教員を志望する大学生が、授業づくりの現場を体験できる「授業実践研修」に参加します。
この取組は今年度から新たに行うもので、令和4年11月1日(火)から令和5年2月10日(金)まで実施し、参加を希望する三重大学及び皇學館大学の3・4年生を対象とします。
1 実施の経緯
三重県教育委員会は、教育に関して相互に連携協力を行う協定を結んでいる三重大学、皇學館大学と連
絡推進会議を実施しています。
令和3年度に両大学と実施したそれぞれの連絡推進会議で、「教員志望者不足の改善」について協議
し、研修の視点から学校現場の体験や授業改善過程を体感できるよう、大学生が教員研修の「授業実践研
修」に参加できることになりました。
2 研修内容
(1)授業実践研修について
教職経験年数が異なる初任者研修、6年次研修、中堅教諭等資質向上研修(11年次)受講者が、合
同で校種や担当教科に応じて10人程度の班を形成し、授業改善を目的に実施するグループ研修で、授
業公開や研究協議を行います。
(2)大学生の研修内容
授業公開の日程に合わせて、半日または1日参加し、授業公開、研究協議の参観を行います。
3 目的
授業公開や各教科等の授業づくりの研究協議に参加することで、教員を志望する大学生に教員の仕事の
具体的な進め方を学び、希望や熱意を持たせるとともに、教職着任時の具体的な授業づくりについての理
解を深めることを図ります。
学校現場の体験や授業改善過程を体感してもらい、教職の魅力ややりがいを感じることで、教員を志望
する大学生が増えることを期待しています。
4 実施期間
令和4年11月1日(火)から令和5年2月10日(金)
5 研修場所
授業実践研修で授業公開を行う県立学校及び県内公立小中学校、計72校
(小学校41校、中学校18校、県立高等学校12校、特別支援学校1校)