伊勢高等学校における個人情報の流出について

　県立伊勢高等学校において、学校諸費の口座振替ができなかった生徒の保護者に対して、
令和６年１１月２０日にその旨の通知を郵送したところ、別の生徒に通知が届いたことが
判明しました。

１　要旨
（１）概要
　・１１月１２日（火）振替の口座振替ができなかった対象者は８名おり、その８名に対
　　して、１１月１８日（月）午後にその旨の通知を郵送しました。【授業料・学校諸費
　　（生徒会費、学年会費等）２名、学校諸費（生徒会費、学年会費等）６名。今回の対
　　象者は学校諸費。】
　・１１月２０日（水）１７時５０分頃に、生徒Ａ保護者から、別の生徒Ｂの通知の封筒
　　が自宅に届いていたとの連絡がありました。
　・調査したところ、本来生徒Ｂに通知するべきものを誤って生徒Ａに通知したことが判
　　明したため、ただちに、生徒Ａ保護者に電話謝罪しました。なお、その通知は生徒Ａ
　　保護者において廃棄済みです。
　・その後、生徒Ｂ保護者に電話連絡し、本来通知するべきものを誤って生徒Ａに郵送し
　　てしまったことについて、経緯を説明し謝罪しました。
　・通知書には、「生徒名（カナ）」、「引き落とし口座の金融機関名、口座番号、口座
　　名義人（カナ）」「学校諸費の未納額」が表記されていました。
（２）誤送付の原因
　・事務室で封筒印刷用の生徒のデータベースを使用していますが、誤って生徒Ａと生徒
　　Ｂの住所を逆にして登録していました。生徒Ａと生徒Ｂが同姓同名であったため誤っ
　　て登録したものと思われます。
　・発送前に複数人でダブルチェックしましたが、カナ表記が生徒Ａと生徒Ｂで同じであ
　　ったため、誤りに気が付きませんでした。

２　今後の対応
　　生徒Ａ保護者と生徒Ｂ保護者に対し、改めて経緯を説明し謝罪をするとともに、今回の
　個人情報流出を重く受け止め、送付する際のデータベースのデータに誤りがないか点検を
　行います。また、同姓同名の一覧を作成するなど注意を徹底できるようにします。そのう
　えで発送の際は、通知先に誤りがないかを引き続き複数人で確認します。

　【参考】学校諸費
　　県立学校において、入学時誓約に基づく個人負担経費（実習材料費、修学旅行積立金等）
　　や、学校関係団体費など、生徒・保護者が負担する費用で、私費に該当します。