令和5年度(第45回)母子保健奨励賞について、三重県から推薦した長尾みづほ氏(小児科医)の受賞が決定しました。あわせて、同氏は、受賞者の中から3名が選ばれる毎日新聞社賞も受賞されました。
1 母子保健奨励賞について
母子保健奨励賞は、公益財団法人 母子保健研究会の主催で、昭和54年国際児童年を契機として創設
されました。本賞は、母子保健の発展向上に寄与し、その業績が顕著であり、将来も引き続き優れた活動
が期待できる個人に対して贈呈されるもので、全国で15名の方が受賞されています。
2 受賞者(※敬称略)
長尾 みづほ(ながお みづほ)
国立病院機構三重病院 臨床研究部長(小児科医)
<主な功績>
同氏は平成16年より国立病院機構三重病院にて小児のアレルギー疾患診療に従事され、平成25年
より同院アレルギーセンター副センター長を併任されています。
平成20年から県教育委員会アレルギー疾患対応検討委員会・専門部会委員に選任され、「学校にお
けるアレルギー疾患対応の手引」の改訂に注力されるなど、県内の小児アレルギー疾患への対策に取り
組まれるとともに、小児のアレルギー疾患保健指導の手引き作成委員(厚生労働科学特別研究事業)と
して手引き改訂に取り組み、平成30年には日本小児アレルギー学会優秀論文賞を受賞されました。
現在は小児アレルギー学会 気管支喘息委員会 副委員長にも就任され、活躍の場を広げられていま
す。
3 表彰式
開催日 :令和5年11月17日(金)
式典会場:東京ガーデンパレス(東京都文京区湯島1-7-5)
表彰式典へ出席ののち、赤坂東邸への参邸が予定されています。