野生いのししによる豚熱ウイルスの拡散を防止するため、令和6年2月12日から、県内の17市町において、野生いのししに対する豚熱経口ワクチンの散布を実施します。
1 経口ワクチン散布の概要
・時期 令和6年2月12日(月)から概ね33日程度で散布・回収を完了する見込み
・場所 いなべ市、菰野町、四日市市、鈴鹿市、亀山市、伊賀市、名張市、津市、松阪市、多気町、
伊勢市、鳥羽市、志摩市、玉城町、大紀町、南伊勢町、御浜町における山林及びその周辺地域
【別紙1】のとおり
・散布地点数(予定) 391か所で計7,820個の経口ワクチン散布を計画
いなべ市:12か所 菰野町: 8か所 四日市市:33か所 鈴鹿市: 31か所
亀山市: 20か所 伊賀市: 61か所 名張市: 12か所 津 市: 70か所
松阪市: 36か所 多気町: 10か所 伊勢市: 15か所 鳥羽市: 6か所
志摩市: 25か所 玉城町: 16か所 大紀町: 12か所 南伊勢町:12か所
御浜町: 12か所 (全17市町 計391か所)
※経口ワクチンは1か所あたり20個散布します。なお、散布地点は、散布する場所の状況により調整
する場合があります。
※経口ワクチン散布実施スケジュールの詳細は【別紙2】のとおり。
※これまでの散布状況(前回(令和5年9月))の詳細は【別紙3】のとおり。
2 散布後の対応
・散布実施後、経口ワクチン回収を行い野生いのししによる摂取状況を確認します。
・散布完了日の翌日から起算して20日目以降に捕獲された野生いのししを対象に、豚熱陽性感染の有
無や、経口ワクチンの有効性を確認するため、調査捕獲を再開します。なお、対象範囲が広域で地域に
より散布期間が異なるため、調査捕獲再開日は各地域で異なります。
3 報道機関へのお願い
・経口ワクチンの散布は、野生いのししの誘引への影響や豚熱ウイルスの拡散の恐れなどを踏まえ、必
要最小限の人数で行います。このため、散布場所での取材については、自粛いただきますよう、お
願い申し上げます。
4 その他
・経口ワクチンは、国の食品安全委員会で安全と評価された成分や食品からできています。
・豚熱は、豚、いのししの病気であり、人に感染することはありません。また、感染豚の肉が市場に出
回ることはありません。仮に、感染した豚やいのししの肉を摂取しても人体に影響はありません。