令和2年11月4日(水曜日)、特定非営利活動法人ファザーリング・ジャパンが主催する、第2回イクボス充実度アンケート調査の結果が発表され、都道府県部門で三重県が前回に引き続き第1位になりました。
1.第2回イクボス充実度アンケート調査について
(1)調査の概要
調査対象:都道府県および令和2年3月末までにイクボス宣言を行った市区町村
調査方法:WEBフォームによる回答
調査項目:・プロセス調査(イクボス推進の環境整備状況)
・成果調査(イクボスを推進したことによる客観的な成果数値)
調査期間:令和2年3月31日から9月30日まで
主 催:特定非営利活動法人ファザーリング・ジャパン
(2)調査結果(ランキング)
・都道府県部門 ・市区町村部門
第1位 三重県 第1位 北九州市(福岡県)
第2位 鳥取県 第2位 千葉市(千葉県)
第3位 広島県 第3位 山形市(山形県)
(3)発表
11月4日にファザーリング・ジャパンのホームページで発表されました。
2.三重県のイクボスの取組について
三重県では、イクボスの普及・啓発のため、次のような取組をすすめています。
(1)事業主としての県庁の主な取組
・知事が「男性育休100%宣言」に自治体の首長として初めて賛同
・県庁内中堅職員グループが作成した「イクボス普及啓発チラシ」を活用した啓発
・イクボスが現場で実践するためのツール(組織マネジメントシート、育児参画計画書等)の導入
(2)地域の企業などを対象とした主な取組
・経済団体と連携した「みえのイクボス同盟」への加盟促進
・イクボス伝道師の養成
・保育所に特化したイクボス推進など、業種別の特徴に応じた取組
・NEXT親世代(高校生などの若年層)への普及啓発の実施
※参考:特定非営利活動法人ファザーリング・ジャパンとは
『「よい父親」ではなく「笑っている父親」を増やし、ひいてはそれが働き方の見直し、企業の意識改革、社会不安の解消、次世代の育成に繋がり、 10年後・20年後の日本社会に大きな変革をもたらすということ』を目的(ミッション)としてさまざまな事業を展開しているNPO法人です。