2003(平成15)年度 当初予算 施策目的評価表
2003(平成15)年度 当初予算
施策目的評価表
施策名 |
212 治山・治水・海岸保全対策の推進 |
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評価者 |
流域整備分野 総括マネージャー 植地 健 |
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評価年月日 |
02/11/18 20:07:16 |
059-224-2750 uejit00@pref.mie.jp
施策の目標(2010年度にめざす姿) |
総合的な対策を推進することにより、洪水や高潮、土砂災害などからの安全性が高まっています。 |
施策の数値目標及びコスト |
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施策の数値目標に関する説明・留意事項 |
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・洪水、高潮、土砂災害などの自然災害により生じた資産等の被害総額(過去10年間の平均被害総額)です。 ・施策目標の2001年度実績は、過去10年間(1991~2000年)の平均値です。 ・施策目標の2002年度実績は、2002年10月現在の見込み値です。 ・施策目標の2003年度目標は、2010年度の目標値を考慮し、算出しています。 |
2002年度の取組内容 |
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【これまでの取組内容と成果(見込み)、成果を得られた要因と考えられること】
治山対策として、危険箇所や治山施設の巡視、点検を実施するとともに、荒廃森林の整備や擁壁工等により土砂災害を未然に防ぐなど、土石流、地滑り、急傾斜地崩壊危険箇所の安全度・整備率の向上を図りました。
治水対策として、築堤護岸の改修を行い、治水上問題となる横断構造物である橋梁、井堰等の改築を行うとともに、ため池の整備、湛水防除対策及び、治水ダムの整備を進め、治水安全度の向上を図りました。
海岸保全対策については、高潮対策事業として優先度の高い海岸から海岸保全施設の新設・改築を実施しました。
【翌年度以降に残る(見込みの)課題、その要因と考えられること】
多大な費用を要する橋梁、井堰等の横断構造物や海岸施設のハード整備上においては、一段と効率的な整備が必要です。また、ソフト対策として、水位、雨量、災害関連情報の地域住民への提供、および想定氾濫区域図の作成公表による市町村のハザードマップ作成の支援が必要です。
また、治山効果を高めるためには、間伐等の森林整備とハード整備が一体となった森林保全対策へのシフトが必要です。
2002年度における構成する基本事業の成果達成見込み |
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基本事業名 |
担当チーム |
成果達成見込み |
戦略上の位置づけ |
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注力 |
改革方向 |
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A 21201 災害に強い森林づくりの推進 |
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概ね順調 |
↑ |
改善する |
B 21202 土砂災害対策の推進 |
県土整備部砂防チーム |
概ね順調 |
↑ |
現状維持 |
C 21203 洪水防止対策の推進 |
県土整備部河川チーム |
低調 |
↑ |
現状維持 |
D 21204 海岸保全対策の推進 |
県土整備部港湾・海岸チーム |
低調 |
↑ |
現状維持 |
2003年度の取組方向 |
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治山・治水・海岸保全対策については、災害に対する危険度や保全すべき人口・資産の集積度等を勘案し、緊急度に基づき一層の事業箇所の重点化を図るとともに、工法の選定等にあたっては既存施設の有効活用も含めた徹底したコスト縮減を行うなど、厳しい財政状況のなかで、効率的な施設整備により、災害に対する安全度の向上に努めます。
また、総合防災の一環として、ハザードマップの作成支援や災害関連情報の提供などの効果的なソフト対策に、一層、取り組むことにより被害軽減をめざします。
2003年度 構成する基本事業間の戦略(注力、改革方向) |
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基本事業名 |
担当チーム |
注力 |
総括マネージャーの方針・指示 |
基本事業の数値目標 |
目標値 |
達成状況 |
改革方向 |
実績値 |
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環境部森林保全チーム |
→ |
流域の総合的な治山効果を高めるため、森林の整備と一体となった森林保全対策を行う。 |
災害防止につながる保安林の指定面積 |
87,400 |
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現状維持 |
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県土整備部砂防チーム |
→ |
ハード・ソフト対策が連携した総合的な土砂災害に力を入れていくこと。 |
土砂災害安全度 |
32 |
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現状維持 |
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県土整備部河川チーム |
→ |
治水上ネックとなっている箇所に重点を置きながら、ハード・ソフト両面での対策を行うこと。 |
河川整備率 |
37 |
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現状維持 |
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県土整備部港湾・海岸チーム |
→ |
海岸背後の安全度を高めるため、一層、効果的、効率的な防護対策に取り組むこと。また、津波対策等については、地域の防災対策と連携しながら、ソフトに重点を置いた対策を進めること。 |
海岸整備率 |
62 |
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現状維持 |
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主な事業 |
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1 河川改修事業【基本事業名 21203 洪水防止対策の推進】
当初予算額: 4,273,000(千円)
事業概要:自然環境や生態系に配慮した河川堤防・護岸の整備、河床の掘り下げ、河川横断構造物の改築、排水機場の設置など、河川改修事業を実施します。
2 通常砂防費【基本事業名 21202 土砂災害対策の推進】
当初予算額: 3,963,000(千円)
事業概要: 流域における荒廃地域の保全及び土砂災害から下流部に存在する人家、耕地、公共施設等を守ることを主たる目的として、砂防堰堤、床固工群の砂防設備の整備を行います。
3 海岸高潮対策事業【基本事業名 21204 海岸保全対策の推進】
当初予算額: 1,970,000(千円)
事業概要: 高潮・波浪等による被害が想定される海岸背後の県民の生命及び財産を防護するため、海岸保全施設の改築、補強や新設を行い、背後の安全度を高めます。