それでは、ただいま上程されました補正予算2件、条例案1件合わせて3件の議案につきまして、その概要を説明いたします。
議案第77号及び第78号の補正予算は、去る11月21日、国の平成23年度第3次補正予算の成立を受け、公共事業の追加や各種基金の積立等のほか、森林づくりに関する税の検討等に要する経費について、それぞれ補正を行うものです。
各会計の補正額は、一般会計で108億7,286万6千円、特別会計で5億999万9千円をそれぞれ増額するものです。
まず、一般会計についてその概要を説明いたします。
歳入の主なものとして、国庫支出金について、緊急雇用創出事業臨時特例交付金で25億1,000万円、森林整備加速化・林業再生事業費補助金で25億円、公共事業関係で11億8,612万1千円など、合わせて66億4,307万5千円、県債について、公共事業関係で42億1,700万円、それぞれ増額しています。
歳出の主なものとして、公共事業について54億1,502万円、国の交付金等を財源に、基金積立金として50億6,310万8千円、東日本大震災にかかる津波により被害を受けた養殖施設の復旧支援の追加として3億9,332万1千円、災害に強い森林づくり、森林環境教育の振興、森林づくりへの県民の参画等を推進する必要があることから、森林づくりに関する税検討委員会の設置やフォーラムを開催する経費として89万2千円を増額しています。
次に、特別会計について、説明いたします。
流域下水道事業特別会計について、公共事業の追加により5億999万9千円を増額しています。
次に、条例案について説明いたします。
議案第79号は、森林づくりに関する税検討委員会を設置するものです。
以上をもちまして提案の説明を終わります。
なにとぞ、よろしくご審議いただきますようお願い申し上げます。