現在、三重県では流域下水道として6処理場、8ポンプ場で運転を行っていますが、災害等により処理場やポンプ場の機械・電気設備が被災すると、水洗トイレの利用や生活雑排水の処理など、社会生活を支えるインフラ機能が停止することとなります。
そこで、この度、下水道施設の被災時におけるインフラ機能復旧への備えを拡充するため、一般社団法人日本下水道施設業協会(※1)と新たに下水道に関する機械・電気設備の災害協定を締結します。
これにより、下水道施設の迅速な復旧が可能となります。
記
1 協定名
自然災害による下水道機械・電気設備緊急工事に関する協定(※2)
2 相手方
一般社団法人日本下水道施設業協会
3 締結日
令和2年6月2日(新型コロナウィルス感染症の拡大防止の観点から、協定締結式は行いません。)
4 内 容
下水道機械・電気設備における被災状況等の調査、復旧計画の立案、復旧工事の実施
※1 一般社団法人日本下水道施設業協会は、昭和55年に設立され、下水道に関する機械・電気設備専門
の協会として幅広く活動を行っている組織であり、大災害発生時に国交省に設置されている支援調整
チームの一員です。
※2 その他の下水道管渠及び土木施設については、一般社団法人三重県建設業協会等、他の機関と協定締
結済みです。