平成30年度ボランティア功労者厚生労働大臣表彰被表彰者が決定しました。
この表彰は、福祉分野等のボランティア活動を永年率先して行っている方又は永年にわたりボランティア活動への支援を行っている方であって、その功績が特に顕著であると認められる方に対して、厚生労働大臣が行うものです。
なお、被表彰者への表彰状等の贈呈は、「平成30年度全国社会福祉大会」で行われます。
被表彰者とその功績(敬称略)
【表彰 個人 1名】
○菅 昌(すが まさ)(亀山市)
昭和63年から亀山市内の老人福祉施設などでボランティアとして利用者たちと工作やおしゃべりを行い、その明るくやさしい声掛けは高齢者、障がい者の元気の源になっています。
また、様々なボランティア団体に所属し、市内で開催されるイベントの実行委員会に協力するなど、ボランティア活動に積極的に取り組んでいます。
【表彰 団体 2団体】
○手話サークル「若竹会」(わかたけかい)(名張市)
名張市で初めて発足した手話サークルであり、手話を学びながら、障がい者について理解し、障がい者との交流を図るとともに、会員自身の高揚と相互の親睦を深めています。
月に数回、定例学習会を実施し、情報共有を行い、聴覚障がい者とろうあ運動についての理解を深めています。
また、会員は要請があれば、イベントなどにおいて手話通訳を行っています。
○わくわくボランティア(東員町)
平成4年の設立以来、東員町の福祉ボランティアの先駆けとして、26年の長きにわたり、一人暮らし高齢者等の健康保持と孤独感の解消や安否確認のため、配食サービス活動を行っています。
調理は季節に応じた食材を使い、利用者においしく食べていただくため、趣向を凝らしたメニューを考えており、また配達にあたっては、利用者とのふれあいを大切にし、健康状態などの異変も確認し、状態に応じて関係機関につないでいます。
(参考)平成30年度全国社会福祉大会
日時:平成30年11月22日(木)13時から15時まで
場所:メルパルクホール(東京都港区芝公園)
主催:厚生労働省・全国社会福祉協議会・中央共同募金会