令和6年度健やか親子21内閣府特命担当大臣表彰について、三重県から推薦した羽根靖之氏(小児科医)の受賞が決定しました。
1 健やか親子21内閣府特命担当大臣表彰について
国及び地方公共団体が講ずる成育医療等の提供に関する施策に協力し、先駆的な取組により、成育過程
にある者の心身の健やかな成育並びに妊産婦の健康の保持及び増進に寄与する取組を推進している個人・
団体・自治体・企業を表彰するものです。
2 受賞者(※敬称略)
羽根 靖之(はね やすゆき)
はね小児科医院 院長(小児科医)
<主な功績>
昭和55年から東京女子医科大学病院腎臓病総合医療センター及び関連病院勤務、その後、山田赤十字病院、三重大学医学部附属病院、国立療養所三重病院、三重県立志摩病院等の勤務を経て、平成5年に鳥羽市で開院の後、現在の「医療法人童心会 はね小児科医院」に改称され、志摩市に分院や病児保育室、児童デイ・サービス事業である発達支援事業所を開設されるとともに、地域での母子保健、特に発達や生活面で困難を抱えた子どもやその家族への支援に注力されています。
小児科医の少ない鳥羽市・志摩市で乳幼児健診委員会委員長を長年務められ、地域医療、地域福祉に貢献されています。また、県医師会乳幼児保健委員会園医部会では、「園医の手引き」の作成に携わり、県内の母子保健活動の向上発展のため尽力されるとともに、地域でも鳥羽市虐待防止ネットワーク協議会代表者会議委員として、様々な事例に医療的側面から助言し被害者への援助、支援に努められています。
また、志摩医師会会長、県小児科医会理事等に就かれるとともに、全国病児保育協議会副会長、常任理事として病児保育の質の向上に注力されるなど、三重県や志摩地域のみならず、全国の母子保健事業の向上、地域医療の充実、保健衛生の発展、社会福祉の増進に寄与されています。
3 表彰式
令和6年度健やか親子21全国大会において行われます。
開催日時:令和6年11月21日(木)10時30分から
式典会場:宝山ホール(鹿児島県鹿児島市山下町5-3)