汚水処理事業の一層の省力化・効率化を図るため「三重県汚水処理事業広域化・共同化計画」を策定しました。
市町が実施する下水道など汚水処理施設の老朽化に伴う大量更新期の到来、人口減少に伴う使用料収入の減少、職員数の減少による執行体制の脆弱化等により経営環境は厳しさを増していることから、本計画は、県と市町が地域で一体となって財政基盤や技術基盤の強化を行い、持続可能な事業運営を推進することを目的としています。
1 計画の対象
(1)広域化に関わる市町
23市町
(2)対象とする施設
公共下水道、農業集落排水等、コミュニティプラント
2 計画期間
短期計画(5年)、中期計画(10年)、長期計画(30年)
3 計画内容
(1)施設の共同化(主なハード施策)
経済性や地域の実情を踏まえ、農業集落排水を公共下水道に接続する等、施設の統廃合を実施します。
(2)執行体制の共同化(主なソフト施策)
1)災害時対応の共同化
各市町から応援職員が派遣されることを想定した合同訓練を実施します。
2)汚水処理普及PR・広報活動の共同化
各市町の広報活動のノウハウを共有し、共同化を進めます。
3)人材育成の共同化
現場見学会や研修会を合同開催します。
※内容の詳細につきましては、本冊及び概要版をご覧ください。