431 技術の高度化の促進 |
要求額 734百万円 |
(主担当部局:総合企画局) |
43101 新分野への展開を図る研究開発の推進(総合企画局)
43102 地域産業の高度化のための技術開発の推進(総合企画局)
43103 公設試験研究機関の充実(総合企画局) |
<2010年度の目標>
先端的分野の研究開発や基盤的技術などの高度化が進み、産業の新たな展開が図られています。
<数値目標>
施策目標項目
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現状値 (2000年度)
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2004年度の
目標値
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2010年度の
目標値
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県内企業等の特許出願数
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1738件
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1850件
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2000件
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県内の企業、大学、公設試験研究機関からの年間特許出願件数(特許庁行政年次報告書)
- 県民のみなさんには、研究開発活動の重要性についてご理解いただきたいと思います。
<これまでの取組と成果>
大学等の技術シーズを発掘し、産学官の共同研究の推進に努めるとともに、研究成果発表会・交流会の開催等により産学官研究者のネットワークの構築を図りました。
また、新しい産業おこしにつなげる先導的研究や、鋳造関連技術やファインセラミックスなど陶磁器関連技術の研究を実施し、新しい産業技術の開発や新製品の開発を行いました。
<残っている課題>
県試験研究機関の研究成果をスムーズに企業へ技術移転していくためのシステムや、産学官の共同研究を促進していくための制度の整備を推進していく必要があります。
県内企業の技術の高度化、産業競争力の回復につながる研究開発を、より一層推進するとともに、研究成果のスムーズな技術移転を促進していく必要があります。
<平成14年度の施策の取組方向>
産学官連携の一層の強化を図り、リグニン新素材による新材料の研究開発など、産業の新分野開拓につながる先導的研究を推進していきます。
また、鋳物産業や陶磁器産業など、地域産業振興のための研究開発を推進していくとともに、それらの研究成果を県内企業へ技術移転していきます。
研究課題については、外部による研究評価システムを効果的に運用し、県民ニーズに沿った課題を選定します。また、外部機関との共同研究にかかる制度を整備し、より開かれた共同研究を推進していきます。
さらに、県試験研究機関の研究員の資質向上を図るとともに、特許等の取得を推進します。
<平成14年度当初予算編成に向けての基本的な考え方>
(総合企画局)
産学官の一層の強化を図り、リグニン新素材による新材料の研究開発やマグネシウム合金の製造技術の開発、県内天然資源からの医薬品原料等の開発など、産業の新分野開拓につながる先導的研究を推進していきます。
また、陶磁器産業界のための電磁調理器に対応できる土鍋の開発や新しいデザイン開発など、鋳物産業や食品産業等地域産業振興のための研究開発を行い、研究成果を県内企業へ技術移転していきます。
さらに、博士号取得の支援など、人材育成プログラムの積極的展開により、試験研究機関の研究員の資質向上を図るとともに、特許等の取得を推進します。
<主な事業>
- リグニン誘導体の新素材による環境調和型材料の開発事業(要求額32,053千円)
[所管部局名 総合企画局]
【基本事業名 43101 新分野への展開を図る研究開発の推進】
再生可能な植物資源に含まれるリグニンを新規高分子素材‘リグニン誘導体’に変換して取り出し、その物性評価・構造解析を行うとともに、それを工業原料として木質材料、プラスチック等と複合させ、環境調和型材料の開発を行います。
- セラミックス製発熱体製品化事業(要求額6,717千円)
[所管部局名 総合企画局]
【基本事業名 43101 新分野への展開を図る研究開発の推進】
陶磁器業界における技術の高度化と競争力の強化を図るため、ナノテクノロジーを活用して開発した誘導加熱用セラミックスの低コスト製造技術の確立と、これを利用した電磁調理器に対応する土鍋の製品化技術の開発を行います。
- 薬事関係研究・技術支援推進事業(要求額37,946千円)
[所管部局名 総合企画局]
【基本事業名 43101 新分野への展開を図る研究開発の推進】
メディカルバレー構想の実現に向けて、天然資源を活用した医薬品原料の開発や新固形製剤の開発を行うとともに、薬事関係開放機器の整備及び製剤に関する技術指導を行います。
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