令和4年にユネスコ無形文化遺産「風流踊」として登録されてからはじめての「勝手神社の神事踊」(伊賀市)が、令和5年10月8日(日)に開催されます。開催に先立ち、「勝手神社の神事踊」や「風流踊」について解説するパネル展を開催します。ぜひお立ち寄りご覧ください。
1 展示タイトル
ユネスコ無形文化遺産「風流踊」の1つである「勝手神社の神事踊」のパネル展示
2 開催期間
令和5年8月28日(月)から9月1日(金)まで
各日、8時30分から17時15分まで
3 開催場所
三重県庁1階県民ホール(津市広明町13番地)
4 主催
三重県教育委員会
5 内容
「風流踊」とは、「華やか」「人目を惹く」という「風流」の精神を体現し、衣装や持ちものに趣向
を凝らして、歌や笛・太鼓・鉦などの囃子に合わせて踊る民俗芸能のことです。除災や死者供養、豊作
祈願、雨乞いなど、安寧な暮らしを願う人々の祈りが込められています。
三重県内には、胸に「かんこ」「かっこ」と呼ばれる太鼓を付けて踊る「かんこ踊り」が多く存在し
ており、「かんこ踊り」は「風流踊」の1つです。
「勝手神社の神事踊」は伊賀市山畑の勝手神社の秋祭りの日に行われるもので、その背景には、干ば
つや疫病に対する恐れや切実な願いがありました。甲賀や南山城など周辺地域との関連も色濃く、伊賀
地域の芸能文化の豊かさを表す芸能として重要なものです。
今回のパネル展示では、「勝手神社の神事踊」や「風流踊」がどんなものかをパネルで解説します。
また、県内の類似する行事等についても紹介します。
6 その他
令和5年10月8日(日)実施の「勝手神社の神事踊」は、当日の天候によっては中止となる
場合もございますので、行事を見学される際は、事前に伊賀市教育委員会文化財課(0595-
22-9678)に開催の可否をお問い合わせください。