音声コードについて
音声コード(SPコード(*1))は、20mm角程度の二次元記号で、800~1,000字程度の主に文字情報を記録したものです。
スマートフォンアプリや専用の装置を用いると、音声で内容を読み上げるため、文字を読み取れない方にも情報を伝えることができます。
(株)廣済堂と日本福祉サービス(株)の2社からコードの印刷ソフトと読上げ装置が、また、NPO法人日本視覚障がい情報普及支援から印刷ソフトが、それぞれ配布又は販売されています。
県では平成16年度から、印刷物へのこのコードの必要性について啓発を進めています。
コードの概要
コードは、印刷物各ページの下辺の角に印字されます。
同時に、コードが印字されていることを手で触ってわかるように、用紙のコードの位置に切り欠きが設けられています。
コードの作成方法
(株)廣済堂、日本福祉サービス(株)及びNPO法人日本視覚障がい情報普及支援が配布又は販売している専用ソフトとMicrosoft社のWordソフトを利用して作成します。
両社とも、入力した文章をコードにするだけの無償版と、コードにした文章を読み上げるなどの機能が加わった有償版があります。
詳細につきましては、同社のホームページ等でご確認ください。
SPコード公式ホームページ((株)廣済堂) (新しいウィンドウが開きます。)
音声コードについて(日本福祉サービス(株))(新しいウィンドウが開きます。)
JAVISからのお知らせ(NPO法人日本視覚障がい情報普及支援協会)(新しいウィンドウが開きます。)
読み上げ方法
上記2社が販売・リースする専用の装置が必要になります。
装置単独で、読み上げ音声が流れるものと、パソコンに接続し、パソコンのスピーカーから音声が流れるものの2種類があります。
(*1) SPコード
平成15年に(株)廣済堂と(株)オリジナルデザインとが共同開発したコードで、(株)廣済堂によって特許登録・商標登録されています。