子どもから家族や友だちなどへ、大人から子どもへ、思ってはいるけれどなかなかお互いに伝えられない大切な人への「ありがとう」の気持ちをテーマにした第16回「ありがとうの一行詩コンクール」について、受賞作品が決定しました。
1 応募総数 5,729作品
2 「最優秀賞」受賞作品
【家族部門】 (松阪市 30代 馬場 香織)
お父さんへ
私が初めての出産後、周りから「子育て大変でしょう?」と言われる横で父が 「みんなで大きく
していけばええ。」と一言。私はこの言葉のおかげで救われたよ。
【友だち部門】 (紀北町 高校2年生 野村 文香)
大好きな友達へ
私は話すのが好きじゃなかったけど、君はたくさん話しに来てくれたよね。
そのお陰で、話すのが嫌じゃなくなって友達が沢山できたよ。今は毎日がとても楽しい。
ありがとう。
【地域部門】 (東京都 40代 大橋 里美)
認知症の母を助けてくれる優しい人たちへ
車椅子を押す私を、エレベーターの開くボタンを押して待っていてくれる優しい指先。
穏やかな声。温かい視線。時が止まったようだ。母に関わる人全てにありがとう。
3 受賞作品数 70作品
【内訳】 ・最優秀賞 3作品
・協賛企業賞 40作品
・優秀賞 6作品
・佳作 21作品
※「最優秀賞」受賞作品以外の作品については、3月下旬に刊行予定の「第16回ありがとうの一行詩
コンクール作品集」に掲載します。
4 審査委員(順不同)
審査委員長 村上 しいこ(児童文学作家)
審査委員 梅谷 康之 (三重テレビ放送株式会社報道制作局長)
野呂 健一 (高田短期大学キャリア育成学科長)
酒井 由美 (みえ次世代育成応援ネットワーク運営委員)
飯田 文美 (ピアニスト、ピアノ指導者)
福永 和伸 (三重県教育委員会教育長)
枡屋 典子 (三重県子ども・福祉部長)