ただいま上程されました補正予算15件、条例案1件、その他議案6件合わせて22件の議案について、その概要を説明いたします。
今回の補正予算は、今年度の予算執行状況等を踏まえ、歳入歳出両面における補正要因に対応するため編成したもので、一般会計で96億6,428万3千円の減額、特別会計で8,252万6千円の増額、企業会計で8,595万円の減額を行うものです。
これにより、平成17年度の予算総額は、一般会計で6,868億9,830万1千円となり、特別会計、企業会計を合わせた三会計の合計額は、7,847億9,891万8千円となります。
それでは、一般会計についてその概要を説明いたします。
歳入は、県税収入について、法人二税が増収となることなどから、39億7,700万円を増額する一方、国庫支出金について災害復旧にかかる負担金など24億7,694万円、繰入金について県債管理基金などからの繰入金70億2,041万6千円をそれぞれ減額しています。
歳出は、公共事業等について、国の補正予算等により一般公共事業で7億5,647万9千円、直轄事業で3億8,602万9千円をそれぞれ増額する一方、災害復旧事業で、過年災害の額の確定等により42億3,869万7千円を減額しています。
また、AED(自動体外式除細動器)をすべての県立学校と生涯学習施設やスポーツ施設等に配備することに伴い2,850万円を増額しています。
以上で補正予算の説明を終わり、引き続き条例案等の諸議案について、説明いたします。
議案第89号は、包括外部監査契約を締結するものです。
議案第90号から第93号までは、県の行う建設事業等の経費の一部について、関係市町等から徴収する負担金の額について定めるものです。
議案第94号は、工事請負契約を締結しようとするものです。
議案第95号は、リサイクル製品の認定手続における不正行為を防止するとともに、リサイクル製品の品質及び安全性を確保するため、三重県リサイクル製品利用推進条例について、所要の改正を行うものです。
以上をもちまして提案の説明を終わります。
なにとぞ、よろしくご審議いただきますようお願い申し上げます。