543 快適で豊かな農山漁村づくり |
要求額 5,349百万円 |
(主担当部局:農林水産商工部) |
54301 生産と生活の調和あるむらづくり(農林水産商工部)
54302 中山間地域の活性化 (農林水産商工部) |
<2010年度の目標>
地域住民がいきいきと生活できる、自然環境に恵まれた快適で豊かな農山漁村づくりが進み、魅力ある資源を活用した交流などにより地域が活性化しています。
<数値目標>
施策目標項目
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現状値
(2000年度)
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2004年度の
目標値
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2010年度の
目標値
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農山漁村での活動人口
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734,490人
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732,000人
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740,000人
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- 定住と交流の両面から捉えた農山漁村での活力度合を表すため、農山漁村人口(定住活動人口)と交流人口(入り込み客数より補正)の和を示します。(農林水産統計年報、観光レクリエーション入り込み客数)
- 農山漁村は、農林水産物の生産の場であるとともに、良好な景観形成、文化の伝承などの多面的機能を有し、都市住民にとってはうるおいのある保健休養の場となっていますので、その重要性についてご理解をお願いします。
<これまでの取組と成果>
魅力ある農山漁村づくりを進めるため、集落の排水処理施設や広域農道の整備等に取り組み、快適性・利便性・生産性の向上を促進してきました。また、中山間地域等が持つ公益的機能を維持・増進し、その活性化を図るため、中山間地域等直接支払や三重県型デカップリングを実施するとともに、多様な就業機会の確保や都市住民との交流を促進してきました。
快適で豊かなむらづくりのために、農山漁村の持つ価値を改めて見直し、生産と生活の調
和あるむらづくりを進めるとともに、地域の持つ自然環境や伝統文化を活用し、都市住民との交流拡大の取り組みを進めてきましたが、これらの成果は十分ではありません。
<残っている課題>
農山漁村地域では人口が継続的に減少しており、特に中山間地域では若年層の流出や著しい高齢化が進んでいます。一方、心の豊かさへの志向などを反映して、美しい景観や伝統文化に恵まれた農山漁村に「ゆとり」や「やすらぎ」を期待する意識が高まっています。
このようなことから、農山漁村地域の快適性・利便性・生産性の向上を図りつつ、都市住民の意識やニーズを踏まえた取組も推進し、地域の活性化を図っていくことが必要です。
<平成14年度の施策の取組方向>
農山漁村地域における農林漁業の生産環境や地域で生活する人びとの生活環境の向上を図るなど、生産と生活の調和あるむらづくりをさらに進めます。また、地域の自然、農林水産物などの資源を活用した都市との交流を新しい産業の展開につなげるなど中山間地域の活性化を図ります。
<平成14年度当初予算編成に向けての基本的な考え方>
(農林水産商工部)
農山漁村地域の快適性・利便性・生産性の向上を図るため、生活基盤や生産基盤の整備を進めます。
中山間地域の活性化を図るため、特色ある農林水産業の振興、都市住民との交流機会の確保や交流拠点及び受け入れ体制の整備等を行います。
また、中山間地域の条件不利農地について、耕作放棄を未然に防ぎ、多面的機能を持続的、効果的に発揮させるため、中山間地域等直接支払制度を推進します。
<主な事業>
- 県営中山間地域総合整備事業(要求額1,227,916千円)
[所管部局 農林水産商工部]
【基本事業名 54301 生産と生活の調和のあるむらづくり】
中山間地域において、生産性、快適性の向上のため、総合的に農業生産基盤、生活環境基盤の整備を行います。
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山村振興等特別対策事業(要求額249,299千円) [所管部局 農林水産商工部]
【基本事業名 54302 中山間地域の活性化】
新山村振興計画及び農林漁業等活性化基盤整備計画に基づき、農林漁業の振興、都市との交流促進、生活環境の整備及び就業機会の拡大を図るために必要な施設整備等に助成します。
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