部局名:農林水産商工部、総合企画局(科学技術振興センター)
施策番号
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施 策 名
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要求額 (百万円)
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413
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戦略的なプロジェクトの推進と新技術の開発 |
581
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【2010 年度の目標】
三重県の重要な農林水産物や新しい特産物の活発な生産が行われ、輸入品や他県産に負けない、高品質で求めやすい価格の農林水産物が「三重の顔」として全国に提供されています。 |
項目
(主要品目)
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基準年度の状況
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1999年度実績
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2010年度の目標
(2010年度の目標)
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早場米
(全国早場米市場
での流通量シェア)
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8.7%
(西日本第3位) |
11.28%
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10% (20%)
(西日本第1位) |
三重さつき
(全国生産量シェア ) |
39.5%
(1994年度)
(全国第1位) |
- |
39.5% (40%)
(全国第1位) |
高級和牛肉
( 東京市場での
取扱量シェア) |
9.0%
(1994年度) |
11.0% |
18% (40%) |
銘柄茶としての販売割合
(県内産荒茶出荷量に
対する伊勢茶割合) |
10.0%
(1994年度) |
11.6% |
15% (30%) |
県産材(すぎ、ひのき)
(県内需要量に対するシェア) |
44.0%
(1994年度) |
48.0%
(見込み) |
50% (70%) |
ひのき(全国生産量シェア) |
8.1%(全国第3位)
(1994年度) |
8.6%
(見込み) |
9% (15%)
(全国第1位) |
天然まだい
(太平洋中区に
占める生産量シェア) |
33.7%
(1994年度) |
38.2% |
44% (50%) |
天然ひらめ
(太平洋中区に
占める生産量シェア) |
10.1%
(1994年度) |
8.7% |
13.5% (15%) |
真珠(全国生産量シェア) |
20.1%(全国第3位)
(1994年度) |
32.6%
(概数) |
21.7% (25%)
(全国第2位) |
松阪木材コンビナートを核とした
木材流通ネットワークづくり |
0か所 |
0か所 |
1か所 (同 左) |
海洋牧場整備 |
1か所 |
1か所 |
1か所 (3か所) |
新品種の開発、新技術の開発
2001、2010年度の目標 |
1999年度実績 |
水稲の極早生品種の開発 |
中生新品種候補(三重11号、12号)の生産力検定 |
優良真珠母貝の開発 |
白色系真珠貝第1系統及び第2系統の保存と第1系統の改良、真珠の巻きの改良効果の検討 |
肉用 肉用牛雌雄産み分け 実用化技術開発 |
卵子成熟率を34%から65%以上に向上 クローン胚を1個移植したが不受胎 |
伊勢えび、まはた、くえ等
高級魚大量増殖技術開発 |
まはた稚魚36,000尾、くえ稚魚47,000尾の生産に成功し、伊勢エビ小規模生産技術を確立した |
県産材新用途開発 |
竹と木材の複合材の開発、鋼材木材の複合構造材製造方法の改良 |
平成13年度要求方針
(農林水産商工部)
県内産品を「三重の顔」として全国に情報発信できるよう、戦略的農林水産物の低コスト化や高付加価値化、革新的技術の開発を促進します。
特に、平成13年度において開催する全国お茶まつりを活用し、伊勢茶が「静岡茶」「宇治茶」に並ぶ銘柄として位置付けられるよう情報発信を行います。
また、三重県産の木材が産地間競争に打ち勝つよう、松阪木材コンビナートを核とする木材流通ネットワークの構築を促進します。
さらに、白色系真珠の普及に向けた体制整備や感染症によるへい死対策、品質向上対策など生産技術開発・指導を行います。
「なばな」、「モロヘイヤ」、「サンチーゴ」、「みえのえみ」を市町村、生産者団体等と連携して「三重の顔」とするべく情報発信を強化します。
水環境に優しいことを情報発信しつつ、関係部局協働体制の中で「三重の無洗米」の本格的な普及推進を図ります。
(総合企画局科学技術振興センター)
優良な遺伝形質を持った雌和牛を確保するため、クローン技術を組み入れた肉用牛雌雄産み分け実用化技術の開発を目指します。
また、森林、林業、木材産業の振興を図るため、間伐材の需要拡大に向けた新しい技術等を開発します。
さらに、クエ・マハタについて安定的種苗量産技術と養殖技術の確立に向けて、できるだけ速やかに技術移転が行えるよう研究を継続します。
主な事業
- 全国お茶まつり21世紀記念大会開催事業(要求額 10,000千円)
[所管部局名 農林水産商工部]
【基本事務事業名 伊勢茶振興総合対策事業費】
伊勢茶の実力、魅力を消費者に十分に認識させるとともに、三重県茶業の振興を図り、あわせて全国に三重県のPRを行う「全国お茶まつり21世紀記念大会」を松阪市を中心に開催します。
- 松阪木材コンビナート施設整備事業(要求額 409,400千円)
[所管部局名 農林水産商工部]
【基本事務事業名 木材総合流通の促進事業】
21世紀における木材の総合的流通加工拠点として松阪木材コンビナートの施設整備を行い、環境に優しい自然の素材である木材製品を安く、安定的に供給出来る体制を整えます。
- 公設試験研究機関新技術開発事業(要求額16,947千円 )
[所管部局名 総合企画局科学技術振興センター]
【基本事務事業名 公設試験研究機関新技術開発事業】
三重県の重要な農林水産物や新しい特産物の高品質化と低価格化を図るため、クローン牛の生産、新技術木材製品の開発、クエ・マハタの種苗生産にかかる研究を行います。
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