県立朝明高等学校において、学校諸費が未納となっている同校生徒1名の保護者に督促の電話をする際、誤って間違った番号へ電話をし、その留守番電話に保護者名や滞納金額などを残していたことにより個人情報が漏洩したことがわかりました。
当事者の皆様にご迷惑をお掛けしたことを深くお詫び申し上げます。
1 要旨
(1)概要
・令和5年10月27日(金)の午後に2回、10月30日(月)の午前に1回 学校諸費(学校後援
会費、学年会計費)が未納である生徒の保護者に対して、納付依頼の電話をかけましたが、いずれも
応答がなかったため、留守番電話に、学校・担当者名、保護者名を残しました。
・10月30日(月)の13時頃に4回目の電話をかけた際に、学校・担当者名、保護者名に加え、滞
納金額を留守番電話に残しました。
・10月31日(火)の12時半頃にも電話をかけましたが応答がなかったため、電話番号を確認した
ところ、10月27日及び30日に留守番電話に残した先の電話番号が誤りであったことが判明しま
した。
・11月2日(木)に当該保護者と連絡がついたため、11月3日(金)に保護者へ校長と事務長で謝
罪を行い、保護者にはご理解をいただきました。
・誤ってかけた電話番号については、学校内の資料等で確認したところ、学校の関係者(他の生徒、保
護者)の電話番号ではないことを確認しました。
・用件を残した留守番電話の持ち主は不明で、学校への折り返し電話もありません。11月2日(木)
に改めて当該番号に電話したところ、留守番電話に切り替わったため、間違って何度も電話をしたこ
とのお詫び、残した用件の削除依頼、学校の連絡先電話番号をメッセージとして登録しました。
(2)原因
担当者が、当該保護者の電話番号が記載されている資料から、電話番号を誤って書き写したことが原因
と考えています。
2 今後の対応
今回の個人情報の漏洩を重く受け止め、学校から外部へ電話をする際には、電話番号が書かれている資
料を直接確認してから電話します。また、用件を伝える際には留守番電話に個人情報を残さず直接用件を
話すことを徹底します。
※学校諸費
県立学校において、入学時誓約に基づく個人負担経費(実習材料費、修学旅行積立金等)や、学校関係
団体経費など、生徒・保護者が負担する費用で、私費に該当します。