平成28年10月29日(土)に山の棚おろしコーディネーターの中島彩さんと、木材コーディネーターの能口秀一さんを講師にお招きして、いなべ市藤原町で「山の棚おろしinいなべ」講習会を開催しました。
【午前】山の棚おろし 実技講習会
講習会には地域で林業活動をする人や、林業に興味のある人7名が参加して、午前中は山林に入り、プログラムの沿って山林に調査地を設定して、その中の木の本数や胸高直径の他、見た目の曲がり具合や腐れ、キズの有無等を調べました。
また、調査木を伐倒して、樹高や樹幹長そして、1m毎の直径などを計測しました。
【午後】山の棚おろし 座学(計算・解説)
午前中の調査結果を持ち帰り、午後からは机上で木材の材積を計算し、立木1本あたりの金額(材価)を計算しました。また、適正な森林整備をすることで10年後に山の材積や価値がどのように変化するかを試算しました。
参加者の感想
講習会終了後の参加者アンケートでは、「マニュアル化されていて、とても分かりやすかった。」「林業活動や森林整備に対する意識が高まった。」と言った意見がみられました。