管内概要
管内は、三重県の最北端にあって、東は木曽三川と伊勢湾に、西は鈴鹿山脈、南は員弁川、北は養老山地に囲まれた南北約15km、東西約25kmと東西に細長い地域(面積約390キロ平方メートル)で桑名市、いなべ市、東員町、木曽岬町の2市2町からなっています。2市2町あわせた人口は約22万人となっています。また、愛知県、岐阜県、滋賀県の3県と隣接しており、中京圏の中心都市・名古屋市から20~30km圏に位置しています。
交通機関は、管内の東部をJR関西本線、近鉄名古屋線が走り、これらを拠点に桑名駅から養老鉄道養老線が桑名市を経て大垣市に、西桑名駅から三岐鉄道北勢線が東員町を経ていなべ市に、また、近鉄富田駅から三岐鉄道三岐線がいなべ市まで走っています。
幹線道路としては、東部に東名阪自動車道、国道1号、及び国道23号が南北に並走し、国道258号がこれら高速道路、国道を各々連結しながら国道23号に接続しています。また、湾岸部には伊勢湾岸道路(新名神)が供用されています。 さらに、西部には国道306号と国道365号が管内を横断して滋賀県及び岐阜県に、国道421号が桑名市から滋賀県に至っています。
近年は、管内において大規模な住宅開発が進み、ハイテク産業や自動車関連等の日本を代表する企業の進出も著しい状況となっています。