子どもから家族や友達などへ、大人から子どもへ、思ってはいるけれどなかなかお互いに伝えられない、大切な人への「ありがとう」という気持ちをテーマに開催した「第12回ありがとうの一行詩コンクール」の受賞作品が決定しましたので発表します。
今年度はコロナ禍の中で、家族や友達など周りの方々に「ありがとう」を伝える13,307作品の応募がありました。
1 応募総数
応募総数 13,307作品
(個人部門 12,993作品 ペア部門 314作品)
2 最優秀作品
【家族の絆/個人部門】
お父さんへ
いつも、図書館へ連れって行ってくれてありがとう。ぼくは、お父さんのおかげで本がとってもすきに
なりました。いろんな本の世界を探検できてうれしいです。
(高校3年生 松阪市 岩塚 大貴)
【家族の絆/ペア部門】
康博へ
あなたがいま、そばで笑ってくれるから笑顔になれる。あなたがいま自分のことのように悲しんでく
れるから私は泣ける。あなたがそばにいることで毎日がキラキラする。いつもありがとう。
(20代 津市 中島 紗希)
紗希へ
心が病み押しつぶされそうな時、光を差し込んでくれたね。出会ってから3年も経ちました。いつも
そばに居てくれてありがとう。これからも末長くよろしくね。
(30代 津市 中島 康博)
【地域の絆/個人部門】
地域の人へ
いつもぐちゃぐちゃにとまっている松ヶ崎駅の駐輪場。でも、帰りには、毎日、朝の光景がうそ
のように整えられ整列している。どこのだれだかを今だに見たことはないけど、この場をかりて、いつ
もありがとうございます。
(高校3年生 松阪市 早川 明季)
【地域の絆/ペア部門】
なほちゃんへ
本が大好きななほちゃん。なほちゃんにすすめられて読んだ本は宝物になったよ。いつもいっぱい遊
んでくれてありがとう。幼稚園から一緒のなほちゃんはずっとずっと大切な友だちです。本当に本当に
ありがとう。
(小学校6年生 鳥羽市 橋本 美侑)
みゆちゃんへ
ウォーキングに行ったり、大阪に行ったり、とても楽しかったよ。昔とった写真にもみゆちゃんと一
緒にうつっている写真たくさんあったよ。また大阪行ったり、イベント参加したりしてたくさん遊ぼう
ね。
(小学校6年生 鳥羽市 江崎 夏穂)
3 受賞作品数
88作品(個人部門 78作品 ペア20作品(10ペア))
※最優秀賞以外の作品については、『第12回ありがとうの一行詩コンクール作品集』をご覧くださ
い。(3月5日刊行予定)
4 (参考)審査委員(順不同)
審査委員長 村上しいこ(童話作家)
審査委員 小川秀幸(三重テレビ放送株式会社 報道制作局長)
佐野貴信(みえ次世代育成応援ネットワーク 運営委員長)
中村忠明(公益財団法人伊賀市文化都市協会 理事長)
野呂健一(高田短期大学キャリア育成学科オフィスワークコース コース長・教授)
木平芳定(三重県教育委員会教育長)
大橋範秀(三重県子ども・福祉部長)