質浄化が進んでいます。

 

施策の数値目標及びコスト

 

 

施策の数値目標に関する説明・留意事項

 

2002年度実績値は、2002年10月現在の見込み値です。

河川の水質が水浴びや水遊びができる程度に、きれいに維持または浄化されている(生物化学的酸素要求量BOD 2mg/L以下)割合を表します。

算定式は、(BOD2mg/L以下の水域数÷県内河川の水域数)×100です。

数値目標は、1996年度から2000年度までの5年間の水浴びや水遊びができる水質の河川の割合の平均値71.0%をもとに設定しています。

 

2002年度の取組内容

 

【これまでの取組内容と成果(見込み)、成果を得られた要因と考えられること】

伊勢湾等の閉鎖水域における窒素やりんの削減やBOD等の有機汚濁物質の削減を進めるため、2001年度中に2002年度の生活排水処理率の目標57%を達成したことから2003年度の目標60%を前倒しに達成目標とし、下水道、農業・漁業集落排水処理施設、合併処理浄化槽、特定地域生活排水処理施設の計画的な整備や高度処理の導入を進めるとともに、県民、事業者、市町村と協動・連携し、廃食用油の適正処理、洗剤の適正使用、無洗米の普及、たい肥等の利用による農地における化学肥料の削減等の水質汚濁負荷を軽減する取組を進めています。

また、伊勢湾においては、第五次水質総量規制に基づく削減計画を策定し、計画に沿った汚濁負荷量の削減の取組を進めています。これらの取組により、河川、海域とも水質環境は改善の方向にありますが、環境基準(BOD、COD)が未達成な水域は残る見込みです。英虞湾をモデルとした浚渫汚泥を用いた干潟を造成する研究や有用微生物群による環境浄化等の研究に引き続き取り組みます。

 

【翌年度以降に残る(見込みの)課題、その要因と考えられること】

生活排水処理施設の整備が遅れていることが、伊勢湾や英虞湾などの閉鎖性水域の富栄養化やBOD等の環境基準未達成の要因となっています。環境基準未達成水域の水質を改善するため、生活排水対策重点地域などを中心に窒素やりん等の富栄養化の誘因となる汚濁物質の削減を含めた生活排水処理施設の計画的な整備、水質改善を促進するための底質の保全回復等の総合的な対策が必要です。

 

2002年度における構成する基本事業の成果達成見込み

基本事業名

担当チーム

成果達成見込み

戦略上の位置づけ

注力

改革方向

A 32301 健康で快適な生活が営める水環境の確保

環境部地球環境・生活環境チーム

概ね順調

現状維持

B 32302A 生活排水対策の推進

環境部地球環境・生活環境チーム

概ね順調

改善する

C 32302B 生活排水対策の推進

環境部地球環境・生活環境チーム

概ね順調

改善する

D 32303 農林水産業の水質保全対策

農林水産商工部 農畜産物供給チーム

概ね順調

改善する

E 32304 水環境の保全のための研究の推進

科学技術振興センター 保健環境研究部

概ね順調

現状維持

 

2003年度の取組方向

 

伊勢湾等の閉鎖性水域における窒素やりんの削減やBOD等の有機汚濁物質の削減を進めるため、生活排水処理率の2004年度の目標である62%を前倒して達成目標とし、下水道、農業・漁業排水処理施設、合併処理浄化槽、特定地域生活排水処理施設の計画的な整備を進めます。 水質改善の緊急度の高い生活排水対策重点地域等においては、高度処理合併浄化槽や特定地域生活排水処理施設の普及促進に取り組むとともに、それぞれの地域の実情にあった効率的な生活排水処理施設整備を進め、生活排水対策をより効果的に実施するため、生活排水処理アクションプランの見直しを行います。また、県民、事業者、市町村と協動・連携し、廃食用油の適正処理、洗剤の適正使用、無洗米の普及、たい肥等の利用による農地における化学肥料の削減等の水質汚濁負荷を軽減する取組を引き続き進めます。伊勢湾においては、第五次水質総量規制に基づく計画に沿った総量削減の取組を進めます。また、干潟、藻場等を利用した水環境修復技術の開発研究等に取り組みます。

 

2003年度 構成する基本事業間の戦略(注力、改革方向)

基本事業名

担当チーム

注力

総括マネージャーの方針・指示

基本事業の数値目標

目標値

達成状況

改革方向

実績値

A 32301 健康で快適な生活が営める水環境の確保

環境部地球環境・生活環境チーム

第五次水質総量規制の着実な進行管理を実施するとともに、河川海域の継続的な監視を行い、水質汚濁物質の原因を把握し、効果的な対策を実施すること。

河川における環境基準(BOD)達成率

74

 

現状維持

 

B 32302A 生活排水対策の推進

環境部地球環境・生活環境チーム

生活排水処理施設の計画的な整備を進めることにより、生活排水処理率の一層の向上を図るとともに、県民、事業者、市町村と連携し、日常生活等における水質汚濁防止対策を進め、公共水域の水質改善を図ること。

生活排水処理率

62(60)

 

改善する

 

C 32302B 生活排水対策の推進

環境部地球環境・生活環境チーム

生活排水処理施設の計画的な整備を進めることにより、生活排水処理率の一層の向上を図るとともに、県民、事業者、市町村と連携し、日常生活等における水質汚濁防止対策を進め、公共水域の水質改善を図ること。

生活排水処理率

62(60)

 

改善する

 

D 32303 農林水産業の水質保全対策

農林水産商工部 農畜産物供給チーム

環境にやさしい農業を県民とともに推進し、持続的活動を支援し、水質保全に配慮した取り組みを促進すること。

化学肥料投入量

5680

 

改善する

 

E 32304 水環境の保全のための研究の推進

科学技術振興センター

浚渫汚泥を用いて干潟を造成し、水質浄化を図る研究を引き続き行なうこと。また環境負荷軽減のための栽培技術の開発、農業が有する資源循環機能を発揮させるための研究を行なうこと。

水環境の保全のための技術開発件数および実態調査件数

4

 

現状維持

 

 

 

主な事業

 

1 合併処理浄化槽設置促進事業補助金【基本事業名 32302A 生活排水対策の推進】

当初予算額: 352,239(千円)

事業概要:下水道と同等の処理能力を有し、短期間に設置できる合併処理浄化槽や高度処理型合併処理浄化槽について、設置者に補助を行う市町村に対して助成し、その普及促進を図ることで、快適な生活環境の確保、水環境の改善を図ります。

 

2 団体営農業集落排水事業【基本事業名 32302A 生活排水対策の推進】

当初予算額: 1,734,917(千円)

事業概要: 農村集落の生活排水処理施設の整備のため、市町村が実施する事業に対し、事業促進のための助成等を行います。

 

 

 

3 宮川流域下水道(宮川)建設費【基本事業名 32302B 生活排水対策の推進】

当初予算額: 8,200,100(千円)

事業概要: 生活環境の改善、公共用水域の水質保全、市街地の浸水防除等に必要不可欠な下水道の整備を、全国水準まで引き上げるため一層の事業推進を図ります。

 

4 河川等公共用水域水質監視費【基本事業名 32301 健康で快適な生活が営める水環境の確保】

当初予算額: 64,236(千円)

事業概要: 県内の公共用水域及び地下水について、測定計画を作成し水質常時監視を実施します。また、水浴の用に供される公共用水域の水質調査を実施し公表するとともに、遊泳用プールの指導等を実施し、水浴場の水質確保を図ります。

 

5 下水道普及率新ジャンプアップ事業費【基本事業名 32302B 生活排水対策の推進】

当初予算額: 273,869(千円)

事業概要: 下水道整備促進を図り、下水道普及率促進を図るため、平成13年度から平成18年度の各年度の市町村単独事業費に対して、過去の市町村の平均下水道投資額を上回る部分を助成対象とし、補正率等を乗じて助成対象額を算定し、補助率を乗じ、事業実施年度の翌年度に一括県費を助成し、行政のパートナーである市町村と協働し、生活排水対策を進めます。

 

 


 

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2003(平成15)年度 当初予算 施策目的評価表

2003(平成15)年度 当初予算

施策目的評価表

 

施策名

323 水環境の保全

評価者

循環型社会構築分野 総括マネージャー 松林 万行

 

評価年月日

02/11/18 19:15:38

059-224-3360 @pref.mie.jp

施策の目標(2010年度にめざす姿)

住民や事業者、行政の協力により、水をきれいにする取組みが行われ、河川、海域の水質浄化が進んでいます。

 

施策の数値目標及びコスト

 

 

施策の数値目標に関する説明・留意事項

 

2002年度実績値は、2002年10月現在の見込み値です。

河川の水質が水浴びや水遊びができる程度に、きれいに維持または浄化されている(生物化学的酸素要求量BOD 2mg/L以下)割合を表します。

算定式は、(BOD2mg/L以下の水域数÷県内河川の水域数)×100です。

数値目標は、1996年度から2000年度までの5年間の水浴びや水遊びができる水質の河川の割合の平均値71.0%をもとに設定しています。

 

2002年度の取組内容

 

【これまでの取組内容と成果(見込み)、成果を得られた要因と考えられること】

伊勢湾等の閉鎖水域における窒素やりんの削減やBOD等の有機汚濁物質の削減を進めるため、2001年度中に2002年度の生活排水処理率の目標57%を達成したことから2003年度の目標60%を前倒しに達成目標とし、下水道、農業・漁業集落排水処理施設、合併処理浄化槽、特定地域生活排水処理施設の計画的な整備や高度処理の導入を進めるとともに、県民、事業者、市町村と協動・連携し、廃食用油の適正処理、洗剤の適正使用、無洗米の普及、たい肥等の利用による農地における化学肥料の削減等の水質汚濁負荷を軽減する取組を進めています。

また、伊勢湾においては、第五次水質総量規制に基づく削減計画を策定し、計画に沿った汚濁負荷量の削減の取組を進めています。これらの取組により、河川、海域とも水質環境は改善の方向にありますが、環境基準(BOD、COD)が未達成な水域は残る見込みです。英虞湾をモデルとした浚渫汚泥を用いた干潟を造成する研究や有用微生物群による環境浄化等の研究に引き続き取り組みます。

 

【翌年度以降に残る(見込みの)課題、その要因と考えられること】

生活排水処理施設の整備が遅れていることが、伊勢湾や英虞湾などの閉鎖性水域の富栄養化やBOD等の環境基準未達成の要因となっています。環境基準未達成水域の水質を改善するため、生活排水対策重点地域などを中心に窒素やりん等の富栄養化の誘因となる汚濁物質の削減を含めた生活排水処理施設の計画的な整備、水質改善を促進するための底質の保全回復等の総合的な対策が必要です。

 

2002年度における構成する基本事業の成果達成見込み

基本事業名

担当チーム

成果達成見込み

戦略上の位置づけ

注力

改革方向

A 32301 健康で快適な生活が営める水環境の確保

環境部地球環境・生活環境チーム

概ね順調

現状維持

B 32302A 生活排水対策の推進

環境部地球環境・生活環境チーム

概ね順調

改善する

C 32302B 生活排水対策の推進

環境部地球環境・生活環境チーム

概ね順調

改善する

D 32303 農林水産業の水質保全対策

農林水産商工部 農畜産物供給チーム

概ね順調

改善する

E 32304 水環境の保全のための研究の推進

科学技術振興センター 保健環境研究部

概ね順調

現状維持

 

2003年度の取組方向

 

伊勢湾等の閉鎖性水域における窒素やりんの削減やBOD等の有機汚濁物質の削減を進めるため、生活排水処理率の2004年度の目標である62%を前倒して達成目標とし、下水道、農業・漁業排水処理施設、合併処理浄化槽、特定地域生活排水処理施設の計画的な整備を進めます。 水質改善の緊急度の高い生活排水対策重点地域等においては、高度処理合併浄化槽や特定地域生活排水処理施設の普及促進に取り組むとともに、それぞれの地域の実情にあった効率的な生活排水処理施設整備を進め、生活排水対策をより効果的に実施するため、生活排水処理アクションプランの見直しを行います。また、県民、事業者、市町村と協動・連携し、廃食用油の適正処理、洗剤の適正使用、無洗米の普及、たい肥等の利用による農地における化学肥料の削減等の水質汚濁負荷を軽減する取組を引き続き進めます。伊勢湾においては、第五次水質総量規制に基づく計画に沿った総量削減の取組を進めます。また、干潟、藻場等を利用した水環境修復技術の開発研究等に取り組みます。

 

2003年度 構成する基本事業間の戦略(注力、改革方向)

基本事業名

担当チーム

注力

総括マネージャーの方針・指示

基本事業の数値目標

目標値

達成状況

改革方向

実績値

A 32301 健康で快適な生活が営める水環境の確保

環境部地球環境・生活環境チーム

第五次水質総量規制の着実な進行管理を実施するとともに、河川海域の継続的な監視を行い、水質汚濁物質の原因を把握し、効果的な対策を実施すること。

河川における環境基準(BOD)達成率

74

 

現状維持

 

B 32302A 生活排水対策の推進

環境部地球環境・生活環境チーム

生活排水処理施設の計画的な整備を進めることにより、生活排水処理率の一層の向上を図るとともに、県民、事業者、市町村と連携し、日常生活等における水質汚濁防止対策を進め、公共水域の水質改善を図ること。

生活排水処理率

62(60)

 

改善する

 

C 32302B 生活排水対策の推進

環境部地球環境・生活環境チーム

生活排水処理施設の計画的な整備を進めることにより、生活排水処理率の一層の向上を図るとともに、県民、事業者、市町村と連携し、日常生活等における水質汚濁防止対策を進め、公共水域の水質改善を図ること。

生活排水処理率

62(60)

 

改善する

 

D 32303 農林水産業の水質保全対策

農林水産商工部 農畜産物供給チーム

環境にやさしい農業を県民とともに推進し、持続的活動を支援し、水質保全に配慮した取り組みを促進すること。

化学肥料投入量

5680

 

改善する

 

E 32304 水環境の保全のための研究の推進

科学技術振興センター

浚渫汚泥を用いて干潟を造成し、水質浄化を図る研究を引き続き行なうこと。また環境負荷軽減のための栽培技術の開発、農業が有する資源循環機能を発揮させるための研究を行なうこと。

水環境の保全のための技術開発件数および実態調査件数

4

 

現状維持

 

 

 

主な事業

 

1 合併処理浄化槽設置促進事業補助金【基本事業名 32302A 生活排水対策の推進】

当初予算額: 352,239(千円)

事業概要:下水道と同等の処理能力を有し、短期間に設置できる合併処理浄化槽や高度処理型合併処理浄化槽について、設置者に補助を行う市町村に対して助成し、その普及促進を図ることで、快適な生活環境の確保、水環境の改善を図ります。

 

2 団体営農業集落排水事業【基本事業名 32302A 生活排水対策の推進】

当初予算額: 1,734,917(千円)

事業概要: 農村集落の生活排水処理施設の整備のため、市町村が実施する事業に対し、事業促進のための助成等を行います。

 

 

 

3 宮川流域下水道(宮川)建設費【基本事業名 32302B 生活排水対策の推進】

当初予算額: 8,200,100(千円)

事業概要: 生活環境の改善、公共用水域の水質保全、市街地の浸水防除等に必要不可欠な下水道の整備を、全国水準まで引き上げるため一層の事業推進を図ります。

 

4 河川等公共用水域水質監視費【基本事業名 32301 健康で快適な生活が営める水環境の確保】

当初予算額: 64,236(千円)

事業概要: 県内の公共用水域及び地下水について、測定計画を作成し水質常時監視を実施します。また、水浴の用に供される公共用水域の水質調査を実施し公表するとともに、遊泳用プールの指導等を実施し、水浴場の水質確保を図ります。

 

5 下水道普及率新ジャンプアップ事業費【基本事業名 32302B 生活排水対策の推進】

当初予算額: 273,869(千円)

事業概要: 下水道整備促進を図り、下水道普及率促進を図るため、平成13年度から平成18年度の各年度の市町村単独事業費に対して、過去の市町村の平均下水道投資額を上回る部分を助成対象とし、補正率等を乗じて助成対象額を算定し、補助率を乗じ、事業実施年度の翌年度に一括県費を助成し、行政のパートナーである市町村と協働し、生活排水対策を進めます。

 

 


 

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本ページに関する問い合わせ先

三重県 総務部 財政課 予算班 〒514-8570 
津市広明町13番地(本庁3階)
電話番号:059-224-2216 
ファクス番号:059-224-2125 
メールアドレス:zaisei@pref.mie.lg.jp

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