平成28年7月2日(土)~7月3日(日)にかけて、
石川県の林業研究グループのメンバー18人が視察研修のため、
三重県北勢地域を訪れました。
地元林業家との交流
7月2日(土)に三重県を訪れた、石川県林研グループのメンバーは、まず、いなべ市北勢町で林業を営む佐藤誠治さん夫妻(佐藤林業)と昼食を共にし、
地域の森林や林業の様子について意見交換をし、交流を深めました。
「森の風ようちえん」視察
1日目の午後は、三重郡菰野町の「森の風ようちえん」を視察しました。まず、園長の嘉成先生から、
ようちえんのコンセプトやようちえんでの園児の過ごし方について説明を受けた後、
園児が遊び場にしている森を散策しました。
参加者からは、「怪我や事故は起きないのか?」との質問もありましたが、
嘉成先生から「子供たちが自然に危険を判断できるようになる。」との説明を受けて感心していました。
また、同じフィールドで炭焼きをしている地元の活動グループとも、
炭焼き釜を囲んで意見交換をし、交流を深めることができました。
地域材を利用する木工房「Wood Bury(ウッドベリー)」視察
2日目、7月4日(日)の午前中は、三重郡菰野町で地域材を利用して家具や木のおもちゃの製作を手掛けている木工房「Wood Bury(ウッドベリー)」を訪れ、木工家の梶口氏より、地域材による作品作りについて説明を受けました。また、工房では学習机にもなる木製の滑り台や、かわいい木のおもちゃ、そして木工体験用のキッドなども見せていただき、参加者は興味深そうに作品を手に取ってみたり、作品のコンセプトや地域材の活用について意見を交わしました。