ただいま上程されました補正予算15件、条例案4件、その他議案4件合わせて23件の議案について、その概要を説明いたします。
今回の補正予算は、今年度の予算執行状況等を踏まえ、歳入歳出両面における補正要因に対応するため編成したもので、一般会計で95億2,664万7千円、特別会計で33億1,228万4千円、企業会計で11億532万円をそれぞれ減額するものです。
これにより、去る2月16日に提出した2月補正予算を含む平成20年度の予算総額は、一般会計で7,352億8,735万1千円となり、特別会計、企業会計を合わせた三会計の合計額は、8,264億452万6千円となります。
それでは、一般会計についてその概要を説明いたします。
歳入は、県税収入について法人関係税の減収などにより34億4,600万円、繰入金について財政調整基金等からの繰入金21億775万8千円をそれぞれ減額し、また、公共事業費の減等に伴い国庫支出金で18億1,615万8千円、県債で17億9,700万円減額しています。
また、歳出は、公共事業等について、県単公共事業、直轄事業及び災害復旧事業の事業計画の変更などにより28億8,616万6千円減額しています。
以上で補正予算の説明を終わり、引き続き条例案等の諸議案について、説明いたします。
議案第83号及び第84号は、人事委員会の給与改定に関する報告及び勧告等にかんがみ、職員の手当の改定等をするものです。
議案第85号及び第86号は、職員の勤務時間の改正に伴い、所要の改正をするものです。
議案第87号から第89号までは、県の行う建設事業等の経費の一部について、関係市町から徴収する負担金の額について定めようとするものです。
議案第90号は、損害賠償の額の決定及び和解をしようとするものです。
以上をもちまして提案の説明を終わります。
なにとぞ、よろしくご審議いただきますようお願い申し上げます。