2003(平成15)年度 当初予算 施策目的評価表
2003(平成15)年度 当初予算
施策目的評価表
施策名 |
223 子育て環境の整備 |
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評価者 |
健康福祉部 保健・子育て分野 総括マネージャー 村田憲二 |
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評価年月日 |
02/11/29 13:22:01 |
059-224-2321(PHS 7500) muratk04@pref.mie.jp
施策の目標(2010年度にめざす姿) |
子どもを安心して生み育てられるとともに、子どもが健やかに成長できる環境が整っています。 |
施策の数値目標及びコスト |
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施策の数値目標に関する説明・留意事項 |
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・1歳未満の乳児が事故、病気等の理由で死亡した数の割合であり、乳児の総合的な健康管理を示します。 ・過去5年間における全国で最も低い乳児死亡率を2010年度の目標値とし、2004年度の目標値は年間減少率により算出しました。乳児の事故防止や病気に対する予防対策を推進することは、子どもを産もうとする人の育児不安の解消につながります。 ・データ収集の関係で、目標・実績の数値は表示年度よりも1年遅れとなります。 |
2002年度の取組内容 |
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【これまでの取組内容と成果(見込み)、成果を得られた要因と考えられること】
・少子化を考える県民懇話会からの意見を反映したみえこどもの城再構築事業など5本の新規事業と4本の連携事業を実施しました。
・県版健やか親子21を策定し、今後の母子保健の基本指針を示し、県民・関係団体・行政が一体となって取り組んでいきます。
・少子化対策推進本部を3回、ワーキング部会を6回開催し、15年度の少子化対策事業に反映していきます。
・深刻な児童虐待事例の発生を基に児童虐待事業の検証を行い、児童委員、警察、NPOとの連携強化が進められ、児童相談所職員等の人権意識が高揚され、虐待相談に対するケースマネジメントが強化されています。
・北勢地域で超低出生体重児・早産児・多胎児による死亡が増加したため、数値目標が達成できなかった。
【翌年度以降に残る(見込みの)課題、その要因と考えられること】
・三重県の合計特殊出生率は、2001年1.38であり、少子化問題は重要課題となっています。仕事と子育ての両立、子育て不安の解消のための多様なニーズに応じた子育て支援体制の整備などが求められております。また、男女共同参画社会の面から男性の子育て参加が推進される必要があります。
・相談件数が近年急激に増加し、深刻な児童虐待事例が発生し、総合的な対策が求められている児童虐待については、「児童虐待防止法」の趣旨をふまえ、子どもの人権を尊重するためにも適正かつ早期の対応をはかる必要があります。
また、家庭、学校、保育所、職場、地域などが役割と責任を明確にし、それぞれの役割分担を果たし、機能の充実をはかるとともに、連携して、みんなで子育てに取り組める社会づくりが必要となっています。
2002年度における構成する基本事業の成果達成見込み |
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基本事業名 |
担当チーム |
成果達成見込み |
戦略上の位置づけ |
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注力 |
改革方向 |
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A 22301 少子化対策の推進 |
健康福祉部こども家庭チーム |
概ね順調 |
↑ |
現状維持 |
B 22302 保育サービス等の充実 |
健康福祉部こども家庭チーム |
順調 |
→ |
現状維持 |
C 22303 地域や家庭における子育て支援 |
健康福祉部こども家庭チーム |
概ね順調 |
↑ |
改善する |
D 22304 母子保健対策の推進 |
健康福祉部こども家庭チーム |
概ね順調 |
↑ |
現状維持 |
E 22305 児童の保護と自立支援の充実 |
健康福祉部こども家庭チーム |
概ね順調 |
→ |
改善する |
F 22306 児童虐待防止等総合対策の充実 |
健康福祉部こども家庭チーム |
概ね順調 |
↑ |
改善する |
2003年度の取組方向 |
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少子化が一層進行することが予測される中で子育て家庭の負担を軽減し、社会全体で子育てを支えるしくみを構築していきます。
・仕事と子育ての両立支援をより一層推進するとともに、子育て不安の解消のための取り組みを進めています。このため、地域における子育て支援ネットワークの促進など子育て環境づくりの推進を三重県少子化対策推進本部を核として全庁的に取り組んでいきます。
・三重県版「健やか親子21」の県民運動を展開し、親と子の総合的な健康づくりに取り組むとともに、不妊に関する情報提供等を行う相談窓口の設置に向けて検討を進めます。
・児童の権利を尊重し、児童虐待を予防するために、児童相談所職員など子育て業務に関係する職員の研修の充実、関係機関との連携を強化する情報交換会を実施していきます。
2003年度 構成する基本事業間の戦略(注力、改革方向) |
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基本事業名 |
担当チーム |
注力 |
総括マネージャーの方針・指示 |
基本事業の数値目標 |
目標値 |
達成状況 |
改革方向 |
実績値 |
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健康福祉部こども家庭チーム |
↑ |
男性が子育て意識を持ち、参加する啓発等を行うこと |
子育て支援リーダーの養成数 |
138 |
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抜本的に改革 |
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健康福祉部こども家庭チーム |
→ |
放課後児童クラブの整備を促進すること |
放課後児童クラブ数 |
130 |
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改善する |
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健康福祉部こども家庭チーム |
↑ |
子育て中の親に対する相談体制を充実強化すること |
地域子育て支援センター数 |
76 |
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改善する |
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健康福祉部こども家庭チーム |
↑ |
安心してこどもを産み、育てられる母子保健サービスを提供すること |
3歳児健診における心理相談員の配置率 |
50 |
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改善する |
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健康福祉部こども家庭チーム |
→ |
母子自立支援員と連携して未収金の回収と発生の防止を進めること |
児童養護施設入所児童の自立支援計画に基づく協議回数 |
130 |
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改善する |
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健康福祉部こども家庭チーム |
↑ |
警察、学校、児童委員、NPOとの連携を強化して早期発見・未然防止に努めること |
市町村における児童虐待防止のためのネットワーク設置数 |
26 |
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抜本的に改革 |
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主な事業 |
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1 <新>相談体制強化事業費【基本事業名 22306 児童虐待防止等総合対策の充実】
当初予算額: 17,634(千円)
事業概要:児童虐待を防止するため児童相談所の職員の体制を充実するとともに、児童相談所が行う児童虐待の調査や訪問などに協力する「児童虐待対応協力員」などの非常勤嘱託職員を配置する。
2 子育てを地域で支える環境づくり普及事業【基本事業名 22301 少子化対策の推進】
当初予算額: 1,620(千円)
事業概要: 子育てを地域で支える環境づくりを進めるため、男女共同参画センターに委託して、地域の子育て人材であるNPOと市町村との協働を促進するための合同研修会を開催する。
3 地域子育て支援センター事業費補助金【基本事業名 22303 地域や家庭における子育て支援】
当初予算額: 198,541(千円)
事業概要: 地域全体で子育てを支援する基盤を形成するため、保育所等や医療機関に専任の職員を配置し、子育てに関する相談や子育てサークルの育成など地域の子育て家庭を支援する。
4 放課後児童対策事業費補助金【基本事業名 22302 保育サービス等の充実】
当初予算額: 166,930(千円)
事業概要: 放課後に保護者が不在の小学校低学年児童の健やかな育成のため、放課後児童クラブに対し運営補助を行う。
5 健やか親子支援事業【基本事業名 22304 母子保健対策の推進】
当初予算額: 4,834(千円)
事業概要: 安心して子どもを産み、健やかに育てることができるよう母子保健体制を整備し、乳幼児から思春期における相談や健康教育を実施する。