ニコチンを含有する電子タバコについて
ニコチンが含まれる電子タバコがあります。使用にはご注意ください!
- 平成22年8月18日付けで独立行政法人国民生活センターから「国内で販売されている電子タバコの一部からニコチンが検出された」との発表がありました。また、独立行政法人国民生活センターにおいて、ニコチンが含まれると報告した11銘柄について、実際に霧化された蒸気にニコチンが含まれるかどうかを国立医薬品食品衛生研究所で分析したところ、全ての製品からニコチンが検出されました。
- ニコチンは医薬品成分で、ニコチンを含む電子タバコは、基本的に薬事法の承認が必要ですが、これまで国内で承認された製品はありません。
- ニコチンが電子タバコに含まれると認識しないまま長期間・繰り返し使用すると、吐き気や嘔吐、痙攣、頭痛、めまいなどの副作用や依存性が現れたり、妊婦などハイリスクの人に影響を及ぼす恐れがあります。
- 今回の調査対象とならなかった電子タバコにもニコチンが含まれている可能性がありますので、ご注意下さい。
- ニコチンを含む電子タバコをインターネットなどで個人輸入するケースも見られますが、次のことから望ましくないと考えております。安易な使用は避けてください。
- ニコチン以外の有害な物質が含まれている事例が報告されていること
- 薬事法上の未承認の医薬品であり、品質、有効性、安全性が確認されていないこと
ニコチンを含む電子タバコに関する注意喚起(厚生労働省ホームページ)
※「薬事法」は改正され、「医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律(略 称:医薬品医療機器等法)」となり、平成26年11月25日に施行されました。