いろいろなマーク
「ユニバーサルデザインとマーク」
大勢の人が利用する建物や駅などには、駐車場やトイレ、エレベーターなどを図記号で示して案内してあるのを見かけます。
まちで見かけるこのようなマークの中には、誰もが使いやすいようにデザインされていることを示したり、誰もが安心して社会生活に参加できるようみなさんの配慮をお願いすることを示しているものがあります。
ここでは、ユニバーサルデザインに関連するマークを取り上げて、そのマークが示す意味や使い方などを紹介します。
ヘルプマーク 義足や内部障がいのある方など、外見からは配慮が必要とわからない方が、周りに配慮を必要としていることを知らせるマークです。平成24年度に東京都が導入し、全国的に普及しつつあります。
|
||
おもいやり駐車場マーク
「三重おもいやり駐車場利用証制度」のシンボルマークです。 |
||
国際シンボルマーク 障がい者が利用できる建築物、施設であることを明確に示す世界共通のシンボルマークで、昭和44年に国際リハビリテーション協会の総会で採択されました。 |
||
視覚障がい者のための国際シンボルマーク 世界盲人連合で昭和59年に制定された視覚障がい者のための世界共通のマークです。視覚障がい者の安全やバリアフリーに考慮された建物、設備、機器などにつけられています。信号機や国際点字郵便物、書籍などで身近に見かけるマークです。 |
||
耳マーク (一般社団法人全日本難聴者・中途失聴者団体連合会) 聞こえが不自由なことを表すのに使用します。また、自治体、病院、銀行などがこのマークを掲示し、聞こえが不自由な方から申し出があれば必要な援助を行うという意思表示を示すのに用います。 |
||
補助犬同伴可マーク (NPO法人全国盲導犬施設連合会)
補助犬(盲導犬、介助犬、聴導犬)の施設への受け入れを示すマークです。広く一般に、補助犬を正しく理解してもらい、補助犬使用者が安心して施設を利用できることを願い作成されました。 |
||
ほじょ犬マーク (厚生労働省) 身体障害者補助犬法で定められた補助犬(盲導犬、介助犬、聴導犬)は公共の施設、交通機関、不特定多数の方が利用するデパートやホテルなどの施設では、同伴の受け入れが義務付けられています。ほじょ犬マークは、ほじょ犬の受け入れを広く知らしめるマークです。 「ほじょ犬」(厚生労働省) |
||
盲導犬マーク (社団法人日本玩具協会) このマークは、盲導犬をデザイン化したもので、目の不自由な子供たちも一緒に遊べるおもちゃのパッケージに付いています。このマークがついたおもちゃは目の不自由な子供たちや大人の方々が、そうでない人々と一緒に遊べるように「配慮」が施された「共遊玩具」です。 |
||
うさぎマーク (社団法人日本玩具協会) このマークは、うさぎをデザイン化したもので、耳の不自由な子供たちも一緒に遊べるおもちゃのパッケージに付いています。このマークがついたおもちゃは耳の不自由な子供たちや大人の方々が、そうでない人々と一緒に遊べるように「配慮」が施された「共遊玩具」です。 |
||
初心者マーク (警察庁(道路交通法)) 自動車の運転免許を受けて1年に満たない人は、自動車に添付することが義務付けられています。このマークをつけている自動車に「幅寄せ」や「割り込み」をすると、道路交通法違反になります。 「自動車の運転者が表示する標識(マーク)について」(警視庁) |
||
高齢運転者マーク (警察庁(道路交通法)) 自動車の運転免許を受けた人で、70歳以上の人が自動車に添付するように努めることになっています。このマークをつけている自動車に「幅寄せ」や「割り込み」をすると、道路交通法違反になります。 「自動車の運転者が表示する標識(マーク)について」(警視庁) |
||
身体障がい者マーク (警察庁(道路交通法)) 自動車の運転免許を受けた人で、肢体不自由であることを理由に運転免許に条件がついている人が自動車に添付します。このマークをつけている自動車に「幅寄せ」や「割り込み」をすると、道路交通法違反になります。 「自動車の運転者が表示する標識(マーク)について」(警視庁) |
||
聴覚障がい者マーク (警察庁(道路交通法)) 自動車の運転免許を受けた人で、道路交通法で定める程度の聴覚障がいがあることにより、運転免許に条件がついている人は、自動車に添付することが義務付けられています。このマークをつけている自動車に「幅寄せ」や「割り込み」をすると、道路交通法違反になります。 「自動車の運転者が表示する標識(マーク)について」(警視庁) |
||
バリアフリー法認定特定建築物マーク (人にやさしい建築・住宅推進協議会(バリアフリー法)) |
||
オストメイトマーク (公益社団法人日本オストミー協会) 人工肛門、人工膀胱を造設した方(オストメイト)が利用できる設備があることを示すマークで、この設備があるトイレの入り口付近に表示されています。 |
||
ハート・プラスマーク (NPO法人ハート・プラスの会) 「身体内部に障がいを持つ人」を表すマークです。このマークを表示することで、外見からはわかりにくい身体内部の障がいに、周囲の理解が得られることを目的としています。 |
||
マタニティマーク 妊娠している人が周囲に妊娠していることを示すマーク。妊娠している人に対するやさしい環境づくりを目指しています。 |
||
ベビーカーマーク エレベーターや鉄道、バスなどでベビーカーを使用している人が安心して利用できる場所を示すマーク。子育てしやすい環境づくりをめざしています。 |
||
BABY in ME 妊娠中の方が身につけることで、特に妊娠初期の外見からはわかりにくい時期でも、周囲の配慮が得られることを願い作成されました。このマークがデザインされたバッジ、自動車用のサインなどもあります。三重県産婦人科医会では、このBABY in ME のかんバッジの配布や、ポスターの掲示に取り組んでいます。 |
||
「三重県ユニバーサルデザイン」のシンボルマーク 壁を通り越して、お互いが分かり合おう、協力し合おうと手を握り合っている様子を表しています。 |
||
三重県ユニバーサルデザインのまちづくり推進条例適合証 |
(旧マーク) |