ただいま上程されました補正予算15件、条例案1件、その他議案5件合わせて21件の議案について、その概要を説明いたします。
今回の補正予算は、今年度の予算執行状況等を踏まえ、歳入歳出両面における補正要因に対応するため編成したもので、一般会計で18億9,185万2千円の減額、特別会計で4億373万5千円の増額、企業会計で24億5,426万8千円の減額を行うものです。
これにより、平成18年度の予算総額は、一般会計で6,883億8,649万2千円となり、特別会計、企業会計を合わせた三会計の合計額は、7,889億4,170万6千円となります。
それでは、一般会計についてその概要を説明いたします。
歳入は、県税収入について、法人関係税等が増収となることなどから29億1,400万円、国庫支出金について、障害者自立支援対策 臨時特例基金積立にかかる補助金など7億858万2千円をそれぞれ増額する一方、繰入金について、県債管理基金などからの繰入金69億984万7千円を減額しています。
歳出は、公共事業等について、国の補正予算等により一般公共事業で27億548万3千円、直轄事業で12億664万8千円をそれぞれ増額する一方、災害復旧事業で、過年災害の額の確定等により23億8,910万6千円を減額しています。
また、障害者自立支援法に基づく制度の円滑な運用を図るため、障害者自立支援対策臨時特例基金を設置することに伴い、19億2,937万1千円を計上しています。
以上で補正予算の説明を終わり、引き続き条例案等の諸議案について、説明いたします。
議案第72号は、「三重県障害者自立支援対策臨時特例基金条例」を制定するものです。
議案第73号は、包括外部監査契約を締結するものです。
議案第74号から第76号までは、県の行う建設事業等の経費の一部について、関係市町から徴収する負担金の額について定めるものです。
議案第77号は、議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する事務の受託を廃止しようとするものです。
以上で諸議案の説明を終わり、次に、報告事項について説明いたします。
報告第12号は、議会の議決すべき事件以外の契約等について、条例に基づき、報告するものです。
以上をもちまして提案の説明を終わります。
なにとぞ、よろしくご審議いただきますようお願い申し上げます。