県では、令和2年度から、予防可能な子どもの死亡を減らすことを目的とした「予防のための子どもの死亡検証(CDR;Child Death Review)体制整備モデル事業」を実施しています。
この度、令和5年度の死亡事例検証結果をふまえ、三重県CDR政策提言委員会から知事に対して以下のとおり「予防可能な子どもの死亡を減らすための取組に関する提言」が行われます。
※ 三重県CDR政策提言委員会とは、本県の小児死亡事例の傾向や特徴、これまでの検証で得られた
予防策等をふまえ、県に対して提言を行うとともに、CDRのあり方を整理することを目的に設置
された委員会です。
1 日 時
令和6年3月29日(金)17時00分から17時20分まで
2 場 所
三重県庁3階 プレゼンテーションルーム
(津市広明町13番地)
3 応対者
三重県知事 一見 勝之(いちみ かつゆき)
4 提言者
三重県CDR政策提言委員会 平山 雅浩(ひらやま まさひろ) 委員
5 内 容
(1) 予防可能な子どもの死亡を減らすための取組に関する提言(2項目)
令和5年度の事例検証で得られた知見をふまえ、今後県が取り組むべき予防策について、次の
2点に重点を置いた提言が行われます。
提言1「乳幼児の突然死(SUID)の原因分析及び予防策の普及啓発」
提言2「すべての子どもがポジティブな対人関係の中で育つことのできる環境の整備」
(2) CDRから得られた知見に基づく提言
死亡を減らすための予防策以外に取り組むべき内容として、以下の提言があわせて行われます。
提言「遺族など関係者に対するグリーフケア・こころのケアの提供」
(3) CDR体制整備モデル事業の現状・課題をふまえた国への問題提起
本モデル事業の実態をふまえ、CDR事業のあり方について問題提起されます。