I 予算の基本方針
2 予算編成の背景
(2)地方財政計画の概要
平成12年度の地方財政計画は、地方税収入や地方交付税の原資となる国税収入が依然として低迷する一方で、公債費の累増が見込まれるほか、景気対策への取組み、生活関連社会資本の整備、介護保険制度の実施をはじめとする少子・高齢化社会に向けた地域福祉施策の充実等に対処することが必要であることから、限られた財源の重点的配分と経費全般について徹底した節減合理化を推進することを基本として、その規模は約88兆 9,300億円、前年度に対し、3,984 億円、約 0.5%の増となったところです。
地財計画規模 88兆 9,300億円 0.5%増 |
歳 入 |
地方税 35兆 568億円 0.7%減 地方交付税 21兆 4,107億円 2.6%増 地方債 11兆 1,271億円 1.4%減 (地方債依存度 12.5% 11年度は 12.7%) |
歳 出 |
投資的経費 28兆 4,187億円 3.6%減 (うち単独事業分)18兆 5,000億円 4.1%減 公債費 12兆 991億円 6.2%増 |
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