2 予算編成の背景
- (1)国の予算
- 国の平成10年度予算は、財政構造改革法に従って、限られた財源を重点的・効率的に配分しつつ、歳出全般について、聖域を設けることなく徹底した見直しを行い、一般歳出の規模につき前年度当初予算に対し5,705億円、1.3%の縮減を達成したところです。
国一般会計予算 77兆 6,692億円 0.4%増
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歳 入 |
租税・印紙収入 58兆 5,220億円 1.2%増
公 債 金 15兆 5,570億円 6.9%減
(公債依存度 20.0% 9年度は 21.6%)
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歳 出 |
一 般 歳 出 44兆 5,362億円 1.3%減
うち公共事業関係費 8兆 9,853億円 7.8%減
国 債 費 17兆 2,628億円 2.7%増
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- (2)地方財政計画の概要
- 平成10年度の地方財政計画は、歳出面において経費全般にわたる徹底した節減合理化により地方一般歳出を抑制し、歳入面においては地方税負担の公平適正化の推進と地方交付税の所要額の確保を図ることを基本とし、その規模は総額87兆964億円と、前年度に比し、368億円増加しており、増加率は0.0%です。
歳 入 |
地 方 税 38兆 4,752億円 3.9%増
地 方 交 付 税 17兆 5,189億円 2.3%増
地 方 債 11兆 300億円 9.1%減
(地方債依存度 12.7% 9年度は 13.9%)
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歳 出 |
投 資 的 経 費 29兆 2,183億円 6.0%減
(うち単独事業分)19兆 3,000億円 4.0%減
公 債 費 10兆 4,840億円 8.8%増
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